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#88 複業人材として働くボクの「本当の気持ち」

竹内義晴です。この番組は組織づくりやコミュニケーション、キャリアデザインなどの人材育成、複業やテレワーク、多拠点ワークといった「これからの働き方」についてゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かった、あるいは参考になったらフォロー・コメントなどいただけると嬉しいです。

というわけでですね、いま、地域の企業の、人手不足といった課題を解決しながら、企業をより良くしていくために複業人材の受け入れの取り組みについてお話をしています。

昨日は、そもそも「なんで複業人材なのか?」という話をしてみました。

複業人材として働くボクの「気持ち」を話してみたい

今日はですね、何て言うんでしょう、何かこう、何かを説明するときにメリットでメリットみたいな話もね、いいんですけど、今日は「ボクがどういった気持ちで複業しているのか?」についてお話ししようかなと思うんです。

ボクの働き方というか、複業に対するとらえ方はあくまでもボクのものであって、すべての「複業をしよう」という人たちが、こういう気持ちを持っているかといったら、分かりません。ひょっとしたら、ちがう動機や、気持ちを持っている方もいらっしゃるかもしれません。

でも、何かこう、働いている側の気持ちの一端でも、もしも企業の人たちに伝わるのであれば、「ちょっとお話ししてみようかな」って思ったんです。

「なるほど」と。「こういう人」が、「人」がというよりは、「こういう気持ちを持った人が関わってくれるんだな」とか、「なるほど、こういう人となりの人が、いっしょに関わってくれるんだ、仕事ができるんだな」って思ってもらったらいいなと思ったので、ボクが「どういう気持ちで働いているのか」についてお話をします。

改めて、ボクの働き方

すでに、このポッドキャストなり、noteの中で、何度も何度もお話ししてますが、ボクはしごとのみらいというNPO法人を経営しながら、組織作りとか、コミュニケーションの企業研修を行っています。その一方で、サイボウズという会社で、いまは主に、多くの方にサイボウズを知っていただく「マーケティング」という仕事をしています。

どちらがメインとか、サブとかっていうのではなくて、どっちも本業です。複数の本業がある、「複業」という働き方をしています。

ボクがこういった働き方をする上で、以前は、しごとのみらいの仕事と、サイボウズの仕事を、結構きっちり分けてたころもありました。

でもいまは、それぞれにとってメリットがある、メリットって言葉は好きじゃないんですけど、それぞれにとって価値があることができたらいいなと思っていて。それは、しごとのみらいに限らず、あるいはサイボウズに限らずですね。全体が良くなる仕事ができたらいいなってすごく思ってるんですよ。

最近、いろんなセクターの方と話す機会が増えた

というのも、こういった働き方をさせていただいている関係で、それぞれの仕事以外にも、行政の方々とか、あるいは教育機関の方々とか、いろんなみなさんとお話をする機会があります。

結局、地域だったり、子どもたちとか学生さんたちの学びだったり、いま、さまざまな課題がある中で、特に人口減少に起因することが結構多いかもしれないですかね。

「地域から人が減っている。それをどうにかしたい」という、経済的なことに起因することもあるのかもしれません。あとは、「学生が減っていて、学ぶ機会が失われつつある」みたいな話も伺います。

そういったことをいろんな方面から耳にするたびに、「これ、しごとのみらいの仕事と活かしたら、何かできないのかなとか?」とか、「これ、サイボウズとつないだら、何かできないのかな?」とか、そういったふうに考えることが、特に最近すごく多いんですよね。

たとえば、しごとのみらいでは、ボクは組織作りとか、人材育成とかそういったところに強みがあるので、「地域のリソースを使って、これを学びに変えられないかな?」とか。

あと、サイボウズでは、チームワークをより良くするためのメソッドとか、あとはチームで仕事をするための情報を共有するツールであるとかを開発したり、そういったサービスを提供している会社なので、「これとこれを組み合わせて、地域の課題を解決するために生かせられないかな?」とか。

このように、目の前のさまざまな課題に対して、さまざまなものや人とつないで「解決できないかな?」とか、お互いにとってよくなることを考えながら、常々仕事をしています

1つの要素では解決できなくても、複数の要素があれば解決できるかも

だから、儲かるとか、儲かんないとか、もちろんそれもすごく重要な要素ではあるんですけど、でも、せっかくさまざまなところに関わりがあり、さまざまなご縁がある中で、1つだけの要素だと解決できないけど、「これとこれを組み合わせたら「なんかここ、行けるんじゃないか」とか、そんなことを常々考えているんですよね。

なので、こういったことが、御社で「どういうふうに役立つか?」を考えていただいたときに、自社だけではなく、誰かや何かをつなげることによって、解決できる課題があるんじゃないかと思うんです。

たとえば、中小企業だったらIT化みたいなことを解決するためにツールを入れることも大切な1つだとは思うんです。でも、複業している人には「IT化」だけではない、広い視野だったり、多角的なとらえ方みたいなところがあります。そういういった視点を生かしたいなと思います。

また、繰り返しになりますが、さまざまな事柄を組み合わせることで、なにか「いい形にできないかな?」って真面目に思っています。

これは、あくまでもボクのとらえ方で、ボクの働き方ですが、複業人材に対して、単に業務を委託するとか、単に専門家の高度なスキルが……みたいなところも、確かに重要だとは思うんです。

でも、業務委託や専門的なスキル以外の、視点や見方みたいなところを生かせたらいいなと思いますね。

あとは、最近つくづく、「仕事とは、人とのつながりである」と思うのですが、さまざまな課題を抱える企業にとって、人とのつながりも大事なんじゃないかなって思います。さまざまな才能を持った人がいて、複業をしてみたいと思う人がいるんだったら、つないでみたいと思うし、活躍してほしいと思う。

また、さまざまな視点をもった人が必要だなと思っている企業があるんだったら、つないでみたい。そういうことでしかないんですよね。

というわけで、今日は、ボクの働き方というか仕事感というか「こういう気持ちで働いてます」というお話をしてみました。じゃあ、今日はこれで終わりにしたいと思います。バイバイ。

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