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グローバル社会VSローカル社会、会社と組織に何が起こってる?

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様々な矛盾に満ちた社会の動向、その中でのニッポンの特異性などを読み解き、今後我々はどっちに行けば良いのか?深く考えみます。
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#未来論

投資マネーは収益を求めて“人の居ない社会”への投資へと向かう。その1

怪談のような話だけど…これが現実なのかもしれない。 これまで国際金融資本とグローバリスト連中は“儲けるため”に消費者や企業や国を操作して、テロ、恐慌、イデオロギー、消費、法人需要、産業資源、人の寿命……など、あらゆる人的環境(=実体経済)を利用してきた。 しかしそれですらもはや、実体経済と金融経済(投資経済)の乖離は止められなくなった。 なので彼らの投資対象は今後『人の居ない世界』へと向かう。 ヒトの代わりに彼らに“儲け”をもたらすのはAIと自動取引だ。 極端な例を出してみ

今の時代、法律と議会と議員制度が役割を終えたのでは?

資本主義  ⇒制度疲労、 イデオロギー⇒制度疲労、 法律と議会 ⇒制度疲労、 プロの政治家⇒制度疲労。 そんな感じなんじゃないか?と思う。 技術の開発速度、インターネットによる伝達速度、社会構造の変化速度、AIによる自動判定と自動オペレーション化の速度。全てが高速化してる。 それらを鑑みると、まず年間予算を建てるという発想、それからどっかの議会や会議室で議論して決める そのやり方自体が時代遅れだ。 法律を決めるのに2年、それを施行するまでに2年……4年経ったら社会がもう変

『Googleが無くなる!』はかなり正しい…三年以内かな?

ジョージ・ギルダー氏の著作、『グーグルが消える日』が話題だ。 僕もサクっと読んでみた。自分が元々イメージしていたオンライン社会への疑念や今後の未来論と被るところが多く、僕にしてみると久々に全部読んだ。 確かに論点が拡がり過ぎて、結論がでてないところはある。 しかし、これを齢80歳!のエコノミストが書いてしまうところに、 まだまだ米国の面白さがあると思う。 とは言え、難解である。 著者のジョージギルダー氏は見事なほどの数学者&哲学者信奉の強い人だ。シリコンバレーにはそういう

現在ニッポンを表すKPI

現在のニッポンの状況を端的に示すKPIを引用してみますね。 統計や指標が好きな人なら、普通にわかってると思いますが、 ホントにこんな感じです。 ●少子高齢化の断トツトップ国家である ●国家財政に占める負債比率が半端ない などは認識されてると思いますが、 超高炭素社会であるとか、自転車の事故が多いとか、車両密度が高いとか、看護師の人数に比べて病院多すぎとか、農村人口少なすぎ!とか……色々知られてないことは多いのでは? ちなみに下表の 良い ⇔ 悪い は殆ど意味ないです……◎