東京にあるどこか不思議な場所を旅してきた話。
こんにちは。
しふぉん(@shiifoncake)です。
前回に引き続き、今回もLUMIX S5を持って東京で旅をしてきました!
旅といってもほんの数時間、家から1時間程の場所に出かけたというだけのただの外出。
でも、このような世の中になって殆ど都内から出られない中、ほんの数時間でもワクワクできたので旅といっていいと思う。
今回行ったのは八潮。
八潮といえば、私は嵐が出演していた『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』を思い浮かべる。
この映画はこの八潮にある団地を舞台にしたものだった。
笑える映画なので興味ある方はぜひ!
まず降り立ったのは、りんかい線品川シーサイド駅。
ここから今回最大の目的であった、大汐線の見える北部陸橋に向かった。駅周辺は人通りも多く、マンションやビルが立ち並んだ普通の街であった。
どこか淡い色のかわいい、私好みの壁のマンションが多かったように感じた。
特にこの壁はお気に入り。
この正方形の出窓の規則性と淡いブルーの色味が最高である。
目的地に向かうには京浜運河を渡らなければならないのだが、大井北埠頭橋を進むにつれて人が殆どいなくなり、不思議な雰囲気が漂い始めた。
右奥に見えるのが八潮団地。
というのもここから先が目的地の八潮になるのだが、この人工島はどうやら八潮団地以外は殆ど埠頭となっており、大井北埠頭橋は埠頭方面へと繋がっているため歩行者は殆どおらず、歩行者の多くは団地へとつながるかもめ橋や勝島橋を通るようだ。
さらに進んでいくと歩道橋が現れた。
見渡す限り歩行者がおらず、交通量もあまり多くない、通ってもトラックやタクシーで現実から乖離された世界のように感じた。
ミニマル好きとしては、ここがこの日一のテンション爆上がりポイントであった。
雲ひとつない青空の中、淡いブルーの街灯が規則正しく並んでいる様子が、ミニマル好きとしてはたまらなく絶景だったのだ。
クレーンがアクセントとなっていておもしろい。
歩道橋を渡り切ると目的地まではあと少し。
しかし、ここでもまだ自分好みの風景が広がっておりなかなか前に進むことができない。
スナップあるあるだと思う。
これから渡っていく目的地でもある北部陸橋。
このカーブ具合が絶妙だし、先に見える倉庫の色が好みドンピシャだった。
ここまでは写真から特に不思議さを感じることはないかもしれない。
なんとか撮り終えやっとこさ目的地である、大汐線が見えるスポットへ。
そうそうこれが見たくてここまでやってきたんだ。
左手に見えるのが目的の大汐線。
大汐線は20年ほど前から休止中で、このように緑が生い茂ったままになっている。
その右側に見えるのが火力発電所。火力発電所の敷地まで緑が続いている様がよりこの雰囲気を助長しているように感じた。
しかし、奥に見えるのは天王洲アイルや品川駅周辺の高層ビル群であり、下に見えるのは首都高である。
この対比が都会から取り残されて時が止まったような、ノスタルジックな世界観を作り出していた。
この近辺を少しだけ探検してみた。
もう少し右の方を見てみるとスカイツリーとレインボーブリッジも。ここでもこの対比がいい味を出している。
この橋を少し進み脇から下ってみると、ここもまた草木が生い茂っており、いつのものかわからない落ち葉が溜まっていた。
地上まで降りてみると、ここも草だらけ。
ここから先は立ち入り禁止だったので、反対側まで周って逆サイドから北部陸橋を通って駅まで戻ることに。
丁度通った高架下に猫がいた。
多くの人は可愛いと癒やされるであろう猫である。
私には105mm+トリミングを駆使してこの距離が限界であった。
動物は基本的に最高でも1m位までしか近づくことができないし、触ることもできない。
アレルギーかと聞かれることがあるが、違う。
ただ単に人間以外の生き物殆どが怖いのだ。動画や写真、動物園など間に何かを介してみる分には可愛い。
触れる限界は昔飼ってたハムスターだと思う。
人間(無差別殺人鬼などの例外を除く)であればある程度行動の予測がつくものの、犬や猫といった動物は大抵予測が付かず急に走ってきたり吠えてきたりするので怖くて苦手なのだ。
でもいつかは触ってみたいな。気持ちよさそうだから笑
再び北部陸橋へ。
何か良いなと感じたものを撮影しながら撮り進んだ。
再び最初の歩道橋に戻ってきたところで、左手に不思議な空間が広がっているのに気づいた。
ここもまた草木が生い茂っていた。
そんな中に佇む復路と書かれた建物。
1人だけ人が歩いていたが、どことなく不思議な雰囲気が漂っていた。
少し進むと、最初も通った大井北埠頭橋に戻ってきた。
丁度通り掛かった海上保安庁の船を見て久しぶりに人を見た気がした。
通り過ぎた後の波の色で東京湾の水質問題を思い出した。
原因は生活排水らしく、まだ都民となって5ヶ月程度だが、他人事じゃないと思う。
橋を渡り切ると首都高が見えてくる。
ここまできてようやく普段の現実世界に戻ってきた気がした。たった一つの橋を渡っただけでこんなに雰囲気が違うのかと身をもって体験することができた。
今回訪れた八潮。
ミニマルが好きな人やどこかノスタルジックな雰囲気が好きな人には、是非お勧めしたい。
いかがでしたでしょうか?
今回もLUMIX S5と24-105のレンズを使用しました!
24-105が使い勝手が良すぎてこのレンズばかり使用しています。
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