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リモートで変わった私の仕事と、子どもの授業

コロナ禍で、会社員の私は、電車通勤から完全リモートに変わった。

オンラインでのコミュニュケーションのあり方が、いまだ課題となっている。

私の職種では、同僚とのコミュニュケーションは、身も蓋もないが必要がない、業務上、支障がなかった。

むしろ通勤にかけていた時間に、家事をし、通学前にこどもに「いってらっしゃい」ということができるようになった。在宅勤務になって、これが一番嬉しい。

今では当たり前となったZoomだが、会社が在宅勤務を取り入れた当初、毎朝、ミーティングが開かれた。

管理職が部下の仕事ぶりを見張ることがてきない、というのだ。
今まで見張るためにいたか、と赤裸々に語る上司に残念で仕方ない。

上司が出社している気分でいつものように、叱咤激励? の様子を、わが子は画面に映らないように見ているときもあった。
子どもにとって強烈な社会勉強になったのかもしれない。

ある日のミーティングで、いつにも増して上司が怒り、私たちのグループは、うなだれていた。その時、私の後ろを、子どもがワザとスーッと画面の左から右へ歩いた。
上司は、初めて家族にも見られていることに気づいたのだ。

子どももどうやらあんまりにもひどい言葉にやめさせようとしたらしい。

僕もいるんだぞ!

頼もしい味方。

学校では、
物を大切にしよう
時間を大切にしよう
人を大切にしよう


と教えられているわが子。

会社は
誰も使わない部屋のカーペットを新調したり、ソファを購入。
時間は、上司の采配ですべてが決まる。業務の合理化よりも。
人を大切にするということは、もう忘れてしまったようである。


オンラインで今まで全く進まなかった、管理職だけ人材は必要がなくなりつつある。

会社に、たまに出社してみたくなる組織とはどんな組織なんだろうか。

仲間と前向きに協力し合えて、刺激し合える大学時代が懐かしい。

忙しく働く必要がなくなることが究極の資本主義らしい。よくわからないけど。

去年から市立中学でも、iPadを一人一台配布されて、選択登校制となった。

夏場の暑い時期は、電気代金を抑えるため、同じ部屋でリモートで仕事、子どもは授業を受けるという日々が続いた。

コアタイムなしのフレックスのため、昼食は一緒に食べることがてきた。

仕事と子育ての両立なんて、あり得ないと思っていたが、在宅勤務で実現した。


人生、何が起こるかわからない。
いいことも、良くないことも。

ただ、興味のあること、好きなことは、続けてほしい。
きっとどこかに繋がる。

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