珍しく色鮮やかです
なかなか新しい作品が完成しないので、懐かしい物を整理した時に発掘された学生時代の物を。型染めです。作った事すら忘れていました。
画材はこの顔彩です。30年前の物で、最近買おうと画材屋さんに行ったらこの色みはもう売ってないと言われました。雰囲気の良い色なので、残念！
先月、友人と西宮大谷記念美術館のボローニャ国際絵本原画展に行きました。特別部門 海 優秀賞の「死んだかいぞく」の原画がとても美しかったです。子供の頃から船と海の絵が好きなのでこの絵はテンションが上がりました。
作者は神戸出身の下田昌克さんです。娘が偶然にもミュージカルを観ていて、とても良かったと何回も言っていました。
青緑のような海から沈むにつれ深い青になり紺になり深海の黒になってゆく海の色と、色とりどりの魚達。題名はインパクトあったのですが、切なさとユーモアと色の美しさで魅了されました。水墨画は墨、篆刻は印泥の朱色なので、青色が目にも楽しく鑑賞しました。もちろん、絵本買って帰りました。