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#376 コスパもタイパもわるい、新入社員のみなさんへの「はなむけの言葉」

竹内義晴の「これらの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織づくり、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組は面白かった。あるいは参考になったらフォロー・コメントなどいただけると嬉しいです。


今日はITmediaで連載している「仕事が『つまんない』ままでいいの?」の話

今日はですね、ITmediaさんの「自分戦略研究所」に寄稿している記事の話をしてみたいと思います。

今日ですね、「新入社員への『明日もちょっとだけ頑張れる』アドバイス」という記事が公開になりました。

この記事は、時節柄、新入社員のみなさんに向けて書いたものです。

今日は4/17ですが、4/1が、仮に入社式だったとすると、2週間強、3週間弱という感じですかね。そろそろ、会社にも慣れてきた感じでしょうか。

とはいえ、まだまだ緊張感の中で仕事をされているんじゃないかなと思います。

理想的なことばかりではない現実の中で

僕が、こういった文章を書くときに、できれば前向きな気持ちになったり、課題が解決したりするようなことが書ければいいな……という気持ちで書いています。

でも、今回の記事は、一見するとポジティブではないかもしれなくて。

新入社員のみなさんに向けた、ポジティブな内容といえば「経験がなくても大丈夫!」とか、「未来は明るいぞ!」とか、「努力すれば大丈夫!」みたいな内容になるかな? と思いますが、今回はあえて、そういった内容にはしなかったんですよね。

なぜならば、根拠がないポジティブな言葉っていうのは、一瞬元気になるかもしれませんが、なかなか長続きしないのと、仕事の中で起こる実際問題を考えてみると、うまくいくことばかりじゃないじゃないですか。

うまくいっているのか/いないのかよく分からない状況の中で

たとえば、働き始めて、なんか理想を描いて会社に入ってみたものの、なんかちょっと理想と違ったりとか。

あとは……今後ね。いろんな経験をしていくと思うんですよ。それは、どちらかといえば、うまくいっているのか/いないのかわからない。成長しているのか/いないのかわからない。前に進んでいるのか/いないのかわからない……みたいな。そういった、モヤモヤした状況というのを多く経験するんじゃないかなと思うんです。

まあ、モヤモヤした状況の時に「どうすればいいのか?」というと、「〇〇をしたら、解決する」みたいにTips的なことで、すぐに解決しないかもしれないことの方が、おそらく多いでしょう。

あとは、人間関係。上司や先輩との関係みたいなものって、「〇〇をすれば、うまくいきますよ」というほど、簡単なものでもありません。このように、うまくいかないケースの方が多いじゃないかなと思うんです。

そういった時に大切なのは、そこにとどまったり、あるいは、諦めて「辞めてしまおう」というのも、確かに選択肢の1つではあるんでしょうけれども、大切なのは、そういった、よくわからないモヤモヤした状況の中でも、一歩踏み出す勇気をどう持つか? ということなんじゃないかと思うんです。

その、「一歩踏み出すためには、どうすればいいか?」を書いてみました。

新入社員に限った話ではないけどね(笑)

もっとも、この話は新入社員のみなさんだけではないかもしれないですけどね。仕事をしていると、うまくいっているのか/いないのか、みたいな状況が長く続くことがありますよね。もちろん、僕もそうです。ひょっとしたら、いまもそうかもしれない。

ですが、そういった時に、諦めて「辞める」ということも大事かもしれませんが、実際のところ、そんなにコスパがよいことばかりではないし、タイパがよくないことの方が、案外多いかもしれなくて。

そういった時に、どのように「目の前の一歩を踏み出すのか?」ということの方が、実際問題、起こりうるんじゃないかなと思って。

なので、そんなこと書いてみました。はい、もしよかったら新入社員のみなさんに限らず、読んでみてください。

じゃあ今日の話はこれで終わりにします。じゃあね、バイバ~イ!

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