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森の中に佇む美術館に行ってきた話。

こんにちは。
しふぉん(@shiifoncake)です。

秋に訪れた美術館を写真と共に振り返っていこうと思います。

今回振り返るのは、滋賀県甲賀市にあるMIHO MUSEUM。
(現在は冬季休館中で、次回開館は2022年3月19日(土)〜)

MIHO MUSEUMまでは通常最寄駅からバスが出ているものの、訪れた11月末は土砂崩れ?の影響で運休中のため、アクセスが困難な状況であった。

現在はバスも再開しているようなので、比較的アクセスがしやすくなっているようだ。とはいえ、山の中にあるため最寄駅石山駅から50分かかり、運賃も840円と少しお高めである。
基本1時間一本しかないので注意が必要だ。

美術館へと向かう道中は本当にこんな所に美術館があるのだろうかと思うほど、山道であった。

到着すると正面の建物でチケットを購入。

屋根の形が特殊な建物だ。

この建物はレセプション棟で、チケットの購入やレストランが設備として配置されている。美術館棟まではここから500m程歩いていく必要がある。
一応電気自動車が運行しているが、途中のトンネルはこの美術館の見どころの一つなので、ぜひ徒歩で移動してほしい所だ。

チケットを購入したら、レセプション棟左手に見える坂道を登っていく。

両脇の木は桜で、春にはこの桜を見に訪れる人も多いとのこと。

迫力あるトンネル。

道を進んでいくとトンネルが現れる。
このトンネルが入ると楽しすぎて全然前に進めない、"魔のトンネル"であった。

カーブが美しい。
春であればこの先には桜が見えて、ピンクがトンネルに反射するらしい。

入口側が見えにくくなってきた頃、出口が見えてきた。

美術館棟だ。
出口から美術館棟が綺麗に見えるよう設計された、このカーブが美しかった。

正面から

正面からみると迫力があっていい。

反対側から
ミニマルに切り取ってみても面白い。

トンネルは216m、そして吊り橋は120mと決して長くはないがとにかくどこを切り取っても面白く全然前に進めなかった。結局レセプション棟から美術館棟まで30分弱かかった。

ようやく辿り着いた美術館棟。

丸い窓

屋根と丸い窓の扉が特徴的であった。
入口でチケットを提示し進んでみる。

入口側
突き当たりの立派な松の木。
磨かれた床の反射が美しい。
屋根部分も特徴的。

平日ということもありあまり人はおらず、ガラス張りの天井、柱のない広々としたスペース、開放感を感じることのできる空間であった。

床と壁は大理石だろうか、とても高級感を感じた。
気になって調べてみるとライムストーンという石で、かの有名なルーブル美術館のレセプションルームにも同じ石が使われているとのこと。

ちなみにMIHO MUSEUMの設計はイオ・ミン・ペイで、ルーブル美術館のガラスピラミッドを設計した建築家である。

特に建築について知識はないが、言われてみればMIHO MUSEUMにも節々に三角形を配置している点など共通点を感じられたように思う。

入り口入って右手方面に進むと展示室。

展示室までの階段の影
ここの影もいい感じ。

展示室を一周して1階から地下に移動しながらスナップ。

手すりのカーブが美しい。
反射も

階段の手すりすら魅力的であった。
反射込みで撮ると面白い。

窓の影

この階段上の窓がこの日1番の興奮ポイントだった。

休憩スペース

この木が遠めに見たらブロッコリーにしか見えなかった...
多分垂直に圧縮かけたらもうブロッコリーでしかない。

一通り見終わったので地下一階にある出口から電気自動車の送迎を利用して帰ることに。

電気自動車乗り場の天井。

いかがでしたでしょうか?

MIHO MUSEUMの美しさを引き出せていたら嬉しいです。
今回のフォトセットもLUMIX S5と24-105のレンズで撮影しました。建物や木々の質感がよく写っているように感じます。

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こちらではLUMIXで撮影した他の作品も掲載しているので、ぜひご覧下さい。


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