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花つくりのコンセプト

僕の苦手な事は沢山有るのですが、その一つに農園の花をお勧めする事があります。
これは商売上、非常にマズイ欠点だと解っているので、普段はその苦手意識を乗り越えて何とか花屋さんやお客様にお伝えはしています。

皆さんもご存知の通り、花は生き物なので、きのうは、とても綺麗だなと思っていても次の日には少し咲き疲れを感じたり、下っ葉が黄色くなったりして最高の「商品コンディション」が続くという植物はまず無いわけです。

そんな事もあって「今回良く出来ました!最高ですよ〜」なんて言ったものの時間が経ってコンディションが悪くなっていくのを感じながら胃が痛くなる事はいつもの事なのであります。

ただ、大切にしている「生産コンセプト」は有るので、出来る限りそこに近づける様にスタッフと一緒に頑張ってます。種まきは、もちろん水やりやのタイミング、肥料の種類、それこそ植物の声に耳を傾けながら、何がして欲しいかを考えながら作業しています。

さて、そうなってくると花の生産コンセプトが気になるところです。作り手のコンセプトって、本当は農園スタッフの気持ちの中に熱くしまっておくものですが、ほんの少しだけお付き合い下さいね。

秋田緑花農園の想いは、「植物に寄り添いできる限り植物のポテンシャル引き出すこと。そしてお客様の心に寄り添える可愛くて丈夫な花を育てること。そしてその植物を出来る限り元気な状態でお届けすること」

相変わらず、言葉で言うことは簡単ですが、これを行動し実現することは難しいです。
でも少しでも理想の近くに居たいと願っています。
次回は、その取り組みについて書きたいと思います。


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