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中山匡 頑張るフリー営業マンは注目! 『在宅秘書』の仕組みを作ろう!⑤

働き手は多い。でも「初体験同士」は難しい?

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大坪:そもそもの話なんですけど、在宅秘書というような方って、日本の社会には多いんですか? つまり〝自宅なら働ける〟という女性……女性に限らないと思うけど……。

中山:それは本当に多いですね。

「専業主婦」といわれる方は、今、統計的には800万人いるという状況なんです。この中には積極的な専業主婦の方もいれば、本当は働きたいけれど働けないという方も。

たとえば大手企業だったら、フルタイムでないと働けないわけですよね。

まあ最近は変わってきていますけど。基本的には、結婚して子ども産んだら、もう「辞めなさい」っていうかたちで、企業はまた新卒を採ってくるっていう、そういうサイクルがあるわけです。

なので、実際の統計的な数値はわからないですけど、少なくとも当社で今50名の社員がいる中で、そういうかたちで入ってきた方が10人いるんです。

大坪:へー。働きたいのに、会社から事実上許されなかったということで、辞めざるを得なかったという方? 

結婚、育児という女性特有の変化というものをある意味背負わされたかたちというか。その背負わされた結果として、自宅でも仕事したいっていう方が少なくないってことですね。

中山:そうですね。これ、本当に潜在的にはまだまだ眠っているなって思いますね。

大坪:そうですか。ちなみに、アメリカとかでは、そういう人を組織化して労働化するっていうシステムは、もっと発達しているんですか?

中山:そうですね。在宅ワーカーという括りになってきますけど。

日本でも最近、クラウドワークスとかランサーズとかが上場っていうことで有名になってきてますけれど、元々はそういうネットワークというものは、海外を含めてあったわけです。

ただ、私もそれは知っていたんですけども「ちょっと違うな」って思ったんですね。

大坪:ほう!? とおっしゃいますと?

中山:働きたいと思って登録する人と、発注企業がいて、それが基本的にオンラインで繋がっていくという仕組みが多いんですけど、この時、それぞれお互いがある意味初体験っていうケースが多いんですね。

大坪:ああ、在宅で働くのは初めてだっていう方もいるし、初めて在宅の方を雇うという企業もある。それはそうですね。

中山:なので、初体験同士ってなかなか繋がらないわけであって、それは繋ぐ人が〝卑怯じゃないか〟って思ったんです。

大坪:確かに。僕も最初に(在宅秘書を)お願いする時に、何をお願いしていいかわからなかったですね。

軌道に乗るまでにはすごく時間がかかりましたね。

中山:そうですよね。なので、今では社内の教育によって〝繋ぐ人〟っていうものを育ててきたわけなんです。

ただそれだと追いつかないので。今度〝繋ぐ人〟っていう職業をつくってしまおうかって思っているぐらいです。

初体験の方同士を繋ぐ資格みたいなのをつくって、たとえば協会のようなかたちにしていく予定ではあるんです。

「中山匡 頑張るフリー営業マンは注目! 『在宅秘書』の仕組みを作ろう!⑥」に続く↓

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