#82 ボクがサイボウズで複業をはじめたときの契約形態
竹内義晴です。この番組は組織作りやコミュニケーション、キャリアデザインなどの人材育成、複業やテレワーク、多拠点ワークといった「これからの働き方」についてゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かった、あるいは参考になったらフォロー、コメントなどいただけると嬉しいです。
これから、複業人材を「受け入れようとする企業が何をすればいいのか?」についてお話します
今日は6月21日、水曜日ですね。ここしばらく天気が良かった……少なからず新潟は良かったんですけども、また明日ぐらいから天候がくだり坂みたいですね。
これからですね、複業に関して複業人材を「受け入れようとする企業」が何をすればいいのか? という観点のお話をしていこうかなと思っています。
複業を受け入れる企業が何をしなければならないかというのは、案外、体系化されている情報は少ないかもしれないです。あとですね、一言で「複業」といっても、雇用形態をどうするかによって、あまり考えなくていいものと、いくつか考える必要があるものがあるので、「どの辺りから取り組んでいくか」というのも、きっと受け入れる企業側としては大切な情報ではないかと思います。
結論を最初に申し上げておくと、「あまり難しく考えなくても、受け入れることはできます」ということを、申し上げておこうかなと思います。
その前に、ボクの「サイボウズでの働き方」
でですね、今日なんですけれども、受け入れる企業のノウハウ的なものを話し始めてもいいんですが、ボクが、いま、サイボウズでどのような形で働いているのか。かつ、ボクの働き方も、時とともに変えてきているので、その辺りの話をしようかなと思います。
ボクがいま、複業をしている……ここでいう「複業」というのは、複数の業、パラレルの仕事と考えると、何が「メインか」というのは、「みんなメインです」という言い方になるんですけど、一方で複業ということを、受け入れる企業側が考えるとき、「何がメインで、何がサブなのか」というとらえ方の方が分かりやすいと思います。それはまた、追々お話していくとして。
まず、ボクが複業するようになった、実務的なところの変化についてお話ししていきますが、ボクが複業を始めたのは2017年の、正確には4月末から5月にかけてです。
いま、どういった雇用形態かというと、「週2日正社員」という雇用形態になります。ですから、社員です。「週2日の社員です」というと、「週2日の社員なんて、そもそもあり得るのか?」と、たぶん、多くの方が思われると思うんですが、結論から言うとあり得るんです。
その、「あり得る」部分はについては、ある程度まとめてお話した方がいいと思うので、それは明日か明後日、改めてお話をしたいと思いますが、実は、週2日正社員という働き方になる「前」があるんですね。
ボクが「週2日正社員」になったのは、はたらきはじめてから少しあと
先ほど、ボクがサイボウズで働き始めたのは2017年の5月という話をしましたが、社員になったのは8月ぐらいなんですよ。働き始めてから2ヶ月ちょっと経ったぐらいからなんです。
じゃあ、その前はどういう働き方だったかっていうと、一言で言えば「業務委託契約」だったんですよね。
業務委託契約というのは、「この業務をやってください」っていう依頼を受けて、「分かりました。1ヵ月〇〇円で、この業務を受けます」という契約を結んで、1ヶ月単位で、ボクの方からサイボウズに請求書を出して、それに対して振り込みをされるという働き方だったんです。
業務委託契約なので、業務を遂行することがわたしの仕事であり、そこには雇用関係はないんです。
なぜ、業務委託契約からはじめたのか?
なぜ、一番最初、このような働き方にしたかというと、雇用関係とかやりだすと、たぶん「いろいろありそうで、難しそう」というか、どういう風になるのか、ボクも想像できなかったし、サイボウズ側にとっても、どういった負担になるかはわかりませんでしたが「いろいろと調整が必要になるだろうな」と。
もっとも早く、実務を始められるとしたら、たぶん「業務委託が一番手っ取り早いだろうな」って思ったんです。
なので、「最初は業務委託のような形であれば、そんなに難しいことなしに始められますよね」というような話をして、始めたんですよね、確か。
業務委託契約で始められたのは、ボクが個人事業主だったから
で、業務委託については、ボクはもともと個人事業主の屋号も持っているんです。なぜなら、ボクが一番最初、独立して仕事を始めた時に、個人事業主から始めたんです。「テイクウェーブ」って屋号なんですけど、そこからはじめて、その後、しごとのみらいという法人を作ったんですよね。
テイクウェーブという屋号はいまも生きていて、しごとのみらいには乗せづらいけど、個人で受けるような仕事。あるいは、個人事業主での業務委託契約による仕事をような場合は、個人事業主で受けることも結構あるんです。
なので、もともと個人事業主だから、業務委託でやり取りできたんですよね。
これを企業で働いている人がやろうと思うと、ちょっと話は違ってくるかもしれないんですけど、複業人材を受け入れる企業側は、業務委託契約にすると、単に業務の依頼であって、そこに雇用関係は特にないのでスムーズに始めることができるんじゃないかという話ですね。
で、サイボウズで働き始めて2ヶ月後ぐらいに、ボクは週2日、正社員に切り替えたんですけど、その話については、また明日、お話ししたいと思います。
今日の話はここまでです。じゃあまた、バイバイ!
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