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野球観戦 春のサプライズ!

2023野球初めから予感はあった

2023年、私の開幕戦は等々力球場の社会人野球JABAスポニチ大会でした。SUBARU-東京ガスの一戦。前年の都市対抗野球準優勝の東京ガスに、スタメンのうち4人が新人(新出(函館大有斗-専修大)藤原(秋田南-上武大)海老根(大阪桐蔭)横瀬(横浜隼人-東農大)の各選手)というSUBARUが挑むという図式でした。この試合が面白くて、今年の野球観戦は大当たりの予感がしたものです!

SUBARU 000|002|040  |6
東京ガス  011|001|001  |4

好ゲームだったSUBARU-東京ガス

8回の一挙4点のうち、特に4点目は1アウト2,3塁。東京ガス内野陣は前進守備でした。新人の新出選手が打ったセカンドフライは前進守備のセカンドがなんとか捕球するも体勢が悪く、それを見逃さないタッチアップでもぎ取った玄人好みの渋ーい1点でした。前述のSUBARUの新人4人は新出選手以外もそれぞれ躍動。藤原、海老根両選手は長打を放つなど活躍が目立ちました。劣勢の序盤をなんとか凌いだ先発の八野田投手、リリーフした西澤投手もお見事でした。

等々力球場のうどん

等々力球場は売店のうどんが美味しい!と有名だそうですね。私も肉うどん(正式な名称かどうかうろ覚え)をいただきましたが美味しかったです。寒かったのでとても温まったのを覚えています。

このJABAの後は友人とプロ野球、ヤクルトの神宮開幕戦であるvs広島戦まで野球の予定は無し。のはずでした。

吉報は突然来たー!!!

吉報は突然届きました(笑)

その日の夜、私は仕事の関係で食事会に参加していました。すると携帯に着信。誰かと思えば、10年の付き合いになる取引先の担当者でした。彼とはプライベートでも交流があるぐらい仲が良いのですが、私が東京に転勤してからは仕事以外の話はしていなかったし、仕事に関係のないタイミング、時間帯に電話というのは珍しいことです。私も普段なら食事会とは言え仕事の関係。電話に出ることは無いのですが、その時はなぜかたまたま電話を取りました。その結果がこの後の超ラッキーなサプライズに繋がるのですから…野球の神様っているのでしょうか?(笑)

「おお、◯◯ちゃんどないしたん?」

「いや、明後日そっち(東京)で仕事があるから行くんやけど、なかもとさん夕方は時間ある?」

「そうなんや。うん。まぁ大丈夫やで。会社に来てくれるん?」

「いや、実は取引先から頂いた野球のチケットがあるんやけど。ウチの会社の子が皆んな野球に興味無くてさ。なかもとさんどうかな?って思って」

「そうなんや。何のチケットよ?」

「侍ジャパンの日韓戦」

行きます!行かせてくださいっ!

こうして、私の侍ジャパン日韓戦の参戦と有給休暇の消費が確定しました。

初めての侍ジャパン…お目当ては

当日の待ち合わせは東京ドームシティのラーメン神座の前。自然の流れでそのまま神座で食事を済ませて、配布ユニの受け取りへ。余談ですが、大阪在中の時は食べても特になんとも思わなかった神座。この日はめちゃくちゃ美味しいと思いました。これは場所のせいなのか、侍ジャパンテンションのおかげなのかわかりません(笑)

神座で、今回チケットを融通してくれた私の2歳下の取引先担当者にお礼を言って、侍ジャパンの話へ。大谷翔平やヌートバー、佐々木朗希などひとしきり話した後、お互いに1番観たい選手は?となりましたがこれが同じ選手でした。

ダルビッシュ。

私たちの世代だと同級生がイチローです。そのイチローを擁する侍ジャパンが世界一となった、あの時のクローザー。あの時を知るダルビッシュ。現役の公式戦で日本で彼を観ることができるのは、このWBC予選ラウンドが最後かもしれない。2人ともそんな思いを語り合いました。

そしてこの日の先発は…ダルビッシュです。

テンションがおかしくなり自撮りする49歳

実は侍ジャパントップ代表の試合を観戦するのは初めてでした。U18やU23などは何度かあったのですが。WBCの日韓戦という黄金カードに会場の雰囲気は今まで観戦したどの野球とも違いました。お祭り騒ぎの中で、最後に大仕掛けの花火が見事に打ち上がるのだろうか?という期待と緊張感に似ていました。誰もが勝利という花火を信じて、そして不安に思っていました。

試合は3回表にダルビッシュが捕まり、3点を先制される展開。しかし、その裏、大会を通して大活躍することとなる吉田正尚の逆転タイムリーなどで試合をひっくり返すと球場のボルテージは最高潮に!まるで球場そのものが吉田正尚の侍ジャパンのチャンテ、応援歌を歌っているようでした。その後も近藤のホームラン、大谷のタイムリーなどで加点を続けた試合の結果は周知の通り、侍ジャパンの完勝でした。

私たちのお目当て、ダルビッシュは失点したもののさすがのピッチングと存在感を存分に魅せてくれたと思います。

このフィニッシュがダルビッシュ

高校野球を中心にプロ野球も含めて、年間何十試合と野球を観ています。中継も含めたら軽く100試合は超えるでしょう。その中でも選ばれし代表選手が戦う国際試合。

私はこの日、幼い頃と同じ、憧れのヒーロー達の活躍を観ている気持ちになっていることに気がつきました。その証拠がこれを帰りに買ってしまっていたことです。

憧れのヒーロー達と同じキャップ


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