某月某日。

誰かがコーヒーを淹れているのか、ぽたぽた落ちる音がする。
うーーん、いい音だ。

ぽたぽたぽた・・・。
なんかずっと音がする。

変だなと思って見に行くと湯量が多すぎたのか、カップからお湯があふれてテーブルの上がコーヒーの海になっていた。
ふと視線をわきにやると、そのコーヒーは何かのコードをつたって床へ。
そのコードは何かわからないけれど床に開いた穴に引き込まれていて、その中をのぞくとそこもコーヒーの海になっていた。
「乾いたらべたべたになるな。何かで吸わせなきゃあ」と思った。

・・・ところで目が覚めた。
変な夢・・・と思いつつ起きると、家人がコーヒーを淹れていた。
びちょびちょではなかった。
よかった。

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