青春は異様だと思う

僕は大学に通う4年生だが、学生である自分の身から考えても小中高の学生時代は特別なものだったように思う。

毎朝8時には学校が始まり、劣悪な環境の中で学習する。エアコンは付いておらず夏は汗だく、冬場は手が悴みながら勉強に励んでいた。
まず早起きしすぎだろと思う。僕は朝6時前に起きて7時には学校に着いていた。小学生の頃は友達や先生と遊ぶため、中学高校は勉強のため早起きをしていた。今となっては8時起きているなんて年に1回あるかないかぐらいだ。
いつのまにか早起きが苦手になってしまった。

恋愛面でも異常だったように思う。好きな人のことを考え、何も手がつけられない。一日中心臓がバクバクしていて、移動教室の時に好きな人とすれ違うと嬉しくなる。なんと単純なやつだったのだろう笑
今となってはあんなに心臓がバクバクなることもないし、ちょっとしたことであそこまではしゃぐこともなくなった。慣れというものもあるだろうが、やはり色んなことが初めてであるというのが原因だったように思う。
僕には経験がないが先生に恋している人もいた。30人とか40人とかを率いているのがかっこよく見えてしまうのだろうか?優しくしてくれるのが嬉しかったのだろうか?今となっては確かめる術はない。しかし先生に恋をするという単語を聞くことは高校までで終わりではないだろうか?

約80年も続く人生において青春と言われるがつでの時間は異様なものに思える。社会に出て行くスキルを身につけるために通う学校であるはずなのに社会から隔離されてる感は否めない。そんな隔離された空間での経験が異様なものになるのは仕方がないのかもしれない。

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