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ツイッターで磨く「自分らしい文章」

6月の終わりからツイッターを始めました。一応会社の宣伝用に始めたのですが、実質的にはほぼ個人の英語学習アカウントになっています(笑)

それまで会社のHPに長めの文章を書くことはありましたが、個人でブログやインスタなどをした経験は皆無。
そこで立ちはだかったのが、多くのアカウントに共通する「SNS特有の句読点のない文章」と「140文字の壁」です。


140文字にまとめる技術

ツイッターを始めて最初に戸惑ったのが、140文字の字数制限です。
文章を書くのは好きだし、仕事でホームページの情報記事やお客様へのメールを書くことには慣れています。

でも、ツイッターでは140文字しか書けません。最初はあっという間に140文字を超えてしまい、到底無理なように感じました。

ツイートにスレッドをつければ、1つの投稿に長い文章を入れることはできる。でも、スレッドをつけずに140文字にまとめたかった。

そこで私は、

・使う単語を変えてみる

・もっと短い言い回しを考える

・省いてOKな文章はないか?と考える

など、あれこれ工夫しながら何とか140文字の中で伝える練習をしました。ほぼ毎日投稿を続けるうちに「だいたいこれくらいで140文字だな」とコツがわかってきました。


「句読点なし、改行なしの文章」はSNSの常識か?

2つめの壁は、ツイッター上では「句読点なし、改行もせずに一気に書く」スタイルがすっかり定着しているという点でした。

私もLINEでのやり取りには「。」を省くことがよくありますが、ツイッターは140文字なので、途中で句読点を入れる方が自分にとっては自然でした。

私もみんなの真似をして「、」や「。」のない、改行もしない文章を書いたほうがいいのかな?

若い世代には、句読点や改行のある文章は敬遠されるとも聞くし…

でも、結局真似しないことにしました。

理由① 自分が読んでいて、心地よいと思わない

理由②  無理に形式を真似ると「自分らしさ」が損なわれる


1つ目の理由は、「句読点なし、改行なし」の文章は読みづらいと感じたからです。たくさんの方のツイートを読むうちにますますそう思うようになりました。

中には「句読点なし、改行なし」の文章を一気に読ませる面白さと文章力を兼ね備えた、ツイッターの名手もいらっしゃいます。しかしそんな方は非常に稀です

ごく普通の文章力であれば、短い文章にするか、句読点ありの文にするほうが読みやすいというのが私の感覚です。


「その人らしさ」が支持される

2つ目の理由は、無理をして「句読点なし、改行なし」の書き方を真似すると、私らしい文章にならないと気づいたからです。

文体や言葉の選び方、句読点の使い方にも個性が出ます。だから、無理してSNSの常識に自分を合わせようとすると、自分らしさがすり減ってしまうような気がします。

私はツイッターなどでだれかをフォローする時には、その方の投稿内容のほかに「文章がきちんとしているか」も判断基準の1つにしています。(最近はなかなかフォローが追い付いておらず、申し訳なく思っていますが…)

ツイッターでも、「その人らしさ」が感じられるツイートが好きです。毎日の英語の勉強記録の箇条書き、今日はこんなものを食べた、今日は朝活をがんばった、最近疲れていて調子が良くない…など、その方の日常が垣間見えるツイートに心惹かれます。


ツイッターでも「自分らしさ」をつらぬく

そんなわけで、私はツイッターでもふだんと同じような文章スタイルで投稿を続けています。内容も、朝活にたびたび挫折している様子など、ありのままです(笑)

最初は「こんなSNSらしくない書き方で大丈夫かな?」と不安でしたが、どうやら大丈夫のようです^^

ただし140文字の字数制限にはチャレンジしています。

自分らしさも出しつつ、140文字でまとめる技術。これはツイッター以外の場面で文章を書く際にも役立つと思っています。


★Twitterでは、英語の勉強法を中心にツイートしています。ぜひチェックして下さいね!

https://twitter.com/shihonekoeigo

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