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終電より高校野球⚾️

8/6 第105回全国高校野球選手権記念大会
初日に行ってきました!第2試合の途中から。

今年は各都道府県大会でサヨナラ勝ち、9回の同点劇、逆転劇が多くありました。その時点でかなりお腹いっぱいだったのですが、いざ甲子園球場を目の前にするとお腹ペコペコになりますね(笑)なんなら、ちょっと小走りで球場に入りました!

浦和学院vs仙台育英

待ちに待った甲子園開幕!

甲子園に着いたのは2試合目の途中。
なので、最初から観戦できた第3試合について書こうと思います。
この日は第1試合が延長TB(タイブレーク)決着となりました。
土浦日大8-3上田西
第2試合も熱戦で
共栄学園3-9聖光学院

第3試合の試合開始は17:40ぐらいでした。

西陽が射す甲子園球場

浦和学院(埼玉)2年ぶり15回目
この夏の埼玉大会を7試合で66得点5失点という圧倒的な力で勝ち上がった名門です。

仙台育英(宮城)2年連続30回目
こちらもこの夏の宮城大会を5試合で51得点2失点。同じく圧倒的な勝ち上がり。さらに昨年の甲子園優勝🏅校でもあり、その時のメンバーも多く残る、いわゆる優勝候補です。

初戦屈指の好カードと言われていました。
さて、試合の詳しいレポートや解説というのは私のスタイルではないし、とうてい無理なので(笑)感想とかそんなスタイルです。

え?いきなり!?

ナイター点灯試合

試合開始後すぐに、ナイター点灯試合になりました。パノラマで撮った写メ、キレイでしょ?夕方ということで、風もあってまぁまぁ涼しい、いい観戦環境でした。

試合はと言うと、まず1回表浦和学院は無得点。
その裏の仙台育英の攻撃。
電光石火の4得点!浦和学院の守りのミスもあったとは言え、強烈な先制パンチ。

続いて3回裏、仙台育英は5番尾形くん、6番湯田くんの連続ホームランを含む5得点。

3回が終わったところで
浦和学院0-9仙台育英
これはもう勝負あったか…今日、新幹線で帰るから途中で帰らなきゃ。
ところがここからです。
昨年の甲子園でも活躍した仙台育英の先発、湯田くんに浦和学院打線が襲いかかります。4回表に4点を返して、浦和学院4-9仙台育英、とします。

沈み気味に見えた、浦和学院の選手、ベンチ、応援団がにわかに力と輝きを取り戻したようでした。

ここからは何点差がつこうとも、この浦和学院の輝きは曇ることはないと感じました。いや、むしろもしかしたら試合ごとひっくり返すことも?と思わされました。

バントの恐さ

さて、5回裏です。
仙台育英の攻撃。1アウト1塁の場面で、打者は8番の高橋くん(2番手ピッチャー)セオリー通りの送りバント。2アウト2塁として、続くラストバッター住石くんのタイムリーで1点。
そして6回裏。
仙台育英は送りバント、ツーランスクイズとバントを実に自在に絡めて加点していきました。バントは使うタイミングでこんなに凶暴な攻撃になるのか!と思うシーンでした。
6回終了 浦和学院4-15仙台育英

打つしかない浦和学院

7回表、浦和学院の攻撃。
こちらは大量11点を追う展開です。ランナーが出ても送りバントやスクイズなど、アウトカウントが増える作戦は使えません。ただ打って打って打ちまくるしかありません。

それを…やってしまうんですね、浦和学院。
しかも昨年の優勝投手である、高橋くんから。
先頭打者こそ死球で出塁しましたが、この回なんと6本のヒットを集めて5点を返しました!
7回終了 浦和学院9-15仙台育英

帰れなくなった男

仙台育英のアルプス応援団

時計を見ると、私が帰る新幹線のタイムリミットが近づいています。浦和学院の反撃はすさまじいですが、7回終了で6点差。おそらくこのまま仙台育英が勝利するだろう。と、思うのですが、浦和学院の選手のプレーや応援を観ていると「もしかしたら…」と思ってしまう。いや、逆転劇がどうこうではなく、この試合を最後まで観たい!

甲子園の魔物、こんなところでも現れるんですね。気がつけば新幹線を翌日の始発に変更して、今日の宿泊を確保していました。

点差ではないんですよね。心に響く、その場を動けない。特に劣勢の浦和学院の選手が1ミリも諦めていない様子が遠いライトスタンドで観る私にもわかる気がしました。

もう帰れない。帰りたくない。試合を最後まで観たい。いや、観る!

暖かく鳴り止まない拍手

浦和学院9-19仙台育英

試合終了は21:30を超えていました。
最後まで残っていたお客さんは、皆んな同じ気持ちだったのではないでしょうか。点差ではない。心を鷲掴みにされて動けなくなる試合ってあるんです。

実際、仙台育英の投手陣から18安打9点を奪った浦和学院。今のところ仙台育英がこれほど打ち込まれた試合はこの試合だけです。

1泊すること、翌朝6時の新幹線に乗らなくてはいけないことよりも、この試合を最後まで観れたことの方が絶対に良かった!

浦和学院、仙台育英
両校ありがとうございました!

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