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【エッセイ】心がどん底の時に浮上する曲

 私は心が溢れそうな程ストレスが溜まったり落ち込んだりすると、仕事で失敗したり、普段だったら言われても平気なのに泣くことが止められなくなります。(いい大人なのに……)
 それが続くと過敏性腸症候群が再発しそうにもなります。

 水分を一口飲んだだけで腸がグルグル鳴って、お手洗いに行きたくなるあれは本当に辛い。

 本当は私は自分で納得するまで落ち込んでいたいタイプなのですが、これ以上落ち込んでいると仕事で失敗する。絶対する。
 そんな事態は回避しないといけないので、そんな時は無理やり自分を浮上させます。

その1 薬を飲む

 食事をしてて、胃に食べ物が入った時に重く感じたら要注意。
 そんな時は胃腸の調子を正常にするための薬を飲みます。

 自己治癒力で寝れば治る、という年齢でもないので(笑)、薬は必要。
 体の調子を良くするのは、心が浮上するための必須条件です。

その2 とっておきの曲を聴く

 この曲を聴くと元気が出る! とか この曲に励まされる! という曲というのは皆さんはお持ちでしょうか。

 私は、ちょっぴり落ち込んでいる時や癒されたいなーって時に聴く曲は、結構多くあります。
 でも、どん底まで落ち込んでどうしようもない時に絶対聴くのは、この曲です。

 サン=サーンスの『オルガン付き』。
 むしろこの曲じゃないと駄目。

 逆にこの曲を聴かないと駄目な時は、自分がどん底なんだなって分かるバロメーターにもなっています。

 時間があれば全曲聴きたいところですが、割と切羽詰まった時に頼ることが多いので、第2楽章の後半を大音量でヘビロテすることが多いです。
(5~6回聴けばなんとか……)

 私はどうしてこの曲がいいんでしょうね?

 オルガンの音が体を貫いて心のもやもやを霧散させてくれるような。
 光の粒のようなピアノの音が心を洗ってくれるような。

 この曲を聴くと、ぐしゃぐしゃになった心の調子を調律してくれるような気がします。

 とにかく、落ち込んでどん底の私が浮上するのはこの曲一択なのです!

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