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KOMOREBI

GW7日目。
日差しが強いので鴨川沿いではなく、もっと山っぽい所を歩きたくて宝ヶ池まで散歩に行きました。

新緑でモコモコと盛り上がって見える山を見ると毎年、緑にもいろんな色があるんだなと気付かされます。日差しは強いですが木陰は涼しく、木漏れ日が揺れて、光と影の濃淡がキレイでした。

“木漏れ日”は他の言語には翻訳できない日本語らしいです。
エラ・フランシスの「翻訳できない世界のことば」という絵本には、「木漏れ日」の説明として“Sunlight that filters through the leaves of trees”とあります。8ワードも使わないと木漏れ日を説明できないなんて。

この本には、翻訳できない日本語として「ボケっと」も載っています。説明は“Gazing vacantly into the distance without really thinking about anything specific”とあります。
まあ、そうなんやけどさ…。こんなふうに丁寧に説明されると「ボケっと」の持つ、呑気さとか空っぽ感が全然伝わりません。

日本語のKomorebiとBokettoをそのまま使ってくれてもいいのに。TeriyakiとかTsunamiみたいに。逆に、他の国の言葉で日本語に翻訳できないものも、そのまま日本語に輸入しちゃったら楽しいと思います。

今日から家のお茶を番茶から麦茶へ変えました。
ちょっと暑くなるとすぐ、冷えた麦茶をゴクゴク飲みたくなる。

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