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#291 キャリア安全性・主体性を深堀る19ー社会資本を増やす「情報発信」

竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織づくり、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点で、ゆるゆるとお話をしている番組です。この番組か面白かった。あるいは、参考になったらフォロー・コメントなどをいただけると嬉しいです。


キャリア安全性・主体性の話をしております

いまですね。キャリア安全性・主体性の話をしております。キャリア安全性・主体性を考える上で、「3つの資本」が大切なんじゃないか? ということで、「人的資本」「金融資本」「社会資本」の3つについてお話をしています。

いまは、社会資本についての話ですね。つまり「人とのつながり」です。

昨日は、「社会資本を高めるために必要なこと」ということで、まずは「項目を上げてみようかな」と思って、4つ挙げました。1つ目は「情報発信」、2つ目は「外に出る」、3つ目は「人のために仕事する」、4つ目が「仕事の品質を上げる」。

今日は情報発信についてお話をしようかなと思います。

なぜ、社会資本を増やすために情報発信が必要なのか?

人とつながる上で「なぜ、情報発信が必要なのか?」と言ったら「自分の考えを周囲の人に分かってもらうため」でしょうかね?

そして、人とつながる上で「何か大切なことは何かな?」と思ったとき、「〇〇さんの考えに共感する」とか、「〇〇さんの言うこと、わかる」とか、そういうことが大事なんじゃないかなと思っていて。

それ以外にもあると思いますが、僕は、そういった環境をつくる1つの手段として、情報発信をやっています。

ただ、情報発信が、必ずしも得意な人もいれば、得意ではない人もいるとは思うので、全員に「情報発信しろ!」と言うつもりはサラサラないです。

……が、しておいて損はないかな? という気はします。

まあ、大変ですもんね。情報発信は。よく「情報発信しよう」と言いますが、「言うほど簡単じゃない」……というのが、実際に自分でやっている立場からの実感でもありますけどね。

もっとも、それだけ得られるものもありますけどね。

情報発信は、ぶっちゃけしんどい(笑)

ちなみに「情報発信すること」を目的にすると、ちょっとしんどいかもしれなくて。

たとえば、僕も毎日こうやって、ポッドキャストやnoteで発信していますが、本音を言えば「しんどい」って思うこともありますよ。

なので、「情報発信すること」を目的にすると、多分、続かないんじゃないかなぁ……って。

あとは……そうね。「人とつながる」ということを目的にして発信するのもいいかもしれないですけど、それはそれで「しんどい」と思うことあるかもしれないですよね。

発信したいことがない人もいる

あと、そもそも「発信したいことがない」という人もいるかもしれません。そういう人にとっては、無理に発信しなくてもいいんじゃないかな? とは、思いますけどね。

というのも、情報発信以外にも、手段は他にもあるから。「いろんな人と会う」ことも大事ですしね。外に出ることによって得られる刺激もありますよ。

なので、必ずしも、情報発信に頼らなくてもいいと思います。

あと、世の中には情報発信している人が、5万も、6万も、10万もいます。その中で、自分を探してもらったり、実際に繋がったりするのは、まぁ、容易なことではないですよね。

それでも、情報発信を項目として挙げたのは、僕個人としては、やっぱり「意味があるなぁ」と。実際に発信することによって「つながったこともあるなぁ」……ということで、情報発信を1つの項目として挙げています。

情報発信を企業の中で取り組むためには?

では、情報発信を、企業の中の人材育成というか、社員のみなさんのキャリア安全性・主体性を高める上での手段として、なにができそうですかね? なにか、育てる術があるのかな? 何ができるかな? それについては、僕は明確な答えを持ってるわけではないんですけど。

1つの事例として、これもできる/できないはあるとは思いますが、ある会社さんで「ラジオをやっている」という方がいらっしゃいました。その方は人事ではないと思うんですけど、でも「会社を変えていきたい!」みたいな取り組みをされている方です。会社の中で「ラジオやっている」そうですよ。

言いたいことを話して、社内のグループウェアにあげているみたいです。

社内ラジオをはじめて、最初の頃は、周囲から反応がなかったそうですが、徐々に人が聴いてくれるようになって、「陰ながら応援しています」のように、声をかけられるようになった……とおっしゃっていましたね。

ただ、それを個人でやるのは難しいかもしれないので、会社の制度というか、イベントとしてやるんだったら、これはほんと、ジャストアイデアですけど、社内でラジオ局みたいなのを開いたら面白いかもしれないですよね。

社内で喋りたい人を集って、「何でも話していいですよ」っていう。もちろん、喋るのではなくて、社内掲示板のようなところで「書く」とかでもいいんでしょうけど。まぁ、書くのってまあまあ大変ですからね。なので、取り急ぎ、社内で「雑談ラジオ」かなんかを始めて。

最初のころは、人事の方が1人で話す機会のほうが多いかもしれませんけど、社内で、「ちょっとこの人の話、聞いてほしいみたいな」みたいな人がいたら、いっしょに対談してみたり。あるいは、社内で「話したい人募集!」みたいに集って、いっしょにやるとかね。

こういった発信力、「外」ではなく、社内だけかもしれないけれど、発信力が高まることは、間違いないと思います。そういったことで、僕は全然いいんじゃないかなと思いますけどね。こうすることで、少なくとも、社内での人とのつながり、部署を超えた人とのつながり……みたいなことは、できるかもしれないです。

会社の中で取り組むとしたら、そんな方法も1つ「アリかな?」と思いました。

というわけで、今日の話はこれで終わりにしたいと思います。じゃあね、バイバ~イ!

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