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システム・インスパイアード・リーダーシップ®︎翻訳出版

皆さん、今年2023年5月に、システムコーチング®を学ぶORSCプログラムを提供するCRR Global Japanにてこちらの本を発売開始いたしました。
ORSC®(Organization Relationship Systems Coaching)について
初めて日本語翻訳された本
になります。

※ORSC®/ システムコーチング®/ システム・インスパイアード・リーダーシップ®︎はCRR Global Japanの商標登録です。

私はCRR Global Japanでシステムコーチを養成するトレーナー(ファカルティ)の役割を担当させていただいており、この本の出版にあたり、翻訳プロジェクトリーダーとして動いていた人間です。

システムコーチングって何?学ぼうかな?と思った方が、最初の入り口としてノックしていただく説明会などを時々担当させていただくのですが、
”「システムコーチング」についての本はないのですか?”
とよく聞かれてきました。

その度に、歯がゆい気持ちと申し訳なさと時代のニーズをここ5年くらいずっと感じてきました。満を持して、私にとっては足掛け3年くらいの夢が叶い、今年2023年5月に電子書籍化が実現しました。
今ではコミュニティでも読書会が自主的に行われたりして広がっています。

ここからは、長文になりますが、
この翻訳本誕生秘話です。ご笑覧ください。

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2020年3月
ORSC 創設者Maritaが初の出版をした
Creating Intelligent teams
ちょっと前に出版されてるみたいだったけど
存在をやっと知り内容を理解したくて英語の本なんてほとんど読んだ事なかったけど購入。読み始める。

この時とある出版社と
この翻訳本の企画が進んでた。
私はプロジェクトに関わっていなかったので外から見守り。
でもなかなか難航してるようだった。

その年の下期に
グローバルのオーディションが始まった。
私の英語力では英語のオーディションに
立てるわけもなくトライを断念。
それは私にとって何気に悔しい経験だった。
英語のビハインド。
私はCreating Intelligent teamsを
1人で自分のために日本語に全部訳し直した。
181ページ。自分を根暗だなぁと思う笑。

改めて内容理解したら、
“これ日本で待ってる人がメチャメチャいるよ”
“諦めちゃだめでしょ”
やらなきゃっ💡て直感だけがあった。

とりあえず、その勢いだけ
CRR Global Japanの皆に共有した。
一度頓挫した出版pjt に再度火を灯した。

まずはゆりさんと握った。
Maritaにとりあえず話そうと場が持たれた。
Maritaとゆりと私の3人。
私が伝えられるのは、パッションがあることだけ。

Maritaはその時の1冊目の南アフリカの出版社との話をシェアしてくれて、改めて翻訳するなら、2021年冬にはもう1冊出版するので、待ってくれといった。

待った。

2冊目はビジネスリーダー向け。
それがSystems Inspired Leadership

速攻で読んだ。
英語の勉強は苦手意識がずっとあったけど、
大好きなシステムコーチングの話なら別。
読める。

そこから、翻訳本を出版した複数の方に
ヒアリングさせていただいた。
出版社か電子書籍か。
どんな道があるか。
やると決めたが
全くもって道なきみちだった。

ゆりさんを世に押し出したいけど、
私1人だとスタックする。
Keikoを呼んだ。
仲間になってくれた。やっぱり相棒。

2022年始まり
けいこ、ゆり、しほのプロジェクトが始動。
まずは下訳をお願いして、
ORSCCのバイリンガル精鋭達に
ゆりさんからHELPの要請をさせていただき
私はプロジェクト旗振り役に。
進め方の相談は常にKeikoがいてくれた。

全員で手分けして、日本語に訳し
最終的にゆりさんがトータルで監訳する。
実際に西海岸のマリタとフェイスにも会いにいってくれて、途方もない手作業。
ゆりさんのお父様もチェックしてくれたという。
愛がつまってる。いや、愛しかない。
そしてCRR Global Japan全員で再読チェック。

その再度修正をかけて、
いよいよ初の電子書籍化に動く。
出版社がいないということは、
校正周りなどがほぼ自分たちでやる事になる。

誤字脱字にレイアウト修正、図の調整。
めっちゃ苦手分野。。。
くりちゃんにも手伝ってもらった。
夫のじゅんちゃんにも手伝ってもらった。

その上でマリタとフランクに
イベント登壇依頼。
コミュニティにもリリースを約束。

もういい加減にリリースしないとって声と
初の出版なんだから急がずによいものをって声との攻防。

最終的には伸びに伸ばして、
最後はなかなかの精神状態でなんとかリリース。


お陰様で
私の3年越しの夢は叶いました。

今では、説明会やコースで
「本読みました」と言ってくださる方々に
よく出会います。感謝感激なわけです。
コミュニティで読書会が開催される。

パーソナルコーチングのクライアントさんは
経営者や組織開発を担うリーダーが多いので
チェックインでいつもぼやいていたら、
みんな購入してくださったりして、、すごいことです。

このスーパーな2人と
CRR Globalのマリタとフランクと
CRR Global Japanのみんなと
その周りのORSCCの皆様がいて
なんとか漕ぎつけたのが2023年5月。

今年は私にとって
歴史的な年になりました。

昨晩そんなスーパーな2人と一緒に
出版プロジェクトのお祝いをしました🥂
システム・インパイアード・リーダーシップを体現するってどんなことなのか、すごい経験をさせて貰いました。この人達と一緒に働けることが、最高の誇りでありご褒美です✨

正直、本当に伝えたいことは
この生身の既存ではないリーダーシップというエッセンスなので本では1/10も伝わらないと思ってもいます。それでも、なんらか形に残す必要がある、それを世の中のシステムの声は待っているように聴こえてていたし、私のお役目を頂いたんだと思います。システムにインスパイアされて、システムをインスパイアする。相互にインスパイアされあってシステムのリーダーシップを育むのがInterdependence(相互依存)。
システムコーチになるってことはそう言うこと!

最後の最後まで、System Inspiredをどう訳すかは難しかったですが、最後選ばなかったけど、日本語の副題は「1人で頑張らないリーダーシップ」という言葉でした。私1人の情熱だけじゃ何もできなかったことをみんなでshared Leadershipとして持てたから辿り着きました。

早く行きたければ1人で行け
遠くまで行きたければみんなで行け
(アフリカの諺)

この本に携わってくださった全ての方に。
読んでくださった全ての方に感謝。
ありがとうございました💖

システム・インスパイアード・リーダーシップ®を体現される皆様がご活躍されることを祈っています。


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