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#326 難しい、若い世代への「世代間ギャップ」講演。それでもお話する理由

竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織づくり、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに組織作りやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点で、ゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かった。あるいは参考になったらフォロー・コメントなどいただけると嬉しいです。


今日は青森県におります

いまですね、青森県におります。昨日、講演がありまして。

青森は寒かった!

テーマはですね、「ベテラン世代との世代間ギャップをどう埋める?」という内容です。主に若い世代のみなさんにお話をしてきたんですよね。

今日はそのことについてお話したいと思います。

若い世代のみなさんに対して「世代間ギャップ」を話すのは難しい

世代間ギャップというテーマについて、若い世代のみなさんに対して話すのは難しいな~と思っています。過去にもですね、何度かお話はしたことがありますが、本当に難しいんですよ。

なぜ、難しいのか?

そもそも、話し手である僕と、聴衆である若い世代のみなさんって、この時点で年齢の差があるじゃないですか?

なので、そこだけみても、言い方によってはそれ自体がギャップになってしまう恐れがあります。

というのも、世代間ギャップの課題のひとつに、ベテラン世代から、若手世代に対して「話し方」の問題があります。つい、「オレが若い頃は……」とか、「わたしたちの時代は……」みたいな言い方をしてしまいますよね。

でも、若い世代からすると「いや、そう言われても、いまは時代が違うし……」となってしまいます。

しかし、講演というのは、構造上、僕の経験談を話すことになるので、うまく話さないと、講演自体が壮大な「オレが若い頃は……」になってしまうというわけです(笑)

ね、難しいでしょ?

でも、双方が「歩み寄る」必要はある

ただ、なぜ、今回のような「若い世代への講演リクエスト」があるのか? 

世代間ギャップを埋めるためには、単にコミュニケーションのスキルとか。テクニックみたいな話よりも、異なる世代に対する「あり方」の部分が重要となります。

その場合、一方の世代だけに話しても、双方が歩み寄れません。

世代間ギャップで困っているのは、どちらかといえば、管理職やリーダー世代の方々なので、実際に「どう関わるか?」という部分では、管理職やリーダー世代の関わり方のほうが重要といえば重要です。

一方で、このテーマは、両者の歩み寄りが重要なので、人事のみなさんから「若い世代にも話してほしい」となるのも、自然な話かな、とは思います。

実際、先週講演した会社さんでも、同様のリクエストがありました。

「自分ごと化」できるように

というわけで、昨日は若い世代のみなさんにお話をしましたが、「ああすべき」「こうすべき」みたいな話になると、それ自体がギャップを生むので、今回は僕の経験を中心に、できるだけ「自分ごと化」できるよう、ラフで、カジュアルな感じでお話ししました。

こういった講演をする際に、「話すだけ」にならないようには意識しています。自身の実務経験というか、「いまも実際にやっているか?」みたいなことも大事だなと思っていて。

幸いなことに、僕は複業していることもあって、若いメンバーといっしょに仕事をする機会にも恵まれているので、実際の経験も含めて、自分ごと化できるようなお話をしたいなぁと思っています。

というわけで、今日はこれで終わりにしたいと思います。じゃあ、新潟に戻ります。じゃあね、バイバ~イ!

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