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【詩吟上達のコツ】5つのポイントを押さえて着実に上達しよう

こんにちは、heyheyです。
今日は「どうすれば詩吟がうまくなれるのか」についてお話します。

詩吟を始めたばかりの方や、もっと上手くなりたいと思っている方にとって、上達の方法は大きな関心事だと思います。
今回は、私の25年以上の詩吟経験を基に、確実に上達するための6つのポイントをご紹介します。


0. いい教室、いい先生から学ぶ

良い詩吟教室に入ることや良い先生から学ぶことは、詩吟上達において大切な要素です。

とはいえ、詩吟がよく分からない初心者の方が、素晴らしい教室や上手な先生を見分けるのは本当に難しいことです。

そこで、詩吟教室の選び方について書いた記事があるので、詳しくはこちらを参照してください。

といっても、どの地域に住んでいるのか、優秀な先生が近くにいるのか、風通しの良い流派が近くにあるのかなど、運要素は否定しきれませんので、5つのポイントからは外しています。

次からが本題です。

1. 外せない基本を学ぶ

詩吟は初めて聞く人には難しそうに感じるかもしれません。
でも、要素を分解していくと、意外とシンプルな部分が見えてきます。

特に大切なのは、まず「骨組み」をしっかりと作り、その上に「肉付け」をしていくという順番です。

骨組みとは、以下の4つの要素です:

  1. 発声

  2. 発音

  3. 音程

  4. アクセント

そして肉付けは、いわゆる「詩情表現」と呼ばれるもので、以下のような要素があります:

  • 緩急

  • 強弱

  • 言葉運び

  • 間(ま)の取り方

最初からこれらを全部同時に学ぼうとすると混乱してしまいます。
まずは骨組みをしっかり作ることに集中し、そのあとで肉付けをしていくのが本当に大切な順番です。(失敗すると僕の様に10年近く遠回りします😭)

2. 模範を見る、聞く

先生が「こういうことが大事ですよ」と言葉で説明しても、実際に示してくれなければ意味がありません。

例えば、「腹式呼吸が大切です」と言いながら、先生自身が胸式呼吸で肩を動かしながら吟じていたら、説得力がありませんよね。
また、「間(ま)を取りましょう」と言っても、具体的にどう取るのかを示せなければ、生徒は困惑してしまいます。

良い先生は、言葉で説明するだけでなく、実際に模範を示してくれます。
この模範を見て、聞いて、(多少間違っていてもいいから自分なりに)理解することが上達への大切なステップになります。

3. 真似てみる

基本を学び、模範を見た後は、実際に自分で真似てみることが重要です。

詩吟は言葉で説明するのが難しい部分がたくさんあります。
そのため、「見よう見まね」「聞こう聞きまね(こんな言葉ないかも)」で実際にやってみることが大切なんです。

最初は上手くいかなくても大丈夫です。
とにかく真似てみることで、体で覚えて、理解をさらに深めていくのです。

4. アドバイスをもらって修正する

真似てみた後、大切なのがアドバイスをもらうことです。

自分では気づかない癖や間違いがあるものです。
「自分ではうまくできている」と思っていても、他人から見るとすぐに改善点が見つかることがよくあります。

私自身、数年間独学で詩吟をやっていた時期がありますが、後から先生にアドバイスをもらって、多くの改善点に気づかされました。

アドバイスをもらったら、それを基に修正を加えていきます。
この「真似る→アドバイスをもらう→修正する」のサイクルを繰り返すことで、確実に上達していくのです。

口酸っぱく言いますが、アドバイスをもらっても、それを一切反映しない方が沢山います。録音してみて、アドバイス後の自分の吟が何も変わっていないのであれば、それはアドバイスを反映しているとは言えません。

アドバイスをもらったら、何かを変える。これは本当に大切な意識であり、上達が早い人と遅い人の決定的な違いになります。

5. 継続して練習する

最後に、そして最も重要なのが継続することです。

上達のコツを知っても、実践しなければ意味がありません。
毎日の発声練習や、定期的な吟詠の練習を続けることが、上達への近道になります。

僕自身、一番成長を実感したのが5年間毎日継続していた時です。
1日5分でいいので継続しましょう。コツコツ。コツコツです♪

まとめ

以上、詩吟上達のための5つのポイントをお話ししました。
改めて整理すると:

  1. 外せない基本(骨組み)を学ぶ

  2. 模範を見る、聞く

  3. 真似てみる

  4. アドバイスをもらって修正する

  5. 継続して練習する

この5つのポイントを意識して実践することで、確実に詩吟は上達していきます。

ただし、上述しましたが、良い教室や先生に出会えるかどうかは運の要素も大きいです。そこで、私はYouTubeでこの「詩吟チャンネル」を運営しています。

このチャンネルでは、詩吟の基礎や重要なポイントについて詳しく解説しています。また、実際に吟じる様子も音声で毎回公開していますので、模範を聞くという部分もカバーできます。

また、月額990円の「YouTube詩吟教室」に参加していただければ、毎月最低1回はアドバイスを受けられます。
現在20名ほどの生徒さんがいて、お互いに励まし合いながら練習を続けています。

つまり、私のYouTubeチャンネルを活用すれば、実際の詩吟教室に通わなくても、ある程度は上達のための環境が整っているんです(じゃーん!笑)

せっかく詩吟に興味を持ってくださったのですから、その気持ちを大切に、まずは私のYouTube配信をご覧いただき、勉強して、実践して、時には私にアドバイスを求めて...そんな形で詩吟を楽しんでいただければ嬉しいです。


今回の内容は以下のYouTubeからでも聴けます。
後半では実際に私が日替わりで漢詩を選んで吟じているので、良ければチャンネル登録お願いします♪

本日は以上となります。
今後も一緒に、コツコツと吟道を歩んでいきましょう!

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