倉持めるとは最高に素敵なライバー、人間、アーティストである

2024年10月2日 22:04

倉持めると、好きすぎるぞ！という文です。
お披露目を見て書かずにはいられなかった。

こんにちは、リョと申します。

皆様は9月27日に行われた倉持めるとさんの3Dお披露目配信はご覧になりましたか。

とても、とても素敵な配信でした。
良いとか最高とかの感性以上に素敵という言葉が良く似合う、彼女の魅力とあたたかさに笑みのこぼれるようなお披露目でした。
見てない人は見てくれ。

少しだけ、この配信を話の軸にして倉持めるとはやはり凄いのだ、正直今回のお披露目で一層大好きになってしまったのだという話を書きます。

好きなポイントというよりは”こういう魅力が出ていたのがこの場面だ”という書き口になるため、お披露目配信の進行内容とは少し前後しますがご容赦ください。

〇巧劣ではない、心を掴むような歌声

個人的に倉持めるとというライバーの一番の武器、もっとたくさんの人が食らうべき衝撃だと思っています。

さもファンのように書いていますが私も彼女を追い始めて日の浅い身です。
追っているのも歌みたや切り抜きを中心で、多忙や手広く推し活をしている弊害からちゃんと応援してきたかと言われるとかなり怪しい。

そんな私でもふと彼女を見るようになったくらいには、その歌声は圧倒的だと思っています。

私は幽霊東京で打ん殴られました

まずめちゃくちゃに上手いんですよ。
心地よい揺らぎに深くまで潜るような芯と熱が覗く歌声も、それが最大限生かされた巧みな歌い方、曲に合わせて表情を変える様も、もう全部が凄いんですよ。
加えて普段のカラカラとした笑い声や可愛らしい姿とのギャップも全開で、本当に大好き。

数字のことを言うのは性分ではないですが、絶対もっとたくさんの人に見出されて愛されるべき歌姫・ライバー・人間だとも思っています。（にじさんじには多分にしてこういう人が多い。世界は何をしている。)
個人的に感じる上手さ以上の魅力の源泉である”聴いた時に上手い以外の感動や心の動きをもたらすパワー”が凄まじいんですよ。

書いてる間にお披露目配信の話がどっか行ってしまった。
それくらい素晴らしいシンガーなんですよ。

今回のお披露目配信もその爆歌唱力を惜しみなく発揮していました。
後述のダンスも併せての衝撃でしたが歌だけ見ても本当に良い。きっと緊張するであろうあの舞台で堂々とした歌唱・ふと心を深く預けて聴き入りたくなる素晴らしい歌声を響かせていました。

力強く突き抜けながらも凛と澄んだ劣等上等、地の甘さと可愛さを巧みに織り交ぜるフラグライフ、心溢れるような熱量と優しさで美しく歌い上げる永遠のあくる日、鳳えむの面影も感じる朗らかさと愛らしさが弾けるにっこり調査隊、曲を着こなすかのような色気と研ぎ澄まされた強さの[A]ddicition、歌詞に合わせて歌い口を細かくチューニングして魅せたアイドル、そしてその優しい心とあたたかな歩みがそのまま託されたような笑顔。
どれも本当にうまくて、かっこよくて、可愛くて、魅力的で本当に一時間があっという間でした。

第二の試練で歌に自信ないみたいなこと言ってましたが冗談じゃない。
もっと自信を持ち散らかしてほしい。貴女最強やで。

ゲストとの歌唱というお題にも最高のアンサーを出していました。
単に一緒に歌うや相性がいいに留まらず、歌詞割りの妙を活かしきる、相手を引き立てる、相手の歌声と溶け合う等の技術も見せつけていたように感じるんですよ。

そして何より特筆したいのが最後に歌った「笑顔」。
ライブの生感の証左と言ってしまえばそれまでな”曲間で感極まって泣いてしまう演者”という光景ですが、今まで私は良く知らないひとのそれは見ても特に心動くものではないと思っていました。
もっと言えばファンや当事者からするとかけがえのない涙でもそれを知らなければなんか居心地が悪いというか、「ああ…そういう時間ね」みたいなひねて乾いた心が顔を出してしまう節がありました。

でもここでの倉持めるとの涙はなんだか違いました。
そこまで全開だった歌唱力そのままに歌い出した1番までにあふれていた優しい空気。それが2番でこらえきれず泣く彼女の声の温度、姿、何度声が詰まってもしっかり歌い切ろうという決意が伝わってくる歌い方ですごくキラキラした美しさと共にこちらまで押し寄せてくるようで、無性に心が掴まれました。

ラスサビの「いつかちょっと悲しいこともある　いつかちょっと嬉しいこともある」の歌詞に引き寄せられたかのように声を震わせたところなんて、誰に届くでもなく「がんばれ」と思わず口をついて出てしまいました。

何がそうさせたかは分かりません。誰がやっていてもそれが全力で真摯ならこういう感想になるはずで、ただ贔屓のライバーにその姿を見出しただけじゃないかと言われればそれもまた正しいです。

でも最高のパフォーマンスも明るくて優しい人柄とそれがにじむような数々の場面と、何よりそれを美しく映し出す歌声や姿勢がそこにあって、それこそが倉持めるとという人間の最強の魅力だからこそここまで感じるものがあったのだと、私はそう思いたいです。

〇ダンスが上手すぎるとは思わないか

こんなにも才と華のあるひとが2次元の壁に押し込められていたんですよ。
恐ろしい世界だなと改めて思います。

各所で明かされていましたが振り付けまで作れて即興もできる、何より地のダンス力の高さがうかがえるキレとしなやかさのあるダンスをあれほどの歌唱をしながらできる。
本当に驚かされっぱなしでした。

[A]ddiictionなんて圧巻もいい所ですよ。
ゲストの3人もダンスが上手いのは知っていましたが組むとまたとんでもないですね。キレやフォーメーションに加えて各々の力感の違いや体の動かし方の個性が綺麗に噛み合ってとてもいい。
倉持は静動の切り替えが滑らか、加えて下半身バネを活かした動きの大きさと手先までの細やかさがあって本当に見栄えの強さのあるパフォーマンスをするもんで、一人PCの前でずっと大はしゃぎしてました。

一番すごいと思ったのは来歴は知りませんが彼女らはダンスや舞台で飯を食う人ではなく、あくまでライバーであるということです。
Vの世界、最近では大手の事務所でも各方面でダンスの上手い人は居ます。個人的に思いつくならホロの数名にヒメヒナ、パレプロ、奏みみ…挙げればそこそこにキリのない話です。

ですがアイドルやら歌やステージでの活動を基本命題にしている、そのために日々レッスンやライブ出演で経験値を積み散らかしている人とは異なり、倉持を筆頭とした彼女らはそれをやりたいこととは定めていてもそれで食っているわけではありません。

それなのに、なんなら倉持は初の舞台でこれだけのものを叩きつけてくるのは本当に凄いなと思いました。
人を惹きつける何かを披露することは能力の有無や練習量だけでは測り知れない難易度があるであろうに、これを成して見せた彼女はきっと今後も舞台の人としても成長を続けていくすさまじい原石だと思います。

一曲目の劣等上等があれだけ見ている側に衝撃的に映ったのも歌が上手い、同時にダンスもめちゃくちゃにキレキレで腰や下半身の使い方がダンスつよの民のそれで、全部凄くてよくわからんけどとにかく興奮するパフォーマンスがあったからだと思います。熱量と称するべきか。
ソロパートでも単調さや綻びが出ることなく、終始目を離せないダンスを組み込んでくるのは本当に恐ろしい。

エンコード関係でスクショの難しい間奏部分のダンス
ここが表情もカメラワークも完璧過ぎました

振り返り配信では自分よりも先にゲストを称え、現地ライブへの意欲も見せた人格もハングリー精神もGODなところも大好きになりました…

〇配信全体にあったえもいわれぬ空気の良さ

まずは構成の話から。

急に話が飛びますが私がバーチャルの世界に強く魅入られる一番のきっかけになったのは星街すいせいとその3Dお披露目です。そしてハマりだしてからの1年ちょっと、今思い返しても一番バーチャルに熱狂していたのが2020年から21年にかけての期間になります。
その頃に思い出すこと、なぜその時期が一番楽しかったのか、この世界に興奮していたのかという理由を挙げると「めっちゃいい３Dのお披露目やライブ・イベントが沢山あったから」というものが1つ挙がります。

あの頃は本当にバグってました。
すいちゃんはほぼ業界初の全編ライブ＆圧倒的な舞台演出技術を叩きつけ、以降のライブでも新技術をどんどん投入し続けていました。

そしてにじさんじでは社築が音ゲー配信という自分の好きで埋め尽くした配信で「スクショタイムや歌以外の、その人の最強を詰め込んだ配信」というその後のにじ3Dお披露目の新たな型を創り、極めつけには語るまでもない激震を起こした加賀美ハヤト3Dお披露目ライブまでありました。このふたつは今でも時折見返したくなる。
それ以降特ににじさんじではブッ飛んだお披露目や配信がいっぱい生まれていて、すごく楽しかったんですよね。
（こういう個人的な価値観に照らすとおじさんじの面々、いぬい、飯屋、ういはろ、ちまちゃんのお披露目が好きでした）

めるちのお披露目にはあの頃に感じていた興奮やワクワクに限りなく近いものがあったように思います。
上手く言えませんがパワーとか驚きとか、あったけえ感じが凄かったんですよ。

終始歌唱力とダンス力で圧倒される感じも、ゲストが出てきていちいちそれは反則だろうとのけぞっちゃう感じも、バラエティパートがきっちり濃ゆいところも、ラストのおもしれえ癖にめちゃくちゃにいいのぞめるパートも。最後まで倉持めるとの武器と魅力と歩みの輝きが全開で、ここしばらくの間のお披露目の中では抜きんでて私に刺さってきました。

ああいう純粋な凄さとこの人を見ていてよかった、応援していきたいを思える感情でいっぱいになる配信にはやはり代えがたい魅力があります。

後は本当に、この人は優しくて気配りのできる人なんだなということを感じるところが沢山ありました。人間の部分が美しいし眩しい。愛。
どこがというとなかなか言葉にし難い部分が多いですが、感想配信を見ていると共演者や裏方への感謝と称賛の言葉を丁寧に口にしていたんですよね。

ゲストへの敬意や好きなところを語ったり、クレジットの誤表記に触れるのに合わせて連名されていたダンサーさんへの配慮も含む丁寧なフォローを入れたり、クリエイターさんそれぞれのお仕事に対してひとつづつコメントしたり、何よりファンに対して何度も感謝やまっすぐな言葉を述べていたり。
本当に丁寧に感謝と好きを述べていて、これは応援したくなるな・愛されている理由が分かるなと思わずにはいられませんでした。

細かいことなんですよ。でもそういう細かいこともちゃんとしているんだなと分かることは凄いことだと思います。

これは彼女の配信をあまり追えていない身の感覚かもしれませんが、冒頭の映像のように自身の暗いルーツや過去とそれを経て今この道で沢山の人の心を動かしていること、その根底には愛されて然るべき人柄があることなんかも嬉しいところなのではないかとも感じます。

とかく、人を笑顔にできる人には幸せであって欲しい。

ようわからんくなってきました。
色々書きましたが平たく言えば
・本当にいいお披露目だった
・倉持めると！歌とダンスが上手すぎる!可愛すぎるぞ！
・倉持めると！その人間性愛おしすぎるぞ！

という感想に尽きます。
いつもみたいに小難しい書き方をするのが失礼なほどに曇りのない女の子ですよ。

本当にいい配信でした。
倉持めるとがより好きになった。大好き。

どうしても推しを手広くできない時間の使い方をしているのもあり今まで細々と気が向けば見る程度の観測しかできませんでしたが、この３Dで明確に推しが増えた感触を得ています。いつも屈託のない笑顔と人柄に「好きかも…」となっていたのでこの追い打ちは決定的でした。

時間が合えば配信とかもゆっくり見ていきたいですし、いつかその時が来て叶うのであればライブで輝く彼女の姿を拝めたら嬉しいななどと思わずにはいられませんでした。

あとは締めに繋ぐいい書き口も思いつかないので可愛い画でも貼っときます。