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意義のある継続、意義のない(薄い)継続

「継続は力なり」というありきたりな言葉ですが、僕はそこそこ好きです。
だから、これまでの人生において、色々と継続してきました。

詩吟は26年間
日記は20年間
ゴスペルは16年間
音声配信は4年間
YouTube配信は2年間

そんな中で、自分にとって「意義があった継続」と「意義がなかった(感じにくかった)継続」があるので、その違いは何なのか整理したいと思います。


1.意義をヒシヒシと感じた継続は詩吟とYouTube配信

今まさに意義を感じているのは詩吟とYouTube配信です。

YouTube配信は、気が付けば400回以上の配信をしていますが、チャンネル登録者数は増え続けて、今は2000人を突破しました。

配信するたびに着実にチャンネル登録者が増えていくのは、非常に意義を感じます。自分の頑張りが素直に認められている感じがするので、継続するモチベーションに直結します。

これに付随して、26年間継続している詩吟の意義も感じています。

正直、発信活動をしていなかったら意義を少し見失っていたかもしれません。今まさに詩吟YouTuberとして成果が見えてきているからこそ意義を感じますし、今後のビジネス展開を考える上でも詩吟を継続してきた実績が強みと自信につながるので、「継続してきて良かった」と感じています。

「現金だなぁ」と思われるかもしれませんが、人間そういうものじゃないでしょうか?誰にも見られていない所で頑張り続けられるほど、僕は人格ができておりません(苦笑)

2.意義を感じにくかったのは音声配信

逆に、意義を感じにくかったのは詩吟の音声配信です。

これはstand.fmというアプリを使ってYouTubeの内容と同じ音源データを配信しているのですが、フォロー数が400人くらいに差し掛かった所で、ほぼ全くと言っていいほどに伸びなくなりました。

YouTubeを続けている今でも同時並行で配信を続けてはいるのですが、この2年間くらい、本当にフォロー数が変わりません。さすがに凹みます。

もし、音声配信だけをやっていたならば、もっと早くに挫折していたでしょう。しかし、今はその土台のおかげでYouTube配信につながっているので、そういう意味では重要な意義を感じています(どっちやねん)

ここから言えることは「終わり良ければすべて良し」でしょうか?
途中がどんなに困難でも、最後に成果と結びつけられればOKなのでしょうか?

もちろんその側面はあると思いますが、YouTubeとのつながりはあくまで偶然と捉えるべきです。

そもそも「詩吟の音声配信を聞きたい」と思ってくれる方がどれだけいるのかを先に考えるべきだったんですね。マーケットサイズとでも言えるかも。

音声配信を聞く人が多くないのに、詩吟に絞るとそれはもう、本当に少なくなります。そんな中で「継続していればいつか報われる」と思いながら配信し続けるというのは、やはり意義が薄いと言えます。

「継続することで成果が見込めること」は、やはり欠かせない要素だと思います。

3.これは微妙かも、と思ったのはXでの筋トレ投稿や一人課題の毎日投稿

もっと意義を感じられなかったものが
・Xで筋トレを継続していることの投稿
・書籍の課題にある内容に沿って毎日note投稿

です。

こういった継続を発信している人は今でもそれなりにいらっしゃるので、何とも言えないのですが、何とも言えなくなると意味が無いので(笑)、僕はこのスタンスで考えを書きます。

筋トレを継続することは素晴らしいです。
40歳が近づいてきている今、その重要性をヒシヒシと感じています(リアル)

noteを毎日書くこともとても素敵なことです。
書くことでタイピングが上達したり、言語化能力が鍛えられることもあります。

が、、、それは個人の内面の話です。
外部の人にとってはどうでも良いのです。
あなたが筋トレを継続できようが何だろうが。

・・・と書いている内に何となくわかってきたのですが、「継続していることを発信する」のであれば、「発信する意義」をちゃんと定義しないといけないのだと思います。

発信することでフォロワーが増える、お客さんからの信頼度が上がる、収入に直結する、、、といった意義を。

これを全く見ることなく「私は頑張っている」という発信をすることに違和感があり、実際に自分でそのようなことを何度かやってみて、振り返ると「あれってあまり意味が無かったなぁ」と思うのです。

継続の成果として何が欲しいのか?は最初に定義すべき

まとめます。(書きながら考えているのです笑)

継続することは素晴らしいです。
継続的な発信は凄いなぁと思いますし、
一人で黙々と継続することも美しいと思います。

ですが、どんな継続にしろ、やっぱり継続そのものを目的にしてはいけなくて、継続による「成果」を見定めておくことが大事です。
・・・と偉そうに書いていますが、僕は速攻で継続が目的化する人間なんです(笑) 毎日目的を考えるなんて面倒なこと、できません!!涙

でも、だからこそ、継続したい事柄を決める時
「これを継続することで自分は何をしたいのだろう?」
「継続したら本当に目的が、成果が得れる見込みはあるのか?」
を最初に考えておくと、意義を感じやすくなり、モチベーションが維持できるようになり、成果につながりやすくなるのだと思います。


・・・で、自分はなぜnoteを継続しようと思っているのか。

「今後を生き抜く力として、ライティング能力、考えを言語化する能力、意見を持って最後まで書きぬく力、を鍛え上げたいから」
「今まさに考えていることを、日記ではなく人の役に立つ形で残したいから=noteの良いねやフォロー数を増やしたいから」
「"ジブン株式会社経営"の考えの人たちと一緒に頑張りたいから」
「書き続けた先に、また一つ視点や縁が増えそうな予感がするから」

だいたいこんな感じです。難しいですね笑

とはいえ、盲目的に継続することが無いように、戒めとしてこのnoteを書き残します。

おわり!

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