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【合わない仕事】「もしかして、頭悪い人ですか?」と言われた

私は昔、派遣の仕事をしたことがあります。その時、こんなことを言われました。「もしかして、頭悪い人ですか?」と。これ、一言一句盛っていません。本当に言われたんですよね〜。当時は泣きそうになるほどショックだったのですが、今思えば自分だけが笑える話。これをふと、思い出しまして。仕事というのはですね、誰にだって合う・合わないがあるわけですよ。当たり前のことを言っていますよね。だからこそ、仕事に悩んでいる人へ、少しでも持ち帰ることができるようなお話を今からしますね。


派遣での悲しい出来事

私は昔、派遣の仕事をしたことがあります。次の仕事までの繋ぎとして、とりあえず何かをやろうと思ったことがきっかけです。少しでも稼いでおきたかったと。結局その派遣は、2週間くらいで辞めました。理由は、辞めるに値する理由ができたからです。大前提、繋ぎとしてとりあえず仕事をしていたという心根がありましたので、長く留まるつもりはありませんでした。

「もしかして、頭悪い人ですか?」

私が辞めた理由は、「もしかして、頭悪い人ですか?」と派遣先の上長に言われたからです。結構ショックを受けました。まず私の仕事内容ですが、アクセサリーパーツを検品し、必要事項をPCに入力するだけの入力作業でした。私、これがつまらなくて、意識朦朧としながらボンヤリと仕事をしていたんです。数えミスとかしちゃうんですよね。すると、上長から「もしかして、頭悪い人ですか?」だなんて言われたわけです。

やりがいのない仕事に向いていない私

当時の私は、これを面と向かって言われた時にショックでいっぱいでした。ものすごく見下された感じがしました。そもそも、私のことを名前で呼ばないこともありました。「派遣さん」ですかね。自分の存在意義がよくわからなくなり、かつ単調な仕事にボンヤリとした意識になってしまい、元来真面目な私でもミス連発に。結果、暴言を言われたと。私が悪いといえばそれまでですが、言う人も言う人ですよね。つまり、もうこの場にいてもハッピーではないの確実。

すごいこと言うよね〜!

当時の私は、言われた後に込み上げてくるものがあり、トイレに駆け込んで泣いていました。鏡に向かって、ふと「この仕事、辞めよっか」と言ってみたんです。自分の瞳をじぃっと見つめながらね。この時のことはすごく覚えています。決めたら、瞳に力が戻った気がしました。翌日には辞めることを伝えましたね。

今でもフィクションかのように思えるのですが、「頭悪い人ですか?」だなんて、すごいこと言いますよね!そして、アッハッハって感じ。今言われたら、吹き出すかもしれません。失礼すぎて、おかしいですもの。

自我が消えていきそうな仕事

人には合う・合わない仕事があります。これ、正確には「自分のエネルギーが出せる仕事・出せない仕事」だと思うのです。単純な能力の話ではありません。自分が発揮できるかどうかです。たとえ能力に見合わなくても、一生懸命やれることもあります。こういった真摯な姿勢は、必ず実ります。真剣度が違うということ。仕事内容だけでなく、環境も大切です。場所や人、体制など。むしろ、これらの方が大事だと思いますね。人は環境の生き物ですから。

今、仕事が辛い人へ

「私、もうこの仕事が向いていないかも」と思った方は、チャンスだと思います。特に、私のように誰かから何かを言われた場合はなおさらです。神様は時に、人を介してメッセージをくださるのかなと思います。「あなた、ここは向いてないですよ、ここは辞めなさい」と。何よりも、自分自身で「向いていないな」と思えば、もうそこで終わりなのです。辞めていいと思います。

仕事を辞めたら人生終了ではない

私の場合、繋ぎで仕事をしていたわけですが、だからといって次の仕事は決まっていませんでした。けれど、もう辞めましたね。よくない環境に身を置いても、自分には毒なだけだから。その後、きちんと正社員として就職できましたよ。そんな私も今やフリーになっています。なんなら、つい最近まで、派遣を副業としてトライしてみたくらいですから。ですので、未来は本当にどうなるかわからないです。いくらでも、どうにでもなります。

【一番大切なこと】いい人と過ごそう

仕事において、とても大切なことがあります。それは、人です。仕事内容は二の次です。そこオンリーにこだわるのならば、独立してください。ぴったりなところなど、ピラミッド社会な会社ではあり得ないからです。だからこそ、人で考えてみてください。嫌な人はどこにでもいるとはいいますが、これも物の言いようです。大抵の人は普通ですから。ただ、許容範囲を超えた人がいるのであれば、離れてもいいと思います。ただただ、それだけ。人生はどうにかなりますから。これが私の教訓でした。

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