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仕事力強化Magazine

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コンサルティング会社代表の筆者が時代の趨勢と潮流を踏まえて、これからの仕事力強化の技を伝授してゆきます。
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記事一覧

DX推進を阻むのか?あなたの会社の“ユニット勢力図”【第一回】

様々な企業のデジタル化の支援をしていると、どうにも厄介な問題にぶち当たることがあります。一人一人のスキルが…とか経営者の質が…とかのレベルではなく、事業を常に改革してゆくミッションバランスと意思決定の歪みの問題です。 筆者の仕事観点で見ると、目の前のクライアントのデジタル化がどうにも進まないという危急の問題。しかし周囲をマクロ視点で眺めてみると、日本社会全体や各種団体の津々浦々に広がる組織文化の問題だと気が付くのです。 今回はそれをちょっとモデル化してみたいと思います。

「アフターデジタル」時代の次世代UX体験セミナーを開催します!

アフターデジタル、OMO、Digital Native Store。 複数のイノベーションをクロスした次世代店舗や次世代の顧客接点、体験型施設の開発が進んでいます。 しかしこのジャンルはAIやドローン技術、ロボテックジャンル同様に、ニッポン企業はシリコンバレーや中国に水をあけられつつあり、 SNSやスマホプラットフォーム同様に『彼らの下請け(涙)』に成り下がるのか?との懸念が各所から聴かれます。 筆者が代表を務めるシンクエージェントは、この状況に大きな懸念を感じ、開発シナ

今世の中で、超『価格ギャップ市場』が形成されてる。

筆者は小売業のコンサルタントであると同時にヘビーなお買い物マニアだと以前にも書いた。そんな僕が最近Amazonで買物をしていて感じる強い傾向をレポートしよう。 それは世の中が強烈な『価格ギャップ市場』になってきた!!ということだ。どういうことかというと、同じ品種、同じカテゴリーに属する商品、はたまた一つの同じブランドの中であってさえも、極端な価格差のある商品群が形成されて、かつ激安の商品も、激高の商品も「両方売れてる」!という奇妙な現象だ。これ、消費を楽しんでる人間からする

ITダメ経営者は実在しない。新しいことダメ経営者が居るだけだ!

以下の記事、非常に共感した。 これと全く同じ幻想が経営のジャンルで喧伝されてると感じる。 その筆頭が『ITダメ経営者』という言葉。 日本には『ITがわかってない経営者が多いから世界に乗り遅れてる』という“逸話”だ。 これもっともらしいんだけど、ちょっと考えて欲しい。 ITわかってる経営者とITわからない経営者のギャップってどれほどあるだろう?もちろん、元エンジニア出身でプログラム開発経験のある経営者も沢山いるだろう。彼らは果たして成功してるだろうか? 逆に、純・文系だった

2019年上半期(筆者)記事ランキング発表。

筆者は、今年に入ってから猛烈な勢い(平均するとDaily)でNOTE記事(主にビジネスジャンル)を公開してきたのだけど、お陰様でフォロワー数が1000人を突破しました。 記事数も170を超えているので、その中でどんな記事が皆に見られているのか?どんなテーマに関心があるのか? 皆様のMarketingにも役立つと思うので以下、公開しちゃいます。 以下が50位までのランキングになります。 ※赤字は、ここ二週間の閲覧伸び率の高い記事。 ダントツは、Twitterでも拡散されて広ま

サービス開発合宿@山梨“五番地”にて。

12日(金)~13日(土)で弊社(株式会社シンクエージェント)の合宿を実施。その簡易報告をしまーす。 まずは合宿場所はこんなところ! 見事なほどの山梨、富士の麓の何もない田舎町です。 駅まで歩けない……コンビニもない!川と田んぼと山! しかし、ここまで何もないとSessionに集中できますね(笑) 車で走れば食べ物屋さんはあるけど、まあ20~30分以上。この日は薄曇りだったので残念ながら近くに見えるはずの富士山は見えずじまいでした。 合宿のタイムスケジュールはこんな感

NOTE記事との連携を強めた、ThinkAgent新Officialサイト、ローンチしました。

ThinkAgentオフィシャルサイト、リニューアルローンチしました。 新サイトでは、各種記事連携、オンラインサロン運営、実験的なUXデモの実施、オンラインセミナーなどの発信を実施していきます。 引き続きThinkAgentを宜しくお願いします。

人の“勘”とか“センス”って実は最先端AI(データサイエンス)。

“勘”とか“センス”を馬鹿にする、もしくはあまり尊重しない……そんなIT畑の人やデータ分析畑の人……ちょっと前に良く居た。 でもそれって変だよね。 人間が発揮する 『これは実はこうなんじゃないか?』 『右じゃなくて左に行った方が出口が見つかるんじゃないか?』 『こっちの方が成功するんじゃないか?』 みたいな判断って、全く何もないところから“思い付き”で生み出されてるモノじゃない。 ①説明はきちんとできないレベルの微細な現象の観察積み上げ、 ②数値化とかはし難い状況の推移ト

“Design Sprint”をやる前に意識すべき新規事業企画のTips その1

自分の仕事歴で言うと25年以上になると思う。 企業の新規事業企画の支援とか企画者の育成をやってきた。 いわゆるシリコンバレー型の“リーンスタートアップ”の経験値というわけではないのだが、大企業や中堅企業の新規事業立ち上げを手伝ってきて、やるたびに再認識する事がある。 それは、ある程度経験を積んだビジネスパーソンであっても皆、驚くほど“企画”発想の技術がない…ということ。むしろ下手に社会や業界事情に巻き込まれ過ぎているため『思考の派生的な延伸』ができない…ということだ。 これ

オンラインメディアの生活時間占拠が“旧”消費者にもたらしたモノ。

筆者はインターネットの勃興期からネット業界・デジタル業界が主戦場だったので、ずっと疑問に思ってたことがある。 それはズバリ、ネットの閲覧が(接続回線コストを除けば)タダであるということだ。 TVなどの放送メディアが広告費で成り立たなくなるという傾向は、ネットが普及する前から予想されてきたことだ。それでも、ネット業界の主たるプレイヤーは『無償モデル』を選択した。 そのことがここまでのネットおよびスマートフォンの全世界的な普及に貢献したことは否定はしない。しかし……それは消費社会

『貴方が望むその職種』で、生き残る方法?330名のデータで探ってみた!

弊社シンクエージェントでは職種の“生存率”調査を実施した。 それなりにコストをかけて実査したので、詳細レポートは『課金コンテンツ』とさせていただくが、その結果の一部を紹介しよう。 まずは本サーベイの調査仕様と調査票は以下のような感じ! 選定した職種は、クリエイティブ職種、デジタル職種、時代性の高い職種に絞っている。 以下、今回の結果を集計した専門職30職種の『生存率』の内の一部(14職種)だ。これ、NOTEユーザーには衝撃の結果か?思った通りのイメージか?さてどっちでしょう

GDPデフレーターを吹き飛ばせ!…無自覚なデフレに喝。

日本のGDPデフレーターは2018年12月の 102.73から、2019年3月(四半期単位)に103.37へとやや回復。しかし予断は許さない状況。 デフレ懸念が再燃している。 そもそも今のニッポンは強烈なデフレ国家だ。大分古いデータだが以下のランキングを見てほしい。先進国の物価上昇率が低いのはあたりまえだが、日本は先進国の中でも極端に低い位置にあり、ランキング150位にもはいっていない。 『物価が安い』って良いことのような気もするが、次のようなBad Cycleに陥ってし

本革を知らない人は“フェイクレザー”も評価できない。これ今の経済の象徴?

これ…ゆゆしき問題だと思う。 僕は実はフェイクレザーという素材が大好きだ。 カバン、シューズ…色んなグッズでフェイクレザーグッズを持っている。安くて機能的で多様なテイストがあり、素晴らしいものを開発したなぁ!と感じてる。この商品が普及することには肯定的だ。 なんだけど、実はその『“フェイク”である価値がわからない人が増えてる?』もしくは『増えるんじゃないか?』と感じてる。そうなった時、フェイクレザーは市場からフェイドアウトするんじゃないかって? どういうことか? 『元となる

モノとサービス(コンテンツ)の“個別価格”提示で何が変わる?『NOTEのビジネススキーム』は大正解。

①様々なプラットフォーマーが提供し始めたコンテンツのサブスクリプションサービス(定額課金モデル)。 ➁そしてそれよりずっと前から各種コンテンツ業界で行われていた再販固定価格という売り方。 この二つの販売方法、当たり前のように見えるが、実は消費者のモノやサービスに対する“評価眼(ものさし)育成”を妨げてる……というのが筆者の持論だ。 これ、どういう意味だろうか? 映画業界、ビデオ業界、音楽業界、書籍・出版業界、ゲーム業界。 この全ての業界が確立してきたクリエイティブコンテンツ