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囚人=犯罪をした人?【網走監獄に行ってきた】

網走監獄(今は博物館)に行ってきた。

寒すぎる!!

女満別空港からの直通バス+徒歩15分ほどで行くルートもある。けれど、あまりの寒さで網走バスターミナルで路線バスに乗り換えで行くことに。

市街地から少し距離がある山の上にある

マイナス5℃くらいだったから、道産子の人からすれば、まだまだなのかもしれんけど。

雪なんてほとんど降らない地域の人間からすると、やばい寒さ。防寒はそれなりにしていたけど、何もつけていなかった耳が寒さでジンジンしてくる。

料金は大人1,100円だけど、ホームページの割引券で10%オフになる。結構広いので、じっくり見るなら2時間くらいは欲しいかも。

少人数で監視するため、こんな作りになっている
実際の様子。機能的な美しさがある一方、とにかく寒い!!

囚人=殺人や盗みなどをした人っていうイメージがあるけど、網走監獄ができた当時は政治犯(明治維新のときに幕府側についた人)を収容する面も大きかったよう。

信念を持って戦った人もいただろうに、置かれていた立場によって、こんなクソ寒い所に投獄されるなんて、何とも言えない気持ちになった。

写真だとわかりづらいけど枕が丸太になっていて、それで囚人を叩き起こしていたらしい

ロシアの南下政策に対抗するため、北海道内の交通網の整備を急ピッチで進める必要があった。

そのため昼夜を問わず働き、多くの人が犠牲になった。囚人だから、酷使して死んでも構わないと思われていたよう。管理していた刑務官も多くの死亡者を出していることから、現場の過酷さが見てとれる。

独房に敷かれた布団。これだけだと、僕は耐えられない寒さ
命令違反をした囚人を閉じ込める闇堂。光が入らず、ご飯もほとんど与えられない

見どころが多く、寒さも相まっていろいろ考えさせられる場所だった。
市街地に戻るバスが16:36で終わりのため、閉館の17時までじっくり見ることができないのは残念だった。

ざっと見るだけなら1時間もあれば回れるが、じっくり見るなら2時間は欲しい。

網走に訪れた際は、ぜひ行ってほしい場所だ。

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