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MBA派遣記録 準備編② ~MBAに応募した理由

しがない大手企業のサラリーマン(総合職)がなぜ企業派遣型のMBAに行こうと思ったのかを綴るブログです。

今回の記事は、前回の続きとなります。まずは、こちらの記事からご覧になってください。

1.僕の仕事の哲学 「自分の感覚 < 先輩の教え」

国内MBA派遣プログラムは、当社が毎年1名選んで派遣していることを知っていましたが、今までの僕は、自分には縁遠い話だと勝手に思い込んでいました。

僕には、仕事をする上での哲学があって、自分の感覚値を信じて仕事をするスタイルには、どうしても成長に限界があると思っていて、先輩たちの好事例を良い意味でパクっては、自分の”モノ”にする方がよっぽど成長の効率がいいと考えていました。だって、自分が経験できる幅は限られているため、自分が経験していない仕事から得られる体験は、自分の感覚値だけでは得られないからです。

とはいえ、人は選びますし、言動のエビデンスは必ず精査します。でも、僕の仕事の基本スタイルとして、自分の成功や失敗は、より多くの人にシェアし続けて、逆に多くの人から成功談をシェアしてもらうことです。

2.僕の仕事の哲学 「先輩の教え < ビジネス書」

ところが、ここ数年では、

「先輩たちに教わるのもいいが、結局いい仕事の仕方は、ビジネス書が教えてくれる。」

ということに気が付きました。ビジネス書は、優秀な人の中でも、一握りの人たちが、自分の成功体験やノウハウを書いているものであり、会社の先輩レベルの話に比べて10~100倍は価値があります。ただし、読むものは選びます。

3.僕の仕事の哲学 「ビジネス書 < 学問」

そして、最近は

「ビジネス書もいいが、結局、学問を覚える方がもっと効率がいい。」

ということに気が付いたのです。学問というのは、数百年の間、多くの分野で活躍したモデルの集約版であり、いわばビジネス書の最高峰です。結局、学問を学ぶべきだ、と感じていたからです。

そう考え始めていた僕の目に映った「国内MBA派遣プログラム」というワードは、今までに比べて非常に魅力的に見えました。

(余談ですが、おススメの本です。)

4.主体的なキャリアという選択

そして、僕の選択肢として、①手を挙げて本社に行っても、数年で現場に戻される可能性が高いこと、②純粋に仕事の成果から本社に目をつけてもらっても、現場の延長の様な営業推進部程度がオチであること、を考えればこの2つはダメでした。

それに引き換え、「国内MBA派遣プログラム」に行けば、①個人としての成長があり、②社内でも安泰のレッテルを得られる、③何より今までに比べて”主体的”にキャリアを描けるようになる可能性が高いことが魅力であり、僕は、この選択肢にかけることにした。

5.人事制度上の問題で応募ができない・・・

ただし、問題がありました。それは、「国内MBA派遣プログラム」の条件は、

応募時点で、現職場在籍3年目であること

だった。僕は、総合職で、転勤族のため、まだ2年しか現職場に在籍していない・・・。

今年は、無理だが、来年はきっと応募しよう。

と思いつつ、今年で30歳になり、自分のキャリアにかなり焦りがあった僕は、いい子に来年まで待つ気もできませんでした。(・・・人事制度をそもそも変えればいいのでは?)


>>>>次回に続きます。


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