見出し画像

2021年8月草津温泉1日目

行ってみないとわからないことってたくさんあるな。

旅をするとき、美味しいものとか、宿はどの辺りにとるのがいいとか、
損したくなくて色々調べる。

調べているうちに、写真やブログを見て、
もう行かなくてもわかったように思うこともある。

それでも体感して初めて気づくこと、
体にどん、と印象づくことがある。

今回私がびっくりしたのは、
草津の温泉はすごく熱い!ということ。

もう箱根なんてちょろい(何が?)と思うほど!43度くらいはあるんじゃないかと思う
(あとから調べたら、47度のところもあるらしい、そこも行った)。

草津には公衆浴場という、
無料で入れる温泉がたくさんあって、
自由に温泉巡りができる。

最初に行った西の河原温泉(ここは有料)は
池みたいに広い露天風呂なので温水プールくらいのぬるさだった。
中心街からちょっとしたハイキングくらいの距離で気持ちよかった。



温泉の中や周りの川底がやたらと鮮やかなエメラルドグリーンで
わざわざ塗ってるのだとしたら趣味が悪いなと思ったのだけど、
温泉の中のパンフレットみたいなものに、
温泉の熱さや成分でも生きられる珍しい藻が生えていると書かれていた。
自然のものだとわかると急に可愛い色だと思えてくるから不思議だ。

その後に行った公衆浴場。
これがとても熱くて10分も入れなかった
(入れたと言っても片足ずつ、とかそんな感じ)。

あとから宿のお婆さんに聞いてみると、
ふーん、あそこは熱い時もぬるい時もあるみたいね、とさほどでもない反応。

草津は湯量が多くて、温度も高いらしい。

今回泊まった宿は老舗といった感じの素泊まりのお宿で
すごく安いので選んだのだけど、
古いけど綺麗なところで気に入った。
絶対ないだろうと思ったら、wi-fiもあった。

お婆さん2人とお爺さん1人で切盛りされてたのだけど、
お婆さん2人はいつも一緒にいて仲が良さそうだった。
夜お風呂に入るタイミングが同じで、
(住み込みというか住居プラス宿という趣で、最後に掃除がてら入っていると言う感じだった)
少し話した。

私は東京から来ていて歓迎されているか警戒されているかわからなかったので、
聞かれてもないけどワクチンを打ったら副反応で2回とも熱が出た、
とワクチン接種が完了していることをアピールしたりした。

お二人は姉妹なのか、関係性は分からなかったけど、
背の低い私よりもかなり背が低くて、
しゃがむ時や立ち上がる時もものすごくゆっくりなのだけど、
顔をしかめたり、よっこいしょ、と言うことがなくて、
不思議と辛そうな感じがしなかった。

つかず離れず、でも聞いたらなんでも話してくれた。

部屋数の少なくない古い日本家屋を
綺麗に保つのはすごく大変なんじゃないだろうか。
でも愚痴っぽくなく、さっぱりとされていて素敵なお婆ちゃんたちだった。
宿も古いけど磨かれてさっぱりしていて、汚いところがなくて、
家には持ち主の心が表れると思った。

毎月の旅も3回目になってきたけど、
私の旅のルールができてきた。

1.往復の交通機関と宿泊場所は予約しておく
2.パン屋(できたらベーグル屋)に行く
3.カフェでたくさん休む

その土地で有名なものを食べるのもいいけど、
そんなに好きでもないのに勿体ないからと食べるくらいなら、
デパ地下で好きなものをテイクアウトする方が気が楽って
益田ミリさんも書いてたな。

この記事が参加している募集

#休日のすごし方

54,768件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?