#321 コミュニケーションに飲み会は悪か?
竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織作り、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆると話をしていく番組です。この番組が面白かった。あるいは参考になったらフォロー・コメントなどいただけると嬉しいです。
今日の話は「コミュニケーションに飲み会は悪か?」
今日の話は、「コミュニケーションに飲み会は悪か?」という話をしてみたいと思います。
というのもですね。昨日、ある会社さんで世代間ギャップに関する講演をしてきたんですよね。
講演が終わった後に、世代で言うと、多分50~60代ぐらいの方かな。こんな一言を言ってたんですよね。「わたしたちの時代は、コミュニケーションといえば飲み会でしたよね」と。
以前、熊本放送の番組で、世代間ギャップに関する番組に出演させていただいたことがあるんですよ。
その番組ではベテラン世代と、若い世代の「ぶっちゃけ、どう思っている?」みたいな意見を、街の中で取材されていたんです。
取材の結果、ベテラン世代の方は「最近、飲み会が減ってコミュニケーションが取れない」と言っていました。一方、若い世代の方からは「ベテラン世代は、コミュニケーションは飲み会だと思っているみたいだ」といった意見があって。
こういう話が出てくると、やっぱり「コミュニケーションに飲み会は悪なのか」という話になると思うんですよね。
「コミュニケーション=飲み会」に対するボクの意見
僕の意見を、結論から言ってしまえば「飲み会、別にいい」と思っています。
飲み会に限らずなんですけれど、いま、世の中で、いろんな情報が溢れているじゃないですか?「〇〇の場合は、□□にしよう」みたいな。
もちろん、パワハラ・モラハラ的な言動がいいとは思いません。ですが、職場の、上司とメンバーとの関係性の中で、特に問題が起こってないんだったら、多分「それでいいんじゃないか」と思うんですよね。
たとえば、職人気質な世界で、「おい、お前!」みたいな、パワハラ・モラハラ的な言動って、少し前は普通にあったんじゃないかと思うんです。
それが、いいのか否かといえば、一般的には良くないという話になると思います。
でも、当事者同士の中で「いや、もっと厳しく教えてほしいです」っていう人も、きっといるんじゃないかと思った時に、当事者間で、そこに問題が起こっていないのであれば、多分問題ないんじゃないかなと思うんです。
繰り返しになりますが、だからといって、パワハラ・モラハラ的な言動を「やっていきましょう!」と、「推奨しよう!」と言いたいわけではないですよ。
言動によって、相手がどう感じるのかは、正直わかりません。なので、相手を傷つけるような言葉は使わない方がいいとは、もちろん思います。
ですが、そこに問題が起こっていないのであれば、問題ないと僕は思っています。
問題が起こっていなければ、飲みニケーションもいいんじゃない?
飲みニケーションも、そこに問題が起こっていないのであれば、別にいいんじゃないですかね。
問題があるとするならば「強要すること」ですよね。強要するというのは「全員参加だ!」とかね。
個人的には、全員参加じゃなくていいんじゃないかな、行きたい人が行けばいいんじゃないかなって、思っているタイプです。
結局は「本人次第」というところがあるじゃないですか。
だから、世の中一般的に流布されている「最近の若い世代は、飲みに行きたがらないらしい」といった話をそのまま鵜呑みにして、「最近は、飲みに行かないって言うから」と遠慮するぐらいであれば、僕の意見では「聞いてみたらどうかな?」と思うんですよね。
「お酒、好き?」とか。「仕事終わりに飲みに行くのって、ぶっちゃけどう思う?」とか。それが1つの会話のネタにもなります。
本心は、ぶっちゃけ、聞いてみないとわからないので、聞いてみたらいいと思うんですよ。それで、「お酒好きですよ」という話になれば、別に行ったらいいじゃないですか? 「苦手だ」っていうんだったら、行かなきゃいいだけの話じゃないですか?
僕も以前、聞いたことありますよ。「ぶっちゃけ、お酒ってどう? 好き?」って。そうしたら、「全然好きっすよ」って言ってくれたので、飲みに行くのは別にいいと思っていますけどね。
人によって好き嫌いはあるので、相手が嫌と言うなら飲みに行かなければいいし。仕事の話だったら業務時間にすればいいので。
というわけで、飲みニケーションが、必ずしも「悪いわけではない」と。相手に聞いてみて、「いきたい」と言うんだったら、行ったら仲良くなれると思うんですよね。
なので、一般的な情報をうのみにして、「いい」とか「悪い」とかを判断しないこと。人それぞれなので。
もし、「あまり得意じゃないんですよね」となったときに、「いや、俺たちの時代はな……」という、自分の価値観の押し付けがそこで入ってくると、ちょっと面倒くさい人って思われちゃうかもね。
というわけで、コミュニケーションに「飲み会は悪か」と言ったら、「別に、そんなことはないんじゃないの」と。だったら、まずは「お酒が好きかどうか」を聞いてみよう……という話を、今日はしてみました。
YouTube観ながら酒を飲んでいると……
関係ないんですけど、僕、お酒好きなんですよ。夜、YouTubeを観ながらお酒を飲んでいるんですけど、飲み歩いているYouTubeのチャンネルとかがあるんですよね。それを観ながら、お酒を飲んでいます。
すると「こんなに若いのに、こんなに飲むんだ」みたいな、すごい人もいたりしますよね。番組を観ていると。
なので、相手が、お酒好きなのかどうか、いっしょに飲み行くのが好きなのかどうか、そのあたりを聞いてみたらいいと思うんですよね。「好き」と言えば、大いに行けばいいと思います。
じゃあ、今日の話はこれで終わりにしたいと思います。じゃあね、バイバ~イ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?