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5ヶ月ぶりに美術館へ行った感想

こんにちは、Shihoです。

今回は、久しぶりに美術館へ足を運んだ話です。

約5ヶ月ぶりの美術館。本当は3月に神戸で開催される予定だった『コートールド美術館展 魅惑の印象派』に行くつもりだったのですが、コロナで中止。約5ヶ月ぶりくらいに美術館へ行けるということで、前日からウキウキでした。

今回は新しく出来た京都市立京セラ美術館の建物について、そして事前申し込みについて感想をつらつらと書いています。久しぶりの美術館ということもあり、建物やチケットの話だけでも興奮冷めやらぬ状態です。笑 

長くなってしまうので、今回見に行った『杉本博司 瑠璃の浄土』については、別記事で書きます。4連休ということで、これから足を運ぶ方の参考になれば幸いです。


京都市京セラ美術館について

では早速。まずは建物から。設立1933年。日本で最も古い公立美術館建築でもあった訳ですが、開館80周年という節目に「京都市美術館将来構想」という、国内外にもっと魅力を伝えることができる場所を目指すプロジェクトが立ち上がりました。

そして2017年に改修工事のため、一時閉館となります。私が大学生の時からずっと工事をしていた印象がありましたが、およそ3年という時を経て完成したのがこちらです。

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正面から撮った写真は公式HPを参照してみてください。(この時スマホの充電3%のため、慌てて撮ったため、正面までまわる余裕がなかった。)隣に見えるのは、平安神宮へと繋がる大きな大きな大鳥居。それとほぼ同じくらいの高さです。

ふと、改修前はどんな感じだったっけ?と思い、スマホの写真を探してみると、なんと2015年に撮った写真が出てきました。

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新旧比べてみると、色々変わっていますね。グレーのコンクリートだった場所が、一気に広がりのある場所になりました。地面を掘って出来た「ガラス・リボン」と名付けられた空間には、カフェやショップが入っています。

変わらぬところは変わらず。外観は改修工事が入る前と変わらず、そして建設当時と変わらず、現在まで受け継がれています。


では、建物内部を見てみましょう。

出来立てホヤホヤということもあり、綺麗で広々としています。中でも印象的だったのは、中央ホールを抜けて奥にある日本庭園。

美術館の中に緑があると、何となく落ち着きます。同じ京都内にある、京都国立博物館にも日本庭園があるのですが、そことはまた違った雰囲気があります。

コロナが落ち着いて、外国人観光客がまたやってくるようになったら、喜ばれそうな場所だな、と思いながら見ていました。

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現在企画展開催中の、杉本博司の作品が今なら見ることができます。池に孤立された状態の、ガラスで囲まれた茶室はなんとも神聖な空間のように見えます。

公式図録によると、当時の茶室は武装を解き、封建的な身分関係からも解放される場所だったそう。私が感じた何か特別な雰囲気は、まさにその通りだったのだな、と思いました。


事前申し込み必須

コロナ対策ということで、定員制限がかかっています。展覧会30分ごと(10:00〜17:00)に75人とのこと。事前にホームページで予約する必要があります。当日申し込み可。

私は15:00 〜15:30の間に入場するように申し込みました。日曜日の朝にそれに気づいて(ネットニュースで美術館もコロナ対策で入場規制かけているというのを読んで)、当日の朝に申し込みましたが、満席も午前中の一枠くらいで、まだまだ余裕がありました。

前もって14:50くらいに到着したのですが、すでに私が申し込んだ時間帯の入場が開始されていました。申し込み完了のメールを係りの人に見せて、消毒、検温エリア(カメラの前を通るだけ)を通り抜けたら、入場です。そんなに混み合うこともなく、スルッと行けました。

恐らくこれからもずっとこの仕組みが続いていくと思います。ちょっと面倒ですが、定員制限があることで、館内をゆっくりと回ることもできるし、作品も気持ちに余裕を持って見ることが出来ました。


チケット

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チケットですが、従来の紙チケットではなく、カード式でした。バーコードを会場へ入場前後に読み込みます。

チケットもぎりが無くなる時代がもう来たのかと思うと同時に、手元に残った紙チケットが好きだった身としては、ちょっと寂しい気持ちになりました。これも記念として残るけど、もの寂しい。楽ですけどね。接触時間が少ないので、コロナ対策にもなりますし。

ちなみにお支払いですが、現在は現金オンリーです。お忘れなく!



今日はここまで。




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