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【9日間ファスティング体験記:まとめ】

こんにちは、shihostellaです。この度、9日間のファスティングを行いました。1日のみや週末だけ行うショートファスティングはこれまでにもちょこちょこやっていたのですが、今回はがっつり(というのかな?)1週間のロングファスティングを行いました。

ファスティングを始めたきっかけ

私がファスティングを始めようと思ったきっかけはいくつかあるのですが、女優のMEGUMIさんのVoicyで「ファスティングの3日目から頭の後ろに風がビュービュー通るように頭が冴えた」と言っていて、私も「頭をクリアにしたい!頭の後ろに風が通る感覚を味わいたい!」と思い立ったことです。私にとって毎日を生きていく中で、「頭をクリアにして心身共に冴えた状態にリセットすること」ってかなりハードルの高いもの。ヨガで学んだ瞑想やマインドフルネスを試しても、その瞬間は頭がすっきりするんだけど、時間が経つと頭がまたすぐパンパンな状態に…。ここのところ色々考え事をすることが多くなっていて、少し脳内が疲れていた感覚があって、体の不調もいつもより更に敏感に感じるようになっていました。

心身の不調で感じていたものは、
・運動やマッサージをしても取れない体のむくみ
・胃腸の冷えや舌のむくみ
・偏頭痛
・寝ても寝ても眠気が取れない(これがかなりしんどかった)
…こうやって挙げてみて今思い返せば、心身のストレスがキャパオーバーになっていたのかもしれないです。なので、今回のファスティングは「痩せる」ではなく、「頭をクリアにする」ことが目的で、副産物として体もシュッとしてくれたら嬉しいなというぐらいです。(と言っても少しは期待しちゃうよね。笑)

ファスティングを始めるタイミング

色々調べてみたけれど、ファスティングを始めるタイミングは人によってそれぞれだし、厳格な決まりはないみたいです。ただ、女性の場合は生理があるから、生理周期に合わせて行った方がストレスなくスムーズにできると思います。私が一番おすすめするタイミングは「生理後」です。生理後は、生理前や生理中と比べて、心身ともに落ち着いているし、なにより食欲が一番落ち着いている期間だと思うから、ファスティング然り体内リセットに適したタイミングじゃないかなと思います。もともと貧血気味の体質だったり、ホルモンバランスの変化で食欲に変動がある方は、体と心が一番安定しているタイミングを選ぶのがベストだと思います。

ファスティング中にやってよかった6つのこと

ファスティング中は、食べ物も動物性タンパク質や油っぽいものを控えたり、絶食の期間があるから、食いしんぼうで意思の弱い私はストレスになって途中で断念してしまわないか不安でしたが、やってみたら案外大丈夫でした。そこで、私が生活に支障なくファスティングを行うためにやってよかったことをまとめました。

①体を冷やさないように腹巻きや靴下を着用して常に温める(シルク製の薄手腹巻きがおすすめ)
②内臓を冷やさないように温かい飲み物を飲む(基本はお白湯)
③毎日5分以上湯船に浸かる(好きな入浴剤やアロマを入れるとなおよし)
④激しい運動は控えてヨガやストレッチをして体をほぐす(時間があればマッサージも追加)
⑤ハードルの高い設定はせず、毎日こなせる課題を自分に与える
⑥頑張りすぎず、省エネモードで生きてみる

やってよかったことはこれぐらいです。特に⑤と⑥が重要!

「⑤ハードルの高い設定はせず、毎日こなせる課題を自分に与える」
普段の生活とは異なるハードなダイエットやファスティングなどに挑戦する時って「心機一転!頑張らなきゃ!!」みたいな勢いで、無理な課題を自分に課しがち。ハードルの高い課題ってそもそも続かないし、仮に続いたとしても、何かの拍子でこれまでギリギリで保っていたバランスが一気に崩れて努力が水の泡…となってしまうことをよく耳にしますし、哀しいかな、自分も幾度となく経験済みです…。だからこそ、目標は高すぎず、低すぎずで設定しました。「気合いと根性で乗り切る!」っていう人もいますが、根性論とかって私はあんまり性に合ってなくて、気合いを入れるとかモチベーション高く持つとか、そういうのじゃ全然頑張れない(笑)毎日の湯船に浸かるという目標も本当なら10分〜20分とかできれば最高なんだろうけど、仕事で遅くなった日や忙しい日にやるって現実的じゃない気がするんです。だから最低ラインの5分で設定しておけば、目標を達成しやすいのでストレスにならない上、自分を褒めてあげる数が増えて良いこと三昧になりました。これは、ファスティングだけでなく、仕事や新しい試みにチャレンジする時、勉強する時に役立つのでおすすめだと思います。

「⑥頑張りすぎず、省エネモードで生きてみる」
これも超大切!!実は昨年、同じようにファスティングに1度トライしたのですが、全然食欲を抑えられなくてうまくいきませんでした。(断食中、何度冷蔵庫を開けたことか…笑)前回はとにかく頑張っていた。それこそ当時の私は柄にもなく「ザ・気合アンド根性野郎」で、何度も押し寄せる食欲に対して「私の意思の弱さがいけないんだー!」って叱咤し続け、「気合で乗り切れ〜!」と激励し続けた結果、ファスティング終了後にどか食い→ハイ、意味なし。というフィナーレを迎えたのでした…。だからこそ前回の反省を踏まえ、「気合・根性論は一切なし=頑張りすぎない=省エネモードで過ごす」ようにしてみました。これは完全に性格にもよると思いますが、私はすぐに120%のパワーを出し切って倒れがちなので、今回は60%ないし70%ぐらいのパフォーマンスを意識するように過ごしました。要は、疲れを感じたらすぐに休む。眠くなったら寝る。たったこれだけです。私は生まれつき低血圧の貧血持ちだし、体内のガソリンが減るとすぐに低血糖になりがちなので、これがちょうどよかったです。いつもやりがちな「あともうひと頑張り!」を控えてみたら、あら不思議、いつものガソリン切れもなく、穏やかなファスティング期間を過ごすことができました。

ファスティング準備期3日間の記録

ファスティング3日間の記録

ファスティング回復期3日間の記録

ファスティングをやって得たもの

得たものはたくさんあるんだけど、やっぱり冒頭でもお伝えしていた「頭をクリアに冴えた状態」を体感できたことです。お肌の調子が良くなったり、お腹も少しすっきりしたり身体的に良い効果も得られましたが、それ以上に今回の目的だった頭をスッキリさせることを達成できたことが何より嬉しかったです。
今、ファスティングを試してみようと検討中の方、ファスティングについて条右方収集中の方にとって私の体験談が少しでもお役に立てれば嬉しいです。それでは、このへんで。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。


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