見出し画像

運転免許書換えに関して 日本ードイツーイタリア


運転免許書換え: 日本→ドイツ

ドイツに渡航後、ドイツ滞在期間が6ヶ月を超える場合は日本の免許証からドイツの免許証への切り替えをすることをお勧めします。方法はこちら。総領事館で免許証をドイツ語に翻訳してもらい、近くの交通局でアポイントをとり書き換えをしてもらいます。有効期限はドイツの免許に書き換えることで20年くらいになりました。その途中で審査がないという事実におどろき。比較的迅速に切り替えが行われました。

ドイツでのオートマ限定→ミッションへの切り替え

余談ですがドイツ滞在中に日本で取得した運転免許のオートマ限定を外すためマニュアルへのグレードアップ (Upgrade auf Schlüsselzahl B197といいます)をしました。方法としては自動車学校がそれぞれオートマ限定からミッションへの切り替えコースをオファーしています。それを受講し、その学校の講師が認定すればミッションへの切り替えを交通局に申請できるシステムになっています。交通局で新たに実地試験があったりすることはなく、自動車学校から発行された認定書類をもってアポイントを取った日に交通局に申請にいくことで免許をマニュアルも含めたものに変えてもらうことができました。

運転免許切り替え: ドイツ→イタリア

同じEU圏内なので運転免許はそのままでいいのかと思いきや、滞在後1年以上イタリアにいる場合は書き換えが必要とのこと。面倒臭いので後回しにしていましたが、滞在許可証や医師免許書き換え申請などがひとまず落ち着いたこと、別件で自動車学校に数回通うことになったことから運転免許切り替えに関し自動車学校に問い合わせてみました。イタリアもドイツ同様マニュアル車がまだまだ主流であること、自宅にある車がマニュアル車であることから自動車学校でマニュアル運転を復習した方がいいという話となり通うことになりました。
ドイツとは異なり交通局などの役所に出向く必要はなく、自動車学校が直接処理してくれます。必要だったのは滞在許可証、保険証、Carta di identita、証明写真でした。学校に定期的に来る医師の診察をうけ、その後学校が処理をしてくれるとのことでした。
医師の診察は25ユーロ。眼科の診察でよくみる文字が書いてあるボードを2つ読まされ終了。5秒の診察で25ユーロはなかなかいい商売ですね笑

余談1 ドイツでのオートマ限定解除

余談ですドイツでオートマ限定解除に自動車学校に通いました。10セッションほどレッスンを受けたと思います。先生はセッションをとおして一人の先生。これは最終的に認定を出すために、その人が責任を負う形になるからの様です。残念ながらこの先生と馬が合わず自動車学校のレッスンは苦痛でした。ドイツに住み8年も経っていたのでドイツ語に関しては特に不安はなかったのですが、彼の話す言葉が理解できず(差別ではありませんが彼は在独トルコ人で少しアクセントが違いました)、運転中ということもあって運転が何度か危ない目に…。その都度大きな声で罵倒されさらに自信を無くすという負のスパイラル。パートナーによるとマニュアルではいろいろな操作を学ぶべきだそうなのですが、坂道発進の際のポイントなどは結局教わらず。クラッチとギアチェンジを習ったに過ぎませんでした。

余談2 イタリアでマニュアル練習

イタリアの道路は何度か走ったドイツの道路とは異なり、不慣れであること、またマニュアルを復習する必要があったためイタリアで自動車学校に2回ほどお世話になりました。先生は都度違う人でしたが、ドイツで10時間かけてならわなかったことをいろいろ教えてもらえました。先生は落ち着いていて、トーンを荒げることもなく、最後にここはこうした方がいいよとフィードバックをくれて運転に自信を持つことができました。イタリア語は勉強してまだ一年もたっておらず、言葉の壁はこちらの方が分厚かったはず。自動車学校に関しては私の経験からはイタリアに軍配が上がります涙

一時帰国の際の免許証取り扱いに関して

一時帰国の際日本で運転するには国際免許証申請、もしくは運転免許の日本語訳を携帯することとなります。イタリアの免許証の場合は前者、ドイツの免許証の場合は後者が必要となりました。イタリアの免許証に切り替えてしまったため、せっかくとった日本語訳はもう使えませんが、書類は一応長期的に使用可能だったそうです。
国際免許証申請は残念ながら地域の交通局で
運転免許日本語訳はJAFで受け付けてくれます。海外に住んでいるから申請する必要があるというのになぜか海外からはアクセスができないという矛盾がありますが、私の場合は日本の友人にお願いし申請してもらうことができました。日本帰国後自分でという場合は申請後2週間ほどかかるとのことなので数ヶ月の滞在でない限りは勿体無いですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?