#05 コーチングの時間は毎回泣いていた

こちらの記事は、コーチングのクライアント経験を元にクライアントの許可を得た上でインタビューをさせて頂き、そのプロセスについて公開しているものです。コーチングの成果については個別性が高く、一つの例としてご覧頂けましたら幸いです。

自己紹介

新潟県在住
非常勤公務員（32）女性・独身
仕事もプライベートも思うようにいかなった毎日。周りは結婚や転職をしている友人も増えてきたのに、自分は何に興味があって、どんな人がタイプなのか？聞かれても答えられなかったんです。なんで自分のことがこんなに分からないんだろう？と思っていました。

コーチングに出会ったきっかけは？

ある時テレビをつけていたら、「目覚ましテレビ」で「仕事旅行」の紹介をしていたんです。転職を考えていたので、面白そう！と思いすぐに登録をしました。その旅先の中に志帆さんのワークショップがあったんです。
自分と向き合う必要性も感じていたし、コレやってみたら何か変わるかも！という直感、そしてオンラインだからスマホ1台あればできる！と興味がわきました。

でも実際は。。。

この旅に申し込むまでに随分と時間がかかりました。
何か変わるかな？でも意味ないかもしれない。。。そんな自分の中の戦いの連続でした。最終的にポチッと押した理由は、今まで通りだと何も変わらないから、何か行動を起こさなきゃ。やらないよりは、やる方を選択しよう！という思いで、やっと自分を前に一歩進めました。

体験セッションを受けてみた印象は？

コーチングなんて受けたことある人が周りにいなかったので、どんなものか全く分かっていませんでした。WEBで調べても、コーチとの対話でうんちゃらかんちゃら、とよくわからない。
でも実際に体験させて頂いた時に、もう何故か泣きそうになる瞬間がいくつもあって。自分とちゃんと向き合う時間って今までなかったな、コロナ禍で外出もできなし良い機会かもしれないかもしれない、今の私にはこれが必要なんだと思ったんです。
（でも実際には、体験を受けてから正式に契約するまでも、迷いに迷って志帆さんにどう思われるかな？迷惑かな？と思いながら問い合わせのメールしたり、ぐるぐるしまくっていました）

実際に一定期間コーチングを受けてみてどうでしたか？

もう、毎回泣いている記憶しかないです。笑
前半は、過去こういう風にしたかったのに叶わなかった事や、周囲のことを意識し過ぎて行動できなかったこと、本当はこういうことを言ってもらいたかったこと、我慢していたことを全部吐き出しました。
そして全部出しきった後、後半からは、割と前を向き始めたと思います。仕事とか人との関係性とか、ここからどうする？という話しをはじめました。途中、ずっと泣きながら吐き出している時は、このまま12回終わったらどうしよう？って心配でした。毎回結構重かったと思います。

ただ、志帆さんに言われた言葉で印象的だったのが
「本当はまだ変わらないことを望んでいるのかもしれないね」
と言われたことです。

変わりたい、変わりたいからこそコーチングをしているのに、「本当は変わりたくないと思っているのかもしれない」というのは衝撃でした。
変わるために何かしなきゃ、こういういことができるようにならなきゃ、という焦りみたいなのが強かったのかもしれない。
とにかく変わらなきゃ！では変われないんだ。過去の自分と本当の意味で向き合って、昇華していかないと進めないんだと分かった瞬間でした。

そんなに毎回泣いてて辛くなかったですか？

コーチングって”えげつない”です。笑。
自分の傷をえぐりにいくという感じ。一人きりで考えているだけだったら、辛いからこの辺にしておこう、って深くは触れないでやめてしまうところを、耳を傾けてくれる人がいるから、やろうと思える。だから嫌とかやめたいとかはなかったけど、えげつなかったです。

今日は泣かないだろうって臨んでいたけれど、毎回泣いていました。笑
でも後半はね、同じ涙でも涙の質が変わっていったんです。あぁ、ずっとやりたいと思っていたことをやりたいと言えるようになってる、そんな喜びの涙に。

コーチングのイメージって、ゆるふわな、ちょっと楽しいようなイメージかと思いましたが、やってみると全然違いました！ガチでした。

あなたにとってコーチングとは？

”自分を取り戻すためのもの”です。
それまでの人生は、人から言われてあぁしなきゃ、こうしなきゃ、こういう振る舞いをした方がいいよねという感じだったのですが、そうしていたら、自分が本当はどうしたいかを見失っていました。
あぁ、私は本当はこんなこと思っていたんだ。こんなことに挑戦したいと思っているんだ、という発見が毎回ありました。
人の声に左右されない、本来の自分を取り戻していくものでした。

コーチの志帆の存在はどうでしたか？

元々コーチングのイメージって、効果あるのかな？と半信半疑でした。
へんな宗教？1時間2万*って高くない？コーチとの相性が悪いと成果がでないらしいし、、。
仕事旅行さんの中でも別のコーチの方のも受けてみました。
あなたはこういうタイプの人なんだね、今まで色々辛かったね、とか私の話を聴いて共感する姿勢を見せてくれました。でも「じゃ、どうしたい？次は？さあ頑張っていきましょう！」とぐいぐい進めていく感じで、その時の私には、まだそこまでぐいぐいやりたくないのにな、という心の抵抗が芽生え更にその人と話そうとは思えなかったんです。

志帆さんと話している時は、そういうことがなかったんです。
なんだかんだ、心の準備が整うまで待っていてくれる。そして話もじっくりと勿論聴いてくれるけれど、時にはグサッとくる言葉も言ってくれる。実際私が本当に動いて行動したのは、11回〜12回目のセッションの間。そこで本当に自分が変わったなと思いました。

他にも正直色々調べました。コーチマッチングサイトなども色々あり、1回3000円で相性のいいコーチと出会うまで何回でも紹介します！などの謳い文句もありました。
でも正直コーチングを知らない私には、相性がいいかどうかなんて分からないし、そんなに何度も同じ話しを何人にもするのかと思うと、その方がしんどくて。体験セッションで志帆さんに感じた「この人ともっと話してみたい！」という直感を信じました笑。それに「自分の人生を変えたい」って本気で思っている時に、お金のことを気にしている場合じゃない、安く抑えようとか考えるのは違うなって思ったんですよね。

毎月の給料がいくらで、このセッション月2回を半年でいくら、何度も計算しました。でもそのくらいの覚悟があったんです。
（*現在のセッションフィーは変更になっています）

今どんな気持ちですか？

半年も続けられるかな、、何話すんだろう？って思っていました。
でも、もう折返し！？もう最後なんだ！？って、始めてしまえばあっという間でした。
あぁ、今日で最後だったんだという寂しさもありつつ、今まで歩んだ半年間のコーチングを無駄にしないためにも、土台が整ったからこそ、ここからだ！という前向きな気持ちもあります。
完了した後は、インタビューでまた志帆さんと話せるんだーってちょっと嬉しくなりました笑。

どんな人に志帆のコーチングをオススメしたいですか？

私と同じ様に、
・何か変わりたいけれど、どうしたらいいか分からない人
・なんとなくやりたいことあるけど、行動に移す決心がつかない人
・心の整理をしたい人
とかかなぁ。

今はあの時決断した自分を褒めてあげたいと思います。
ここからの自分が楽しみです。