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【ティラノスクリプト】脱出ゲームを作った

 この記事をのぞいて下さり、ありがとうございます!

 今回は脱出ゲームを制作しましたので告知と、簡単に制作過程の話ができたらと思います。

 自分たちは前回のゲームも含め、もう一人の学生仲間と共同で作っており、私はプログラム全般を担当しました。

 自分たちのゲーム作品も2回目ということで、「不幸子さんは幸せです」の反省を生かしつつ制作に取り組んでまいりました。
 反省点というのは、

・1時間以上を要するゲームは、なかなか手が出づらく人を選ぶこと
・クリエイターも1時間以上のゲームはデバックが辛いこと
・システムやUIがしっかりしているゲームは、本編以上の魅力を感じること
・ビジュアルノベルについては、キャラが可愛いに越したことがないこと
・プログラミング初心者のくせに無理にハイレベルなことをするとフリーズしやすいこと
・演出が薄っぺらく、シナリオに対してビジュアルついていけていない感じがすること
・無料素材の引用元の記録を怠っていたことによる、計画性の無さ

                               など

 サクッと考えただけでも多種多様です。
 二の舞を踏まぬように、今回はこれらのことを踏まえ話し合った結果、

短く、プレイヤーがクリックで読み進めるだけじゃない、キャラが可愛く、プログラミング技術に収まるような演出を取り入れたゲームを作る

 というわけで「脱出ゲーム」を作りました。

 この記事でお話ししたいことはイラストレーター様への敬意であります。

 キャラ立ち絵・表情変化、背景、小道具(アップデート予定)のほぼすべてのビジュアル面を安田 健郎様に描いていただきました。

 画が良いと全てが一段階も二段階も洗練されたように見えて、自分たちの作品ながら、完成した後の感動も同様のものがありました。
 いままでは、無料素材を持ってきて、立ち絵の見た目にシナリオを合わせるか無理やり押しとおるしかありませんでした。
 ですが、シナリオに合わせたキャラというのは、それはもうキャラの生き生きとし、表情変化の不足を感じることのない、ビジュアルノベルの完成形を目にしたような気分です。

 改めて、本当にありがとうございます。

 もちろん、私のプログラムも多少、進化を見せているつもりです。
 クリッカブルマップを使った新たなシステム作りは苦労しました。
 なにせ、初めての試みなので試作を何回も作り直しながら、同時に本編の方にも組み込んでいきます。
 一回一回に挟むタグの量が前作よりも数倍多いので、書き換えるたびにフリーズしたのには怒りを覚えましたが、自作の弾みになることは間違いないでしょう。

最後にあらすじの紹介です。

 黄昏探検倶楽部に所属する、副部長の松崎 諒は部長、親船 彩と共に学校から脱出するべく難解な謎解きに挑んでいくという内容になっています。
 今作は、その第一章で物置に閉じ込められた、同じく黄昏探検倶楽部のメンバー、大坪 真治を救うため二人が奮闘します。

 興味を持たれた方も、そうでない方も、ぜひ下のリンクからプレイしてみてください。
 感想、お待ちしています。

シナリオ・タイトル背景 : 新関 眞宗
イラスト・キャラ・背景 : 安田 健郎
プログラム       : ジャンボ


    


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