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2022年のわたしと仕事──今年1年をふりかえってみた

こんにちは、たけうちよしはるです。

note公式さんより、 #2022年のわたしと仕事 というお題をいただいたので、ボクの今年1年をふりかえってみようとおもいます。

公益財団法人日本漢字能力検定協会の2022年「今年の漢字」第1位は「戦う」だそうですね。ボクの今年1年を1文字の漢字で表すとしたら……そうですねぇ。「融」にしようかなぁ。

なぜ、「融」にしたかというと、これまで個々で取り組んできたことが融合してきた感じがするからです。

たとえば、どんなことが融合してきたかというと……

  • 仕事の融合

  • 人の融合

  • 地域の融合

ってな感じ。

2022年のふりかえり「融」について

では、それぞれについて触れます。

仕事の融合

まず、「仕事の融合」についてです。

ボクは、大きく分けると3つの仕事をしています。

  1. NPO法人しごとのみらいで組織づくりやコミュニケーションの企業研修や講演

  2. サイボウズ株式会社でサイボウズの認知を広げる活動(マーケティング・ブランディング)

  3. 一般社団法人妙高市グリーン・ツーリズム推進協議会でワーケーションの取り組み

ボクは2010年からしごとのみらいを経営しており、2017年からサイボウズの仕事をフルリモートではじめました。都市部と地域を行ったり来たりしながら働いていたこともあり、2020年から地元妙高市でワーケーションの仕事に取り組むことになりました。

これまで、それぞれの仕事は、それぞれの仕事として切り分けて取り組んできました。その理由として大きく分けると2つあります。1つは、利益相反になるようなことは極力避けたかったこと。もう1つは、これまでもいくつかの仕事を融合させようと試みたことがありましたが、うまくやらないと難しかったこと。

でも、今年に入って、妙高で企画した親子ワーケーションをサイボウズの中で紹介したら関心を持ってくれる社員がいたり、サイボウズ式編集部の合宿を妙高でやったり、あるいは、しごとのみらいで出版した『Z世代~』の本のセミナーをサイボウズで企画してもらったりと、今年は、いままでそれぞれの組織で取り組んでいたことが、なぜか融合した1年でした。

個人的には、こういった形を以前から望んできたので、よかったなーと思っています。

人の融合

2つ目の「人の融合」について。

1つ目の「仕事の融合」が進むにつれて、必然的に、人の融合も進んだ感じがしました。しごとのみらいで出会った人を、サイボウズの社員に紹介したり、その逆もあったり。

また、3つの組織だけではなく、今年は今まで以上に、いろんな方々とつながったり、つなげたりできたことがうれしかったです。

地域の融合

3つ目の「地域の融合」について。

これまでは、妙高を軸に、都市部との仕事のやりとりが多かったですが、今年は地元新潟でお声がけいただく機会がかなり増えました。

また、これまでは、都市部の仕事は都市部の仕事、地元の仕事は地元の仕事と分けていたところがありましたが、仕事にしろ、人にしろ、少しずつですが、地方・都市部に限らず、地域と地域を融合しはじめてきた感じがします。

また、いろんな地域にご縁ができたこともうれしかったかな。特に、地方のプレーヤー同士とお話したり、なにかが動き出しそうな感じがしたりしたのがよかったです。

2022年の反省

ここまでは、よいことを書いてきたので、反省点もいちおう振り返っておこうかしら。

そうだなぁ……「もっとできたんじゃないか」ということは、多々ありましたかねぇ。

一方で、複業自体がそうですが、同時にいろんなことを考えたり、動かさなければならなかったりしたことも多かったので、あまり自分を追い込まず、ほめてあげるところはほめてあげたいと思います。くわしくは追々ですが、大きな結果につながったこともあったので。

2022年のトピック

そのほか今年のトピックを。大きなところではこんなな感じかな。

2022年3月と8月 親子ワーケーション開催

いま、地元の妙高市で取り組んでいる妙高ワーケーションセンターで、今年の春と夏に親子ワーケーションを開催しました。「親はちゃんと仕事ができ、子どもは地域の体験ができる」がコンセプトで、親子で参加できるワーケーションです。

親御さんが仕事に集中できるようお子さんをお預かりするという、結構ハードルが高い取り組みでしたが、春・夏ともにとても好評でした。地域の事業者と協働することで、とてもよいプログラムに仕立てることができました。

詳しくは、以下のレポートをご覧ください。

2022年4月 サイボウズで社長室を兼務

ボクは2017年からサイボウズで複業しており、これまで、サイボウズ式編集部サイボウズチームワーク総研でマーケティング・ブランディングの仕事をしてきました。

2022年4月より、サイボウズ社長室 育苗実験室に加えていただいて、社会課題を解決する取り組みをはじめました。これからのビジネスパーソンが抱えるであろうキャリアの課題を解決するための実験的取り組みです。それぞれの人が築いてきたスキルや経験を言語化し、地域との接続することで活かすことを目指しています。

詳しくは、以下の記事をご覧ください。

2022年5月 『Z世代・さとり世代の上司になったら読む本』出版

翔泳社より、『Z世代・さとり世代の上司になったら読む本 引っ張ってもついてこない時代の「個性」に寄り添うマネジメント』を出版しました。

おかげさまで大変好評で、出版以降、研修や講演など多くの機会をいただきました。

2023年に向けて

2023年は、いままでいろいろと広げてきたものを、少しずつたたんでいこうかなと思っています。選択と集中かな。

しごとのみらいの活動は、もっと注力したいです。

サイボウズの活動は、兼務を少し整理して、マーケの部分と、育苗実験室に注力したいです。

妙高でのワーケーションは、方向感は見えてきたので、あとはもっと多くの方にご利用いただくことかな。すでにいろんなところでご相談させていただいている平日の親子ワーケーション、実現したいです。

というわけで、今年はお世話になりました。2023年もよろしくお願いいたします。

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