保険営業の試練!?「テレアポ」の克服はこの手でいこう!②
テレアポのハードルを下げる〝単純な〟一手
こで何をしたかといえば、それは本当に単純というか、オールドスタイルのやり方。
「はがき」を書いたんです。
私の著書『手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす 月収1万倍仕事術』(ダイヤモンド社)でも詳しく書き、さまざまな機会にお話ししている、ヘタレな私の〝対・テレアポの必殺技〟ともいえるのが、この「手書きはがき」作戦だったのです。
これ、相手の関係性のハードル、緊張感を下げる手段として、メチャメチャ効果的でした。
「拝啓 貴家ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて突然のお葉書まことに恐縮であります。ひとつお願いがあります。
15分間だけ時間を割いて、私から保険の話を聞いて頂けないでしょうか……(以下略)」
なんていう、馬鹿正直な簡単な文面。これを手書き(筆ペンで)書く。文字のうまさとかは関係なし。
これを事前に相手に送っておくことで、テレアポの結果にハッキリと差が出るんです。
はがきを出さなかった場合:アポが取れる率は20%くらい。
はがきを出していた場合:その約3倍、50%超え。
これってすごいことですよね。
要するに、はがきを送っていることで、相手にとって私は、初めての相手ではないわけです。もうそこですでにお互いのハードルが下がっている。
「もしもし、大坪と申しますが……」
「ああ、あのはがきの……」
って感じです。
当時としても、わざわざ手書きのはがきを送ってくる人なんて少なかったですからね。印象に残ってるんです。
だから、電話をしてその場で関係性を築く必要はない。たとえ断られたとしても、厳しい言葉はもらいません。
「まず事前にアプローチしておく」……ちょっとしたことですが、これでガラスのハートは守られるのです(笑)
「テレアポが苦手」「嫌いだ」というあなた、ぜひ試してみてください。
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