【ダメ】吟じるのを避けるべき5つの状況
こんにちは、heyheyです。
今日は「吟じるのを避けるべき5つの状況」というテーマで話します。
詩吟の発声練習や本番の前に、これらのことは避けた方が良いでしょう。もし当てはまるものがあれば、胸に手を当てて、あまりやらないことをぜひオススメします!
1. タバコ
まず1つ目は、タバコです。これは人によって影響の度合いが異なるかもしれません。例えば、椎名林檎さんのように喉がめちゃくちゃ強い人もいます。
しかし、一般的には体に良くないだけでなく、喉にも悪影響を与えやすいです。喉の体力が無くなりやすいというか、乾燥しやすいというか。
(私は全く吸ったことがないのですが)詩吟を練習する前はタバコを避けた方が無難です。
2. お酒
2つ目は、お酒です。お酒を飲んでから本格的に吟じるのは危険です。頭に血が上りやすくなり、本当に怖い思いをすることがあります。
私自身、友人の結婚式で詩吟を披露した時の経験があります。大事な出番だと理解していたので、それまでは極力お酒を控えめにしていたのですが、いざ本番となると緊張感と吟じる時の血圧上昇で、あっという間に顔が真っ赤になってしまいました。
特に転句では危険でした。6割ぐらいの力に抑えて、なんとか終えることができました。少量のお酒でも、吟じる前は気を付けた方が良いでしょう。
お酒を飲むと喉の調子が良くなったように感じることがありますが、それは感覚が麻痺しているだけなので要注意です!!!
3. 徹夜
3つ目は徹夜です。これは単純に喉へのダメージが非常に大きいです。喉がガサガサになり、響きが圧倒的に悪くなります。
私は高専生の頃、徹夜して友達とカラオケでオールをした後に詩吟の稽古に行ったことがあります。先生から静かに「君は今日何しに来たのか」と言われました。。。。。今でも鮮明に覚えているほどに反省しました(涙)
コンディションを整えるのも、吟士の務めですね💦
4. 喉の痛み
4つ目は喉の痛みです。風邪などで喉が少し痛い程度であれば、腹式呼吸を優先的に行うことで何とか吟じることは可能です。
しかし、常に引っかかりを感じたり、変な咳が出る、ズキズキするような痛みがある場合は、本当にやめておいた方が良いです。
確かに、お腹を使えば喉への負担は減りますが、詩吟は普通の歌よりも圧倒的に負荷が強いものです。無理をすればするほど症状が悪化し、いい練習にもなりません。長期的に症状が続いてしまう可能性もあるので、ちゃんと診てもらってから判断しましょう。
詩吟は喉のハードワークなのです!!
5. 風上に向かって吟じる
最後の5つ目は、あまり多くの人がやらないかもしれませんが(笑)、風上に向かって吟じることです。
外で発声練習をしたり、海辺や川辺で練習したりする人もいると思います。私もそういった場所での練習を推奨しますが、くれぐれも風上に向かってやることは避けてください。
高専生の頃、つまりエネルギーが有り余っていた時期に、風の強い日に風上に向かって必死に吟じたことがあります。「風なんぞに負けてたまるか!」と(笑)
・・・結果は惨憺たるものでした。あっという間に喉がガサガサになり、大吟も酷い有様でした。風上で吟じると、以下のような問題が起こります:
喉が急速に乾燥し、枯れていく
風の音で自分の声が聞こえづらくなる
声が聞こえづらいため、無理をしがちになる
さらに声が枯れていく
風上で練習するのと風下で練習するのとでは、練習できる時間が数倍も変わってしまいます。
必ず風下に向かって、もしくは風の影響を受けにくい場所で練習するようにしましょう。
まとめ
詩吟を始める前に避けるべき5つのことを紹介しました:
タバコ
お酒
徹夜
喉の痛み
風上に向かって吟じる
これらは、詩吟の練習や本番前に避けることで、より良いパフォーマンスにつながります。また、喉を守り、長期的な上達にも役立ちます。
自分の体調や環境をしっかりと把握し、最適な状態で詩吟に取り組むこともまた、詩吟をやる者としての務めです。というか、詩吟は吟道といって、長い長い道のりですから、短期的な無理は禁物です✨
健康的に、長期的に、詩吟を楽しんでいきましょう!!
今回の内容は以下のYouTubeからでも聴けます。
後半では実際に私が日替わりで漢詩を選んで吟じているので、良ければチャンネル登録お願いします♪(今回は珍しく俳句を吟じました!)
本日は以上となります。
今後も一緒に、コツコツと吟道を歩んでいきましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?