#537 もしも大学生がデジタル化やDXを学んだら?
竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織作り、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。
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今日は、「もしも大学生が、デジタル化やDX学んだら?」という話をしてみたいと思います。
今日、ある大学に行っていました。地方の大学はどこも似たような課題があると思いますが、いま、若い世代の人たちが減っていますよね。人口減少とともに、子供の数がすごく減っています。それに伴って、大学に通う人たちも減っている。これは、いろんな大学、特に地方の大学で起こっているんじゃないかなと思っています。
大学が、学生のみなさんを増やすとしたら、魅力ある学びができることが大事なんじゃないかなと思っています。
そこで、僕はデジタル化とか、DXの学びが、特に地方の大学でできたら、いいんじゃないかなと思っています。
なぜならば、今後、地方の企業ではたらく人が減っていくから、採用が難しくなりますよね。採用難しいだけじゃなくて、そもそも、人が少なくなっていくと、業務を効率化する必要があります。その結果、デジタル化やITの力を使って、業務を効率化したり、もっと簡単にしたり、便利にしたり。そういった取り組みが、多くの企業で求められていくと思います。
もしも、今後必要となるデジタル化やDXの能力を、若い皆みなさんが身につけることができたら、地域の中で活躍しながら、これから、地域の中で起こりうる様々な課題を解決できます。なので、若い世代のみなさんに、デジタル化やDXを学んでもらったらいいなって思うんですよね。
今までのデジタル化といえば、プログラミングのような高度な技術やスキルがないとできなかったんですよね。僕は以前、プログラマーでしたが、僕の時代はそうだったんです。
もちろん、今もプログラミングを必要とすることもありますし、学べますが。ですが、いまは簡単なツールを使えば、プログラムを書かなくても業務に必要なツールを作ることができる。そういう便利なツールがあるんですよ。そんなに専門的な知識がなくてもいいんです。
もしも、若い世代のみなさんがそういったツールの知識を学ぶことができたら、これから起こってくる地域の課題を解決できるんじゃないか? と、真面目に思っています。
そのツールとは、僕が複業しているサイボウズの製品では「kintone」という製品なんですけど、こういったツールを学ぶ場を作れればいいな~と思って、あれこれ取り組んでいます。
というわけで、今日の話はこれで終わりにしたいと思います。
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