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小売業の最新潮流。今と未来、品揃えとIT化はどこまで進む?

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ショールーミング、オムニチャネル、無人店舗、モバイル決済、ICタグなど、新しいイノベーションに支えられた次世代小売業態の開発推進について考察します。
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2019年5月の記事一覧

プラットフォーマーが壊した消費・市場経済を再構築する未来図と未来職種 その2

前回の続きです。 まず僕の考えている未来の(といっても5年以内位)メディアデバイス型社会空間は、都市の建物の室内の内壁、内装、テーブルの上面が全てディスプレイ化されて、GUI化されたイメージだ。 びっくりしないでね。そのコンセプトは20年以上前からあり、海外では一般的になってきてるから。 言葉にするならば『フルUI型インテリア』とか『フルUI型内装』。 以下の複数の欧米の紹介動画をご参照。 (別に全部じゃなくても良いんだが、イメージしやすいので一旦その観点で議論する) 流

コト型の経済モデル(=商売モデル)作らないとサービスとして普及しないよね?

コト型、体験型って騒がれてるけど、ホントにそっちに移行するなら、それなりの経済モデル作らないと移行できないよね。 すなわち、コト型市場とそのサービス事業者(コトサプライヤー)が増えるためには、 ①コトサプライヤーの生産性がプラットフォーマーや製造業以上に上がる、 ➁そもそもコトを消費できるような豊かなライフスタイルが浸透する(週休4日とか、完全リモート勤務とか…)、 ③消費者がモノじゃなくて『コトにちゃんとお金を払う』。 この三つがマスト要件だ。 これ、当たり前だけどそんな