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佐賀のバルーンフェスタへ行ってきた話。

こんにちは。しふぉん(@shiifoncake)です。

今回は昨年11月に行われた佐賀インターナショナルバルーンフェスタをLUMIX S5Ⅱで撮影してきたので、写真と共に振り返って行きたいと思います。


佐賀出身である私にとって小さい頃から当たり前のように毎年見ていたバルーン。大学で上京して写真を初めるまで、佐賀のバルーンフェスタが日本の中で行われる気球大会で最大であり凄いことだという自覚はなかった。

自覚してからというものの毎年11月に帰省を試みたが大学の授業であったり、新型コロナによる大会の中止で断念していた。

それが今年3年振りにバルーンフェスタが開催されるということで行くか迷っていたところ、たまたまバルーンフェスタ開催の週末島根でお仕事が入り、それならと佐賀に一旦帰省しバルーンフェスタを楽しんだ後島根へ移動することに。

昨年の佐賀インターナショナルバルーンフェスタの開催日は11月2日からの5日間。開催前日には例年サガ・ライトファンタジーのオープニングパレードが開催されている。佐賀市の中央大通りで行われる栄の国祭りとライトファンタジーは、子供の頃から必ず参加していた思い出のイベントだ。

このサガ・ライトファンタジーとは、毎年11月頃〜から年明けまで中央大通りで行われるイルミネーションだ。その点灯式であるオープニングパレードではバルーンフェスタに参加するパイロットやクルーなどの選手団がバルーンのバーナーの炎を上げながら登場する。
今回はこのオープニングパレードも久しぶりに鑑賞するべく、11月1日の夕方に着くように帰省。

実はLUMIX S5Ⅱ初陣だったこの日。東京の天気は優れず飛行機では写真を撮らなかったため、初シャッターを切ったのは実家であった。

というのも実家についてすぐ空が燃えるように焼けていたのだ。

撮って出しでこの色だ。子供の時はここまで空が赤く染まっていると何となく地球の終わりのような気がして綺麗と感じながらも少し怖かったのを覚えている。

オレンジが家の中まで染み込んでいた。

実家で夕焼けを見届けてライトファンタジーへ。

昔と変わらずバーナーの炎で少し寒くなってきたこの季節には丁度良い熱気を感じつつ、地元の吹奏楽部の演奏などを楽しみ、1時間ほどで明日からのバルーンに向けて帰宅。
というのもバルーンを見るためには早起き必須であるからだ。大会期間中フライトは7:00と15:00の2回行われるのだが、2008-2018年の記録だと午前の実施率が82%と高いのに対し午後は45%とかなり低くフライトを見るなら7:00の競技を狙わなければ厳しい。

そしてフライトの有無は当日競技前に行われるブリーフィング(協議)で決定されるので、待機中に中止を知るということも。

今回私が撮影チャレンジできるタイミングは、4日午後には島根に向かわなければいけない関係で、2日午前午後、3日午前午後、4日午前であった。

2日目午前は王道だが嘉瀬川対岸からリフレクションを狙うことに。

6時に起き一瞬で準備を終え嘉瀬川へ。7時直前に会場周辺につき河川敷をダッシュすると未だかつて一度に見たことないほどのカメラマンが密集していた。
既に飛び立ち始めたバルーンもいたので、正面までは行かず隙間から撮影することに。

到着こそ遅くて撮影できる場所は限られていたものの、いろいろな角度から撮影できたので良かった。
ただ帰宅して気づいたのだが設定ミスで、ここまでjpegでしか撮影できていなかった...
LUMIX S5Ⅱのjpegが優秀だったのでとても助かった。

次のフライト15:00までは時間があるので、お隣福岡県のキリンビール福岡工場にあるコスモス畑へ。

少し枯れていたものの一面に広がるコスモスを堪能。
近くのカフェでランチをして一旦家へ帰り、次は佐賀駅から臨時駅であるバルーンさが駅までJRで向かう。
しかし着いて少しした頃競技のキャンセルがアナウンスされ午後のチャレンジは失敗。

残るチャレンジは3回。
結果から言うと3日の午前しか飛ばなかった。
しかしこの3日の午前がとにかく凄かった。

佐賀市中心部より西に位置する会場から一斉離陸する場合市内の方面へ飛んでくることはほぼないのだが、この回は佐賀市の方へ、しかもかなり長時間のフライトで2時間ほど佐賀上空をバルーンが飛んでいた。

この日は以前見たことあった工場とバルーンの写った写真を撮るべく、会場からさらに西に向かった場所でスタンバイしていた。

しかし普段と違う方角へバルーンが飛んでいき、予想よりバルーンが離れてしまい狙っていたカットを撮ることができず、バルーンの飛んでいった東の方へ車で追っかけて行くことに。

佐賀平野に無数のバルーンが浮かんでいる景色がとても綺麗だった。
普段中々バルーンが来ることがないからかこの日は祝日だからか地元の人も車で追いかけていて、いつも絶対に渋滞しないような田んぼ道が渋滞していたり。

稲刈りを終えた田んぼにバルーンが着陸しているところを間近で見ることもできた。

この日はこの後地上でも少し風が吹いていたのでキャンセルになるだろうと予想し、バルーンの撮影は断念。予想通りキャンセルであった。

そして3日目の朝。この日は自分でJRで会場に向かい再び対岸から狙うことに。
しかし、直前にキャンセルとなり今年の私のバルーンフェスタは終了した。

最終的に今年の競技フライトは12回中5回実施という形で終わったようだ。そして午後のフライトは最終日のキー・グラブ・レースのみだった。今年は午後は11月にもかかわらず気温が高く、上昇気流が生まれる現象"サーマル"が原因とされる中止が目立った。

飛ぶかわからないからこそ飛んだ時その絶景を楽しめるのだろう。そしてまた見に来るきっかけになるのだと思う。

いつかはトルコに行きカッパドキアで気球を見てみたい。佐賀で気球を見て育ったものとして次はカッパドキアでと、ここ数年ずっと願っている夢である。



いかがでしたでしょうか?

今回載せた写真は全て2023年2月16日に発売されたLUMIX S5Ⅱで撮影しました。レンズはS 24-105mm F4 MACRO O.I.S.とS 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.の2本を使用しました。

とうとう魅力度ランキング最下位となった佐賀県。このnoteがバルーンフェスタを知るきっかけ、そして佐賀の魅力を知るきっかけとなると嬉しいです。

そして、佐賀に来た時には日本一の海苔、私が勝手に日本一と布教しているお米"さがびより"、そして佐賀牛も堪能していただければと思います。


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