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【TOEICセルフ模試】「時間制限なしのスコア」を出す4つの理由!

TOEICのスコアアップを目指す人に欠かせないセルフ模試。

本番は2時間しかないのに、なぜ時間制限なしのスコアを出す意味があるのか?
「2時間以内で解答したスコア」のほかに「時間無制限のスコア」も必ず出したほうがいい、4つの理由をご紹介します。

目的① TOEICの問題に対する自分の理解度を知るため

1つ目の目的は、TOEICの問題に対する自分の理解度合を知るためです。

「いやいや、現実のTOEICは2時間しかないのだから、2時間以内に解けなかった問題は意味ないでしょ」と思われそうですが、そんなことはありません。

何時間かかってもいいから、時間制限なしで最後まで解答して「時間制限なしのスコア」も出してください。

時間制限なしで解答したときのスコア=本当の理解度」です。

読んだり解答したりするのは遅いけど、文法や単語力、読解力はこれくらいある、という現在の自分の英語力を知ることは重要です。そして、時間をかけても正解できなかった問題が、あなたの英語力が不足している部分です。

これをふまえて、時間制限なしで解答しても間違った問題だけを復習しましょう。ほかの問題集に手を出す必要はありません。

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目的②  TOEICの全体像を知り、「解答しやすい問題」を見つけるため

2つ目の理由は、自分にとって解答しやすい問題を見つけるためです。

リーディングの途中で時間がなくなり「塗り絵」をする前に、あと5問くらいは自分で考えて解答できそうだ…ということ、ありますよね?

そんなとき、TOEICリーディングのどのあたりに解答しやすそうな問題があるか知っておくと有利です。

TOEICのリスニングはPart1よりPart2、Part3よりPart4が難しくなっていますが、リーディングに関しては最後の方が一番難しいとは限りません。

イングリッシュモンスターの名前で活動されていた菊池健彦さんの著書にも説明があるとおり、TOEICでもっとも難しいのは「185問目~190問目あたり」であり、Part7の190~200問目は意外にかんたんな設問が隠れているのです。

それを知るためには、200問目まで解いてTOEICの全体像を知る必要があります。


目的③ 自分の得意分野を知るため

目的②の続きになりますが、時間が足りない中でTOEICリーディングに挑むなら、「正解できそうな問題」をすばやく見つけるスキルが役に立ちます。

TOEICリーディングのパッセージの内容は、email、顧客クレーム、アンケートの調査結果、新聞記事、本のレビューなどさまざまです。自分の場合はこれは得意、とかこれは時間がかかりがち…という偏りは誰にもあるもの。

そこで、自分の得意な読み物のパターンを知っておくことは、本番で時間を無駄にしないためにも重要なのです。

前から順に解答することにこだわると、途中で苦手なジャンルの読み物に出会ったとき何度も読み返しても分からず混乱したり、思考回路が停止してしまうことになりかねません。

そろそろ時間が足りないなと思ったら、自分が得意なジャンルの読み物や、長いパッセージ全体を読まなくてもピンポイントで正解につながる情報が見つけられそうな問題から先に解きましょう。

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理由④ 「時間さえあれば、ここまでいける!」と自信を持つため

時間制限なしのスコア=スピードさえ身に付けば、自分はここまでスコアを伸ばせるんだ、という自信がつく。これが4つ目の理由です。

初めてTOEICの模試をしたとき、私はPart6の途中までしか解けませんでした。Part7にいたっては全く手つかずの状態。

55問くらいは問題を読むこともなく2時間で強制終了なので、わたしの場合は全問正解したって770点満点のテストを受けているようなものでした。

しかし、セルフ模試では2時間過ぎても200問すべてに解答したっていいのです。

そうすることで、「読むのが遅いせいで、こんなスコアしか取れないダメな自分」という評価を、「時間さえあれば、自分は本来ここまでスコアを取れるんだ!」というプラスの評価に変えることができました。

勉強を続ければ、読むスピードは後からついてきます。自分の伸びしろに期待して、モチベーションを高く学習を続けていくことが大事です。

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