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前回の本に関連して、著者の先生の単著を一冊ずつ取り上げてみます。 まずは國松先生。 多様なテーマで医書を量産しているとんでもない方です。 どれも非常に勉強になります。 今回紹介する本は主に外来診療の心がまえについての論考です。 初診での関係性の築き方、対症療法の考え方、再診のつなげ方。 このあたりが丁寧に解説されており、また読みたくなる本です。 と言っておいてまだ一回通読しただけの、明日も外来を控えた私に向けて、エールになりそうな一節を引いて終わります。
内科医の國松先生と精神科医の尾久先生による対談本です。 内科外来にやってくる思春期の患者さんのみかたに絞った本かと思いきや、一般内科外来診療に関するエッセンスが散りばめられていてとても耳が痛くなりました。 両先生はかつての指導医と研修医の関係であり、当時からの「外来振り返り(感想戦)」がいまでも続いているようで羨ましい限りです。 自分だけで 振り返るつらみを 抱えながら 明日も明日とて 外来