2021.8.13~8.31の日記

堕落した日々が続いているので、自分を律するために日記を始めました。 27歳まで毎日更新しようと思います。 ちなみに今日は堕落した生活の最終日(であってほしい)。 

27歳まで続く日記(以下省略)

という前書きからこの日記は始まりました。今も堕落は時折やってきます。僕を周期的に迎えに来ています。だから全然最後の日にはなりませんでした。

今日学んだことは、それぞれの役割を明確にするとネタが作りやすくなるということ。 

かげきしょうじょを見る。 
『目指すものがわかってるなら、進むだけだよ』その言葉に「うっ…」となる。 


お笑いやるなら狂ってると思われたい。狂ってるって最高の誉め言葉。「お前どれだけお笑いやってんだよ。頭おかしいのか」って言われるくらいお笑いやりたい。早く、後戻りできないところまでいきたい。 

浅い言葉にしか思えない。今の自分には全く響かない。実績のないやつの言葉って一見何言っても響かないように思われがちですが、何も成し遂げていないからこそ書ける文もあると思うんですよ。しかし残念ながらこれは該当しません。

いつもより食べる量が多くて眠くなってしまった。 

いつもこれ。いつまでこれ繰り返してんだ。アホー。

よく言われていることだけど、あまり時間をかけずにできたネタの方が面白いってその通りだなと思った。時間が経てば経つほど、ネタの中の非常識な考えや行動が当たり前のように思えてきて初めて見た人と感覚がズレてしまうから。特にツッコミは見ている人の共感を呼び起こしたり、的を得た発言をしないといけないから要注意。 


当たり前のことだけどその当たり前ができなかったりするんだよな。



シンエヴァンゲリオンみたいな方法でネタを作りたくなった。 お客さんに感情移入させて、ついてこさせやすくする。少しずつ意味不明さを小出しにして、脳の感覚を麻痺させる。完全に理解してなくても雰囲気で感じ取れる状態が出来上がる。感覚的な笑いをぶつける。脳に直接入ってくる笑いになる。 意味不明にすれば、対比で「わかるやすいもの」が際立つ。

これは個人的には参考になる分析でした。

初期の日記には、毎回画像を載せていました。

画像は、サーモグラフィーカメラに映ったクリボー(遊戯王)です 。

画像は、夢の中のカモメは紫、です。

画像は、階段の前に埋まってる人、です。


千原ジュニアの大喜利に投稿するのに間に合わず、回答を載せていました。


『熟女アイドル鶯谷58ってどんなグループ?』 
• 「振り込まれた!振り込まれた!振り込まれた!YES!年金~」
• マネージャーはメンバーから何度も同じ話を聞かされている
• 結成当初は58人だったが、今はその半数が天国に召されている
• ライブの時、下からのライトアップで目がくらみ倒れる
• いちかばちか、ラップ調の曲に挑戦し、黒歴史となる
• 全種類のアルバムを買うと特典でメンバーの入れ歯がもらえる
• ザテレビジョンをめくるとき、指に唾をつける
• 孫の学費を稼ぐために脱ぐ
• 寝汗で楽屋の畳が濡れる
• クイズ番組でのバカ回答が見てられない
• 寝起きドッキリ時の体臭がひどくて仕掛人が咳き込む 

『「エジプト行ってピラミッド見に行かなかった人」と同じくらいのを教えてください』 
• きびだんごをもらわずに桃太郎についていく犬
• 歯医者に行って、口開けない人
• ミュージックステーションのMCに任命されてタモリと一切喋らないアナウンサー
• トークイベントでマイクを使わず声を張り上げる小説家 

『動物園に来てこんな切ない気持ちになるとは思わなかった。何があった?』 
• レッサーパンダが震えながら立っていた
• 目を血走らせた飼育員が「俺のこと食えよ!」とライオンに叫んでいた
• セキセイインコの鳴き声が昔不審者と間違われて鳴らされた防犯ブザーの音を思い出させた
• 園内アナウンスに時々、死んだ動物たちの鳴き声が入る
• 入り口から一番遠いところにうさぎを配置している
• 初恋の相手によく似たゴリラが目の前でうんこをした 


そういえば、こんなツイートがあった。



1年前、お笑いの掲示板で知り合った人に「とにかく斬新で誰もやってないものを作りたいんですけど、○さんはどんなものを新しいと思いますか?」と、今思えば本当にしょうもないざっくりとした質問をしたことがある。 
完全なオリジナルとか新しいものってなかなか無くて、誰かの継承でしかないんですよ。そもそも。その中でも自分らしさとか、少しでも新しい部分があれば、もうその人が作り出した新しいものになると思います。 
そして、こんな風に上のツイートとほぼ同じことを言われた。 
その人も美大生だった。初めてSNSでやり取りした人だったからすごい印象に残ってる。永野さんのネタがどうして面白いのか分かりやすく教えてもらったり、好きなラジオが一緒で盛り上がったのを覚えている。そのうちラインを交換して、ネタの台本を見せて意見をもらったり、大喜利の答えをたくさん送ってどれが面白いか判定してもらったりしていた。長文で講評を送ってくれた。的確な意見で文章も読みやすくてたくさん誉めてくれてクソ嬉しかった。 

ちなみに、3月からずっとその人には未読無視されている。 

もう一度あの人と話せるなら「映画とかドラマとか本とかなんでもいいけどあんたのレビューが見たいわ。感想を聴きたいわ。聴きたくなる文章だったわ」と伝えたい。 


目標がある。今年中に家にある裏紙を使いきる。

達成ならず。



前から思っていたけど、高さって面白いと思う。 舞台上で高い位置にいればいるほど面白い。 

ロバートさんの脚立の上にずっといるネタとかモダンタイムズさんの戸愚呂兄弟とか。 
天井に頭ぶつかるネタやりたい。

「照明あちい~!」って言いたい。とにかくずっと高い位置にいるネタやりたい。いつか。 

逆に小さい小屋でネタやると面白いかもしれない。ドラえもんの空き地にあるような土管の中でずっとしゃがみながらコントするとか。横からしか見えないから土管の両端にお客さんが集まってるその光景もまた面白い。 

視点が定められたネタも面白いかもしれない。覗き穴に向かってやる漫才とか。お客さんはそこからしか見ることができない。 

場所でボケるって新しい。そこで漫才やるの!?みたいな。

M-1に出た。

挨拶のあと早速やらかす。スタンドマイクが全然落ちない。「硬いな!」って心の中でツッコンでニヤニヤしてしまった。ここで裏笑いが少し起きてしまい、最初のボケが死んだ。ただ、それ以降は終始笑いは取れていたし受からないわけでもないウケ量だった。最後はハケる場所を間違いそうになり、アマチュアとしてのインパクトは十分に残せたと思う。きっと今、m-1のHPを見たら僕らのコンビだけ「アマチュア」の表記が太くなってる。裏ナイスアマチュア賞です。 

僕らは服装や所作が明らかにアマチュアだってわかるような奴らだったと思う。それでもお客さんを引き込んできちんとネタを聴かせることができた。それがなにより嬉しかった。 

8時頃、相方から連絡が来た。落ちていた。 

しょうがない、1回戦はアマチュア臭いやつを落とすところ。「とにかく面白い漫才」が受かるのは2回戦から。 

まあ、受かってから言えよって話ですけど。 

そのあと相方から「ぶれいく」とわけのわからないラインが来た。 

続けて「ツッコミがいる」と。僕らのネタにはツッコミがない。 

「修業がいる」「俺らは終わり、一旦修行に期間に入る」 

なんかこいつ解散したそうだなと思った。 

それから「ツッコミもいらない」「ピンやりたい」「変わらない思い始まり」と。 

その後、急に電話が来て解散したいと言われた。M-1に落ちた後、解散しようと言われる流れがあまりにもベタ過ぎて、そんな考えに至る奴と組んでいたのかと思うとなんだか恥ずかしくなってきた。 

お笑い始めたばかりなのに賞レースで精神揺さぶられてんじゃないよ。最初の3,4年なんてどうでもいいだろ。面白いと思ったことやり続けて浸透させる期間が必要なんだよ。 

3時間くらい電話をして解散はなんとか食い止めた。途中で知り合いから久しぶりに連絡が来て「予選見たよ。めちゃくちゃ面白かった!」と言われてとても嬉しかった。スクショして相方に送った。


次はマイクをスッと下ろして、ハケる場所も間違えず、スーツもちゃんと着てこようと思いながら再エントリーしたら抽選外れて出られませんでした。


sicksを最後まで見る。笑いあり涙あり。面白かった。これは本当にどうやって作った? 

かげきしょうじょ8を3回見た。内容を全て書き起こしてしまうくらいストーリーが良かった。無料配信中にあと2回見ると思う。8話だけで短編アニメとして成立している。 


8/24 今すごく悩まされていることがある。そのことで頭がいっぱいになり生活が悪い方向に進んでいる。作業ができない。できないというより逃げている。並行して何かできない。物事の優先順位を決められない。 

どうした8月24日

だらしない自分を鼓舞するために読んだ。 
今までで7回くらいは読んでいる。 

布団も敷かずにこの箱を枕にして寝ていた。 

取りあえず作ってあとで見返す。時間を空けて見たら面白いか客観的にわかる。面白くなければ修正する。村上春樹さんは自分が納得いくまで何度も推敲をすると本で読んだことがある。「今日はいらない部分を削除する」「今日は内容を」という風に推敲の中でも毎回目的を変えて行っているらしい。そのストイックさを見習いたい。 

最近、初めて相方とコントを作った。なんとなく作り方が見えて良かった。後で見返しても一緒に作ったネタだとすぐにわかる。自分にはない発想を持ってるから面白い。 


今日は第三者を挟んでの話し合いができた。衣装がシワシワなの気を付けよう。笑いが階段になるように構成を考えよう。これクソ重要。何度やっても面白いネタはニンがのってる。これを作るのが難しい。 

人間性と発明の両方、二人のやり取りの行間から本人たちの人間性にじみ出てくるからおもしろい。

 倉本さんの本より。 


自分の話し長いしつまらない。全然ボケてなかった。ボケボケボケ。隙あればボケ。ボケボケ、ボケボケ。 


今日は自分が興味のないことを久々にやった。1時間で精神が病んだ。めちゃくちゃ疲れる。そして自分は人に気を遣えない人間だということを再認識した。 

今はだいぶ気が遣える人間になってしまいました。これが成長なのか丸くなって個性を失ってしまったのかはわからない。 


確認不足でパフォーマンスが下がることがある。わからないことがあったら聞く。難しそうなことを本番にやらない。本番でできなそうなことをやろうとしない。反省。 


意外とビジョンが見えているのに中々先に進められないってことがある。色んな選択肢が広がっていく中どこに落ち着かせるか。目的を明確にすると早く決まる。 

キッズリターンを見た。間がいい。独特な間で惹き付けられる。飽きない。そんなに映画は見たことない自分にとって、あの、引きで撮った映像は印象に残る。オードリーのラジオで聴いたことある名言もあって、そのシーンも良かった。最後のシーンを見て「必ずまた、この映画を見るだろうな」と思った。そして音楽が素晴らしかった。最高のドラマや映画ってエンディングの曲とか挿入bgmまでもが素晴らしい。あとボクシングってやっぱりいい。あのストイックな感じとか孤独な戦い、人間と人間のぶつかりあいみたいなところに憧れる。 

ファイトクラブ、ああ、荒野、100円の恋 

ボクシングが出てくる映画って良い。 

いい作品を見ると創作意欲が湧いてネタが思い付く。アイデア出るときは連続で出るからアウトプットが間に合わない。 

8月の最後にキッズリターンなんて贅沢じゃねぇか。



小さい頃からお金をもらうことが好きでした