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大手系新規事業担当者が兼業起業にチャレンジした結果、赤字150万円なう

はじめまして、あきです。
初投稿なので、これまでの経緯について、綴りたいと思います。
年齢は30歳で都心在住、スイーツが大好きですが、残念ながら男性です。

自己紹介

普段は都心で働くサラリーマン。
メーカー⇒大手系デベロッパー(ビル運営・開発職)という職歴で
色々と経験した後に、流行りの新規事業開発を担当し、丸2年間が経過した。2年間で100のアイデアと20の概念実証と4つの事業化を行った。
新規事業開発は、とてもエキサイティングで今までの仕事と明らかに違っていた。

何故そう感じたか?

デベロッパーの仕事とは5割が社内調整で、どれだけスムーズに進めるかが評価ポイントで、面倒な仕事は外注先にお願いし放題で、目標を達成しなくても怒られることもないようなすごく楽な仕事だと思う。
メーカーの時では考えられなかった。。。

また働き方改革とプロジェクト関係が落ち着いたことにより、年間休日も有給を取得して140日あり、残業もほぼ無いような状況。30歳で結婚し、幸せな毎日を過ごしていた。こんな毎日が続けばよかった。

副業での失敗体験

時間もあったし、副業解禁に伴って、奥さんのダンスの個人事業の仕事を手伝った。当時の奥さんはフリーランスで年収200万円ぐらいだった。

ココナラに登録して、意外とキャッチフレーズを変えただけで、1回5万円の振付制作依頼がいくつも来た。喜んだ顔がめっちゃ嬉しかったし、このワクワク感は忘れられない。身近な人に喜んでもらえる副業やりたいと心から思った。そんなキッカケでダンスを軸に色々とチャンレンジすることになる。

・ダンサープロダクションの立ち上げ
・サイト制作&記事寄稿によるSEO流入
・300社へメール営業
・tiktok(広告起用されフォロワー1.8万人まで伸長)

結果、ほとんど収益化に至らず、うまくいかなかった。ビジネスは困っている人を起点に考えると良いと言われるが、学んだことは以下。

・仕事に困っている人をいくら集めてもニーズが無いので難しいこと
・顧客リストを集めるだけではなく、質が重要視されること
・昔ながらの業界の常識を覆すのは非常に大変であること
・マッチングビジネスは強みを作らないと組み先が見つからず
 成り立たないこと (後述参照)
・身近な人に自分の事業開発スキルを提供して喜んでもらえる
 幸福度が高かったこと

大きなキッカケ

そんな時に東南アジアで起業していた人材関係の友人が日本でエンジニア採用をやっていると聞いて会うことになった。それが全ての始まりだった。元々、新卒向けのダイレクトリクルーティングをやっていて、Twitterのフォロワーを伸ばすことに非常に得意であった。その人が現職で始めたTwitterフォロワーが昨年9月時点で1,500人程度だったが、面白い内容だった。
一方でエンジニア採用市場は活況でDODAの発表で求人倍率が9倍になっていた。前回の失敗経験からお金を出す側の悩み(エンジニアの人手不足)を解消できればビジネス化できるのではないかと思い付いた。
そして友人にYouTubeを軸とした事業作りを行わないかと提案をしたことがキッカケでそこから毎週の土日いずれかは必ず撮影する日々が続いた。
内容はエンジニアのキャリアに関連する内容で、友人の話しはとても興味深く流暢でネタが尽きなかった。ただ、編集のクオリティが低く、アルゴリズムもわからない中、手探りで始めた。

YouTubeオペレーション構築

このままでは手が回らないと思い、台本制作⇒撮影⇒編集⇒アップ⇒分析の一連の流れを以下の流れで分業を行う事にした。
・台本制作⇒友人
・演者⇒友人
・編集、アップ⇒奥さん
・分析⇒自分
・撮影場所を自宅にすることで貸し会議室代を削減
完全に手離れすることができ、僕は分析に注力することができた。
様々なビジネスYouTuberの研究を行った結果、新しい仮説が見えてきた。
「チャンネル登録数が無くてもYouTubeで収益化できるかもしれない」
なぜなら動画は情報量がとても多いから。またエンジニアの人材紹介、採用コンサルなどで収益化できるのは無いかと仮説を立てた。そして、チャンネル登録数を上げるための研究をし続け、少しずつ伸ばすことができた。

10月にはじめて、半年間で機材費、奥さんへの編集費などで50万円以上の投資をした。

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法人化

売上が立っている訳ではなかったが、エンジニアからの需要が間違いなく高いことがわかった。また演者の友人がそれらの人の良い理解者である事もそれらの声からわかった。僕は18歳の頃に2人しかいないスタートアップを無給で手伝っていたことがある。ワンルームマンションで入金が1,000万円あった時の喜びは今でも忘れられない。だからサラリーマンになったが、いつか起業したかった。一方で今やっている業務は属人性が低く、派手な反面コンプレックスがあった。会社の看板では泣く自分の看板でも仕事がしたい。そんな腕試しがしたく、法人化しないかと友人に提案を行い、今に至る。
絶対にうまくいくかわからない。でも絶対にチャレンジしなかったら後悔すると思ったな。

法人設立、税理士費用、備品、宣伝費など100万円ぐらいかかった。
また職業紹介許可の取得のため、資本金500万円を納金した。


今後について

2020年2月下旬に税理士との契約を終え、手続きを進めていたらコロナショックに直撃した。まさかの地獄絵図。

仕事も2件飛んだが、いくつか採用コンサルの契約を進めていて法人化する約束だったので、開き直って登記してしまった。しかも見栄を張って、株式会社にした(合同会社の方が税金が安い)。年間販管費で300万円はかかる予定。

4~6月から営業を本格稼働するため、そのトライアルがうまくいかなかった場合、とても辛い状況になる。しかし、こんな最悪な外部環境の中、非常にワクワクしてしまうのは起業の魅力だ。

・株価の価値が上がったら!
・価値あるユーザーを沢山抱えられたら!

そんな夢を見ながらプライベートがほぼ無い会社員兼業起業にチャレンジしている。一つわかったことは、ワクワクしすぎて、全く疲れないということ。毎月のスピード早いので、振り返る意味でnoteに書き起こしていきたいと思う。そして世の課題の解決とビジネス系サラリーマンの副業経営のロールモデルになるような実績を残したい。
応援よろしくお願いします!

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