見出し画像

イタリア滞在許可証などに関して その一

7月にドイツからイタリアにわたり滞在許可証の申請を新たに行いました。
渡伊前よりネット上の情報を集め準備を進めてはいましたがやはり一筋縄では行きませんでした。

私のように日本からではなくEU内の他の国からイタリアにというケースは決して多くないと思いますが、つぶやき程度に反省を。

渡伊前にやったこと

1️⃣ビザ申請:ドイツ国内のイタリア大使館(ビザ発行を担当するのはフランクフルトのみ)に予約後出向き即日発行してもらえました。私はまず語学学習のため学生ビザを発行してもらいました。
2️⃣語学学校申し込み:ビザ申請にあたり「ビザ申請が可能な」学校に申し込むことが肝心です。私が居住するエリアにはビザ申請が可能な学校がなくミラノの学校に申し込むことになりました。
3️⃣保険加入:ビザ申請のための保険加入が必要でこちらを参考に加入しました。結局渡伊後すぐにprovvisorio tessera sanitariaを取得しています。
4️⃣滞在許可証申請書類取り寄せ:郵便局にてキットをもらい予め記入をしておきました。
その際こちらのブログを参考にさせていただきました。
5️⃣引っ越し荷物の送付:移住までに結局2回は往復する機会があったためその際に運んだりDHLで送ったりしました。大きい荷物として送るのであれば送料は嵩まず引っ越し料金としてはかなり安価に済みました。
6️⃣医師免許認定のための書類集め:こちらは後日記したいと思います。

やっておいた方が良かったこと

1️⃣codice fiscale取得:イタリアに来てから何をするにもこれを聞かれます。滞在許可も貰えていないのだからもらえるはずがないと思っていたところ、イタリア大使館で発行が可能でした。しかしイタリアにイタリア大使館はないのでドイツにいた際にドイツにあるイタリア大使館(私はハンブルクに住んでいたのでハンブルクにある小さな領事館で)で発行してもらっておけば良かった。事情があり結局在日イタリア大使館にメールし発行してもらうことができました。住民票のある住所が必要と言われたのですが、イタリア移住後、滞在許可申請中(完了しないと住民票=residenzaは発行されない)でありどこにも住民票がない状態でした。
2️⃣居住登録:Questuraの2回目のアポイントの際、これが手元になかったため行ったり来たりが増えてしまいました。区役所ComuneにいきComunicazione di ospitalità in favore di cittadino extracomunitarioという書類を発行してもらうことが必要でした。

10月末にようやく滞在許可がおりホッとしていますが、次の更新のことを考えるだけですでに気が重い。結局申請してから交付まで6回Questuraに訪問しました。
1回目 郵便局で渡された予約通り行ったところ書類の処理が終わっていないので後日来るようにと言われました。
2回目 上記の通りじ居住証明がないので区役所Comuneで所得してくるようにと返されました。
3回目 居住証明を提出しいよいよと思ったところ、ドイツの滞在許可証があることが引っかかり(有効期間が2027年まで)、破棄しないと申請できないけれどどうするのか考えなさいと返されました。ドイツにはもう戻る予定はないので考えるも何もないのですが。署長さんのサイン付きで署長直行の予約を次回に貰いました。
4回目 予約日に行くと署長さんが不在で翌日に
5回目 署長は在中でしたが、署長がいなくても処理できると他の職員が全くディスカッションなく私のドイツ滞在許可証を没収しました(3回目はなんだったのか)。ようやく指紋採取され八週間ほど(?!)で発行されると言われました。
6回目 smsに滞在許可交付の予約が送られてきて最後の訪問。同様の人々でごった返し1時間待ってようやく交付されました。

反省

前述の居住証明を事前に取得しておくべきだったこと、そしてドイツの滞在許可証をすぐに放棄すべきだったこと。Questuraでは番号札もなく予約時間はぎゅうぎゅうに詰められたもので常に処理し切れるはずのない人数の人で溢れています。順番ぬかしや割り込みをして職員に話しかけなければ全く前にはすすめませんでした。幸いにも義父が付き添ってくれたため職員にはなしかけてくれたりしましたがさもなければ到達できなかったでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?