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#310 50代の僕は、若い世代と「世代間ギャップを感じているか?」

竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織づくり、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしている番組です。この番組が面白かった。あるいは参考になったらフォローコメントなどいただけると嬉しいです。


ドラマ『不適切にもほどがある』

昨日はですね。TBSのドラマ『不適切にもほどがある』という番組から、世代間ギャップについてお話しました。

世代間ギャップについては、『Z世代・さとり世代の上司になったら読む本』という本を出版したこともあって、いろんな企業から相談ごとや課題感をうかがうケースが多いんです。

で、今日の話ですが、結論から言うと、僕自身、世代間ギャップを「どう感じているのか?」という話をしてみたいと思います。

僕は若い世代と「世代間ギャップを感じているか?」

僕はいま50代ですが、若い世代のみなさんと「世代間ギャップを感じるか?」というと、もちろん、感じなくはないんです。でも、仕事をしている範囲では、ぶっちゃけ、あんまり感じていないんですよね。

で、その理由は、多分、いくつかあると思います。

自分が嫌だったことは、下の世代に味わわせたくない

1つは、僕も若い時に、上の世代からの関わりで「嫌だな~」って思ったことがあります。その「嫌だ」と思ったことは「基本的にしない」みたいなところがあります。

たとえば、学生時代に、先輩とかから理不尽な要求をさせられることって、あるじゃないですか。

たとえばそうだな……これ、本当にくだらない話なんですけど、僕、高校の時、全寮制の男子校だったんですよね。全寮制だから、常々先輩と関わりがあるわけですが、その中でトレーナーの着かたの謎ルールがあったんですよ。

ほら、バックプリントといって、背中に文字が書いてあったり、絵が書いてあったりするトレーナーってあるじゃないですか? 高校1年のとき、なぜか知らないんですけど、「1年生はバックプリントのトレーナーを着ちゃいけない」っていう謎ルールがあったんですよ。意味わかんないですよね。

こういった、勝手に決められた「意味のわからないルール」みたいなことに、結構反抗心を抱くタイプなんです(笑)

ほかにも、「1年だから〇〇」とか、むやみに「先輩を立てなきゃいけない」とか、そういった上下関係が大嫌いなんですよね(笑)

ほかにも、飲み会の席で、意味もなく酒を注いで回るとか大嫌いなんですよ。そういった意味のないことは、下の世代の人たちに「〇〇すべきだ」みたいに教えたくもないし。

だからといって、歯向かっていく……というよりは、自分がやられて嫌だったことは「下の世代には絶対にやりたくない」みたいところが、比較的強いタイプなんです。

なので、「俺たちの時代は〇〇だった」とか、「〇〇の時はこうすべきだ」みたいに言うのがあんまり好きじゃない……というのが、個人的な資質としてもともとあるのかもしれません。

ほかの「世代間ギャップを感じない理由」

他にも、世代間ギャップを感じにくい理由はいくつかあるんじゃないかなぁと、自己分析しています。

僕、人に話をするときに、もともと気を使って話をするタイプなんです。「こういうことを言ったら、こう思われるんじゃないか」みたいな。

周囲の反応を気にしながら話すタイプなので、あまり、ガツガツ・グイグイいかないし、そういった話し方をしないタイプなので、もともとパワハラやモラハラを心配しなくてもいい……というか。

あとは……細かい話は明日以降、また話してみようかなと思うんですけど、「コミュニケーション勉強した」っていうのは大きいと思うんですよ。

同じことを伝えるにしても、いかに「ネガティブに捉えられないように伝えるか」みたいなところがあります。

同じ内容でも、できるだけポジティブに伝えるようにしていれば、パワハラとかモラハラとかって、そんなに気にしなくたっていいじゃないですか。

30代前半、僕が管理職になったときに、コミュニケーションにすごく悩んでいた時期がありました。そのときに、コミュニケーションを学んで、言葉の使い方を直したというのは、いま、世代間ギャップをそんなに気にしなくていい理由の1つじゃないかなぁと思います。

あとは……何があるかな? まぁ、そんな感じで、明日以降も、なんで僕が、そんなに「世代間ギャップを感じないのか?」という話を何回かしてみたいと思います。

年齢による無意識の威圧感や言いづらさには気を付けている

ただ、世代間ギャップはあまり感じないにせよ、それでも、下の世代のみなさんから上の世代の人たちを見ると、年齢がもたらす威圧感や、言いづらさみたいなことって、きっとあると思うんですよね。そういうことは、ある部分では仕方がないところではあると思うので、そこは気をつけてるかな?

でも、言葉づかいとかは、それほど気を付けていないというか、それほど、気にしなくてもいいような言葉づかいを、日頃しちゃっているんだと思います。

……というわけで、今日は、僕自身が「世代間ギャップを感じているのか?」というお話をしてみました。じゃあ、今日はこれで終わりにします。じゃあね、バイバ~イ!

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