中山匡 頑張るフリー営業マンは注目! 『在宅秘書』の仕組みを作ろう!③
経営者・独立営業マンの福音?「在宅秘書」スタートの背景
中山:ただ、そうして本当にたった1人の経営コンサルタントとしてやっていたわけなんですけど、やがては、段々お陰様で忙しくなっていく。
忙しくなっていくと、どうしても「本当はこの仕事やりたいんだけれど、忙しくてとてもできないんだよな」っていうことが増えてきますよね。
大坪:そういうこと、ありますよね。
中山:だったら普通は「人を雇えばいいじゃん」って思うわけですけど……それができなかったんです。
大坪:ああ、それわかります。初めて〝人を雇う〟時って、気持ちのハードルが高いですよね。
中山:そうなんです。そもそも私、独立するまでは毎月400時間から500時間ぐらい働いていて、もういつ電話かかってくるかわからないみたいな感じで……。
大坪:普通、200時間過ぎたら、もうかなりの残業ですよね。それを400時間?
中山:マックスで540時間。基本的に「土日は休み」という概念はなくて、仕事があればもうどこでも全国飛んで行くっていうふうな。
夜は当然眠れないので、移動時間に寝るって感じですね。
大坪:じゃあ、布団に入って寝るんじゃなくて、仕事していて、その合間に寝るみたいな感じ?
中山:そんな感じ。仕事して、合間に睡眠時間がある、みたいな。
大坪:へー。その当時は楽しかったんですか?
中山:ええ、それはそれですごく充実していましたね。
でも1人でコンサルタントとして活動することになると、ある意味、いろんなものから解放されて自由になったな、と。
大坪:ああ、組織から解放されて。
中山:ええ。スタッフがいなければ、何時までに出社しなければいけないなんてこともないし、すごく自由でいいなって思いました。
ただ、そう思いながらもいろんな意味で疑問が生じてきたんです。先ほどお話しした「忙し過ぎてやりたいことができない」ってこともある。
また、自由はいいんだけれど「本当にこれでいいのかな?」っていうことも考えて……。
収入的にも非常に恵まれていたけれど、それがちょっと虚しさを覚えるような……。
大坪:へー。
中山:で、何かちょっと突破口がないかなって思って、シンガポールのジェイ・エイブラハムのセミナーにわざわざってみたら、すごく優秀な経営者の方がいたんです。自分の将来の手本になるような。
それで、先ほどのエジソンの研究所のように、やはり1人でやることには限界があるっていうことも考えて、「誰かとやるんだな」ということをその瞬間に決めたんです。
それでその際の選択肢が2つあって……。
ひとつは普通に「正社員を雇えばいい」って話ですね。
大坪 なるほど。
「中山匡 頑張るフリー営業マンは注目! 『在宅秘書』の仕組みを作ろう!④」に続く↓
保険営業の世界に入り、さまざまな壁に直面しているビギナー層に特化したプログラム→「これが月収1万倍を実現させた習慣!保険営業1年目の教科書」はこちら↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?