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#490 ロールモデルを見つける「ベテラン世代のキャリア」

竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織作り、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。

音声はこちらです。

今日は8月10日です。今日から夏休みという方もいらっしゃるかもしれないですよね。8連休でしたっけ?

お仕事の方もいらっしゃると思います。本当にご苦労様です。僕も、特にお盆休みというのがなく、カレンダー通りの予定です。

今日の話は「ロールモデルを見つける」

いま、ベテラン世代のキャリアについてお話をしています。今日は、メンターというか、「ロールモデルを見つける」という話をしてみたいと思います。

というのも、昨日、ある方からメールをいただいたんですよね。以前から面識はある方なんですけれども、その方から、細かなメールの文面は控えますが、一言で言えば「竹内さんを目指している」みたいな内容でした。

自分のことをこういうふうに言うのはちょっと。おこがましい感じもしますけども(笑)

僕自身は、悩みながら日々歩んでいるだけなので、別に、目指される立場でもなければ、何か特別すごいことやっているわけでもありません。

でも、ロールモデルというか「自分も将来、こんな道を歩んでみたい」とおっしゃっていただけるのは単純にうれしいです。

また、自身が目指している方向感に対して、イメージだったり、すでにそれを実現している人がいるんだとしたら、「ロールモデルを見つける」というのは、大事なことかもしれないな~とは思いました。

ロールモデルがいると……

というのも……

たとえば、会社の中を見回した時に「将来、こういう風になりたいな」っていう人がいればいいと思うのですが、実際問題は、いない場合も多々あると思います。

そういう場合、ややもすると、ちょっと腐ってしまったり……みたいなことがあるかもしれません。

ですが、もしもあなたの周囲に、何かしら、あなたが目指す働き方、人生の歩み方をしている人がいたら、そういう人をロールモデルにすると「将来はああいう風になればいいんだ!」とか、「ああいう風な考え方をすればいいんだ!」とか。「あんな行動をすればいいんだ!」といったモデルになりますよね。

ロールモデルがいないと、やみくもに試行錯誤しなくてもはいけませんが、ある1つの道筋があったら、未来は実現しやすいのかな? という気がします。

モデルとなる人に感情や思考をまねる

少し話はずれますが、ふと思い出したことがあります。

(海外の方なので)名前は忘れちゃったんですけど、以前ある著名な俳優の方が「なぜ、あなたはこういう風になれたんですか?」という質問を芸能レポーターの方から質問されたそうなんですよね。

その時なんと答えたか? という……「僕は、理想の人を真似ただけだ」言ったそうです。タバコの吸い方とか、喋り方とか、とにかく徹底的に真似したんだそう。

NLPのモデリング

以前、僕が学んだ NLP (神経言語プログラミング)と呼ばれる心理学のプログラムがあります。その中に「モデリング」という考え方があります。

モデリングとは、あるモデルを見つけて、その通りに振舞ってみること。なんなら、その人の着ぐるみに入るような感じで、その人は普段何を考え、どんな行動し、どんな感情を抱いているのか?……そんなことを感じてみる、真似てみる、といったプログラムです。

このように、目標とするロールモデルを見つけるのは、ベテラン世代のキャリアにも有効な手段なのかな? と思ったので、今日お話してみました。

じゃあ、今日の話はこれで終わりにします。

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