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リノベ設計士も驚いた、自邸の不動産スケジュール


自邸を考えた時に、新築ではなく中古住宅+リノベーションを選択した際、まず何をどうすればいいのか、何から動けばいいのか。
実際に自邸を考えている私の例を参考に、不動産とリノベーションの関わりについて簡単なお話をしてみます。


物件を手に入れる

まず、リノベーション住宅を手に入れるには以下の方法があります。
(ひとまずは戸建、マンション問わず)


①不動産業者が購入し、リノベーションして販売している物件を購入

②リノベーションも手掛ける不動産会社へ、物件探しも含めて相談。
(ワンストップサービスと言われています)

③自分で物件を探して購入、リノベーションは設計事務所や工務店にお願いする

①から③になるにつれ、手間や難易度が上がると言って良いでしょう。
私はリノベーションの設計施工を仕事としておりますので、当然③を選択します。
①②については今回割愛しますね。


リノベまでのスケジュール

一般の方なら、とりあえず物件検索アプリなどで物件を探しますよね。
そこで、リノベされていない物件で良さそうなものを発見したとします。
問い合わせて見学し、気に行ってトントン拍子に話が進んだとして・・・
びっくりします、中古住宅購入のスケジュール感に。
条件の良い物件だと、市場に出てあっという間に
「申し込み」が入ってしまいます。

運良く一番に申し込めたとして、そこからだいたい一週間以内に売買契約となり、契約金が必要です。
更に申し込み後すぐ、住宅ローンの事前審査、契約後に本審査と、目まぐるしく事が運びます。

お気付きの方もいらっしゃると思いますが、ローンにリノベーション代金を含もうとすると、金融機関とのやりとりの際に最低どのくらいの金額でリノベーションを考えているか問われる事になります

具体的には、

・ローン事前審査の際にリノベーションの見積りが必要だったり

・ローン本審査の時には工事契約書が必要だったり

・工事契約書は金消契約時でOKだったり


これまた金融機関によって千差万別なんです。

初回内覧時の息子。
売主のご主人がカブトムシを飼っていて、息子大興奮。
購入への意欲が一気に上がりました。笑

事前に検討しておく事

という事は・・・
物件を見つけてから、リノベーション工事をどうしようか、どこにお願いしようかと考えている余裕は、現実的には全く無いんです。
・リノベーションは自己資金で
・不動産決済後、物件が自分のものになってからゆっくり検討したい
・物件のローンと、今の住宅費用(賃料など)が重なっても大丈夫
という方は別ですが、少なくとも私はそんな余裕ありません。
不動産決済後、迅速に工事を行い、引っ越しをし、住宅ローンと賃料が重なる時期をなるべく少なくしたい。
となると、不動産探しと平行して工事会社や設計事務所を検討しておく必要があるんです。
私の働く会社も、物件探しをお手伝いしてくれるパートナー不動産会社さんがいらっしゃいます。
株式会社サムタイムズさんの運営するリノベーションラウンジ東京さん

不動産とリノベ会社の架け橋をしてくれる会社さんです。
代表の足立さん含め、スタッフ皆様とても親身になって、物件探しのお手伝いをしてくれます。


まとめ


リノベーションを考えていらっしゃる方、
気になるリノベ会社が見つかったら、物件が決まっていなくても一度相談される事をおすすめします。
少しずつ情報を集め、リノベーションのイメージを固め、物件が出てきたら即動く!
私自身、これが大事だと痛感しています。

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「Co-」共同する事を一番に考えるデザインオフィス
少人数で丁寧にお仕事してます。

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