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#255 #雪国テレワーク部 に取り組んでいる「本当の意図」

竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方や組織作り、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点で、ゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組か面白かった、あるいは、参考になったらフォロー・コメントなどいただけると嬉しいです。


昨日は、#雪国テレワーク部 のお話でした

昨日は #雪国テレワーク部 からのお知らせということで、昨日(12/17)から今日(12/18)にかけて、大雪の予報だったので、雪国にお住まいのみなさん……いや、雪国に限らず、大雪の予報だった場所のみなさんは、無理に会社に行かずに「テレワークをしよう」というお話をしました。

幸いなことに。僕は新潟県妙高市というところに住んでいますが、今朝起きたら、ちょっと白くなっていた程度で、大雪ではありませんでした。今回は街の方が降ったみたいですね。ここから1時間ぐらい海沿いに行った地域の方が降っていたみたいです。

というわけで、今回は大きなことにはならなかった感じでした。

話はずれますが……これからの季節はあいさつが難しい(笑)

話はずれるのですが、僕が住んでいる地域では、これからの季節はあいさつの仕方とかを気をつけなくちゃいけなくて。というのも、僕が住んでいる地域は、スキー場とか宿泊施設とか、観光業で働いている人も多いんですよね。あとは、除雪作業とか。

雪が、仕事に影響を与える人たちにとっては、雪が降らないのは死活問題なので「幸いなことに」とか、「降らなくていいですね」などとはあんまり言えないんですよね。

なので、人によってあいさつの仕方を変える……という術を、自然に身につけたという感じです。

……と、関係ない話でした。でも、そろそろ降るべきところには降らないと、スキー場などはちょっとまずい状況ですよね。

#雪国テレワーク部 に取り組んでいる本心

それはさておき、昨日、 #雪国テレワーク部 ということで。「雪国の人は、日ごろ厳しい環境に住んでいるから、大雪になるんだったら、無理に会社に行かずにテレワークをしよう」という話をしました。

実は、この #雪国テレワーク部 、本音のところは「雪国だから」というわけではないんですよね。

地方でテレワークを広める上で、入り口としては、大雪というのはいいなとは思うんですけど、本心は、違うところにあります。

地方では、今後、人口減少によって、人材不足・人手不足が起こってきます。これはもう、決定事項です。

地域の中の人たちだけで仕事を回そうとしていたら、ちょっと難しくなってきます。また、ITを活用してDXを進めていかないと、業務を維持するのが難しくなっていきます。

その観点で捉えたときに、今後必要になってくるのは、地域の外の人と仕事をする環境を整えて、必ずしもその場にいなくても、いっしょに仕事ができるチームを作れることが、すごく重要だと思っています。

そのためには、デジタル化を進めて、時間や距離など、物理的な制約がないことがすごく重要なので、地方の企業ほど、本当はテレワークのような形で働く環境を整えていくことが大切になっていきます。

人は「困らないと動かない」

ですが、その環境にならなければ、実際はやらないと思ってもいます。

たとえば、コロナ禍でテレワークが一気に広がりましたが、これは、ある意味強制的に「出社できない」という状況があって、初めて一気に広がりました。もし、このような環境がなければ、いまのような環境になるまでには、10年以上掛かっていたんじゃないかと思います。

つまり、人は「このままではまずい」という状況に置かれて、初めて行動するところがあります。

なので、今回のような大雪をきっかけに、時間と場所の制約がない環境で働けた方がいいな……と感じていただけたらいいんじゃないかな、と思っているのが本音です。

悪天候のときは、テレワークの方が安全で効率がいい

コロナ禍でテレワークが広がり、都市部の方だと、たとえば台風があったときなどは、以前よりもテレワークがしやすくなったんじゃないですか? だって、会社に行けるかどうか、バスが来るのかどうかも分からないのに、その場で待ち続けるのって、それを業務として捉えたら、明らかに効率は悪いですよね。

また、社員のみなさんの安全を考えたら、もしテレワークが可能だったら「今日はテレワークにします」って言えたほうが、効率的にも、安全面でも、明らかにいいと思うんです。

特に雪国では、これからの季節は大変だし、いまは気候変動によって、天候がすごく極端になっているから、今回のような大雪を機会をきっかけにして、働き方が変わっていくといいな、と。

それが、将来的に見た時に、テレワークのような働き方が必ず必要になると信じているので、 #雪国テレワーク部 は、これからもやっていこうかなと思っております。

では、今日の話はこれで終わりにします。じゃあね、バイバ~イ!

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